広島市副市長 広島市CIO 豊田麻子
「まずは理解してもらうこと」
昨年、広島市初の女性副市長に就任した豊田氏はCIOとしての役職も兼任する。民間企業では徐々に普及しつつある情報責任者CIO。一般的に社内システムの構築・効率化などが業務だが、自治体CIOはICTを利用した市民生活の利便性の向上も役割のひとつとなる。 目に見えない情報システムを理解してもらうのは難しい。ユビキタス、デジタルデバイド、デジタルサイネージ、ユーザインターフェース……初心者は背を向けるだろう。
「広島市は『ICT先端都市』を目指しています。先端的な技術も重要ですが、市民が使いこなして便利な生活ができることがより大切です。市民にわかりやすく説明することもミッションのひとつですね。
ICTを利用する手段はパソコンだけとは限りません。携帯電話、テレビ、街角のタッチパネル、様々な媒体があると思います。市民がパソコンなどで自ら情報を入手するのが難しい場合もあるので、市から情報を配信し、防災、不審者情報、子育て情報などを市民に届けます。ちょっとしたツールで便利になることを徹底して広めたいですね。技術が進歩していますから、使いこなすことで地域活性化にもつながります」。





















