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造り酒屋を訪ね愛知高原・奥三河へ

旨い日本酒を味わう旅

造り酒屋を訪ね愛知高原・奥三河へ

昔から変わらない手作業が魅力の造り酒屋

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(上)谷川が流れる蔵の裏は竹林に覆われ、気温が低く保たれている。酒造りに最適な環境だ (中)100年前に製造された搾り機は、時間をかけてゆっくりと搾ることができるので大吟醸造りに今も活躍している (下)貯蔵タンクには酒造りの歴史が刻まれている

(上)谷川が流れる蔵の裏は竹林に覆われ、気温が低く保たれている。酒造りに最適な環境だ
(中)100年前に製造された搾り機は、時間をかけてゆっくりと搾ることができるので大吟醸造りに今も活躍している
(下)貯蔵タンクには酒造りの歴史が刻まれている

 300年以上の歴史を誇る森山酒造は、昔ながらの技術を駆使しながら、質のよい酒造りを心がける小さな造り酒屋だ。蔵の中には丁寧に使われてきたであろう旧式の器具が並んでおり、酒造りの歴史を今に留めている。
「機械化すれば楽になるんだろうけど、酒造りでやることは結局いっしょだから」と笑ってみせるのは10代目蔵元の湯浅康平氏。製造過程に最新の機械を導入することなく、古い蔵の中で昔となんら変わらない手作業で酒造りに向き合っている。その殆どを湯浅氏が一人で行っているというから驚きだ。
「使い込んだ道具や布に染みついた、その蔵が持つ『蔵ぐせ』が酒の味に表れる」とする湯浅氏が造る「蜂龍盃(はちりゅうはい)」は、力強くコクのある辛口で、地酒ファンにはたまらない逸品だ。
 10月の終わりごろから仕込み作業が始まり、最初に仕込んだ酒は、その年の暮れ近くに搾りの作業が行われる。その搾りたての新酒が持つ荒々しくも力強い風味を森山酒造では大切にしているという。
「搾りたての日本酒は美しい黄金色に輝いているんですよ」と湯浅氏が教えてくれた。機会があればぜひ味わってみたいものだ。

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森山酒造
愛知県北設楽郡東栄町本郷森山1
☎0536-76-0001

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「山里の魅力創造社」は、愛知県三河山間地域誘客促進事業のプロジェクト企画です。
www.mikawayamazato.jp

 

文|江崎充哉(編集部) 写真|宮田政也(STUDIO CAPSULE)

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