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	<title>BUAISO.net － 都市と都市をつなぐインターシティメディア &#187; 舞台</title>
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	<description>BUAISO 都市と都市をつなぐインターシティメディア[BUAISO:ブアイソー]</description>
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		<title>宮本亜門の伝説的処女作が10年ぶりに復活 ミュージカル『アイ・ガット・マーマン』</title>
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		<pubDate>Wed, 21 Dec 2011 09:55:14 +0000</pubDate>
		<dc:creator>k.ohata</dc:creator>
				<category><![CDATA[舞台]]></category>

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		<description><![CDATA[　宮本亜門作・演出のミュージカル『アイ･ガット･マーマン』の製作発表が19日、東京・ブディストホールで行われた。同作品は1987年に、当時振付家として活躍していた宮本が初めて作・演出を手掛けた処女作。初演から25周年という節目の年に10年ぶりの上演を果たす。 「日本を盛り上げたい」 　ブロードウェイ黄金時代の大スター、エセル・マーマンの人生を彼女のヒット曲に乗せて描く本作。3人の女優が、幼少期から死の直前までのマーマンを、同じ舞台上で代わる代わる、時には同時に演じるという独創的な手法が採られている。今回はオリジナルキャストの諏訪マリー、田中利花、中島啓江、ファビュラスキャストの浦嶋りんこ、シルビア・グラブ、エリアンナ、そしてニューキャストの樹里咲穂、西国原礼子（SDN48）、Mizの3チームがマーマンを演じる。 　この日、会見が行われたブディストホールは、25年前に『マーマン』が初演された会場。舞台に立った宮本は「ぼくの基本はこのステージ。ここからスタートして、今も（この世界に）いる。震災で元気のない中、正月から日本を盛り上げたい」と決意を表明した。 　また、この日は宮本以外に、9名のマーマン全員が集合。初演に出演したオリジナルキャストの3名は「オリジナルキャストとして25周年のステージに立てるのは誇り」（諏訪）「初心に戻って、ここから始めたことを今、思い出したい」（田中）「オファー前に妙な予感があり25キロ落とした。この作品はエネルギーが湧いてくる。声が出る限りはマーマンに寄りそっていきたい」と感慨深げながらも、力強いコメントを残した。 「お客さんは真ん中（のブロック）だけ、後ろ2列は空席で、『え、これだけしかいないの!?』という状況だった」（宮本）という初演から四半世紀。今では再演すれば完売という、超ヒット作品に成長した『アイ・ガット・マーマン』。時を経るごとに熟成を繰り返してきた伝説的ミュージカルが、25周年という節目にまた新たなミュージカルの楽しみ方を教えてくれる。 　なお、同公演に合わせて「ふんばろう東日本支援プロジェクト」の一環としてチャリティーオークションが開催される。詳細は下記から。 ■ふんばろう東日本支援プロジェクト＆アイ・ガット・マーマン　チャリティーオークション http://www.tohostage.com/merman/charity.html]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kiji clearfix">
<p>
　宮本亜門作・演出のミュージカル『アイ･ガット･マーマン』の製作発表が19日、東京・ブディストホールで行われた。同作品は1987年に、当時振付家として活躍していた宮本が初めて作・演出を手掛けた処女作。初演から25周年という節目の年に10年ぶりの上演を果たす。
</p>
</div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>「日本を盛り上げたい」</h4>
<div id="attachment_14191" class="wp-caption alignright" style="width: 165px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/12/amon.jpg" alt="" title="" width="155" height="260" class="size-full wp-image-14191" /><p class="wp-caption-text">初演が行われた舞台に立ち「ぼくの基本はこのステージ」と話す宮本</p></div>
<p>
　ブロードウェイ黄金時代の大スター、エセル・マーマンの人生を彼女のヒット曲に乗せて描く本作。3人の女優が、幼少期から死の直前までのマーマンを、同じ舞台上で代わる代わる、時には同時に演じるという独創的な手法が採られている。今回はオリジナルキャストの諏訪マリー、田中利花、中島啓江、ファビュラスキャストの浦嶋りんこ、シルビア・グラブ、エリアンナ、そしてニューキャストの樹里咲穂、西国原礼子（SDN48）、Mizの3チームがマーマンを演じる。<br />
　この日、会見が行われたブディストホールは、25年前に『マーマン』が初演された会場。舞台に立った宮本は「ぼくの基本はこのステージ。ここからスタートして、今も（この世界に）いる。震災で元気のない中、正月から日本を盛り上げたい」と決意を表明した。<br />
　また、この日は宮本以外に、9名のマーマン全員が集合。初演に出演したオリジナルキャストの3名は「オリジナルキャストとして25周年のステージに立てるのは誇り」（諏訪）「初心に戻って、ここから始めたことを今、思い出したい」（田中）「オファー前に妙な予感があり25キロ落とした。この作品はエネルギーが湧いてくる。声が出る限りはマーマンに寄りそっていきたい」と感慨深げながらも、力強いコメントを残した。
</p>
</div>
<div class="kiji clearfix">
<p>
「お客さんは真ん中（のブロック）だけ、後ろ2列は空席で、『え、これだけしかいないの!?』という状況だった」（宮本）という初演から四半世紀。今では再演すれば完売という、超ヒット作品に成長した『アイ・ガット・マーマン』。時を経るごとに熟成を繰り返してきた伝説的ミュージカルが、25周年という節目にまた新たなミュージカルの楽しみ方を教えてくれる。<br />
<br />
　なお、同公演に合わせて「ふんばろう東日本支援プロジェクト」の一環としてチャリティーオークションが開催される。詳細は下記から。<br />
■<strong>ふんばろう東日本支援プロジェクト＆アイ・ガット・マーマン　チャリティーオークション</strong><br />
<a href="http://www.tohostage.com/merman/charity.html" Target="_blank">http://www.tohostage.com/merman/charity.html</a>
</p>
</div>
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		<item>
		<title>『嵐が丘』こんなにも激しく誰かを愛したことがありますか</title>
		<link>http://www.buaiso.net/lifestyle/stage/10029/</link>
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		<pubDate>Wed, 13 Jul 2011 05:23:26 +0000</pubDate>
		<dc:creator>k.ohata</dc:creator>
				<category><![CDATA[舞台]]></category>

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		<description><![CDATA[古典の名作をミュージカル化 『嵐が丘』は世界中で映画や舞台などで上演されてきた古典の名作だ。今回、多彩なスタッフによりミュージカル化され、7月11日より東京公演が始まった。日本を代表する劇団である文学座のヒットメーカー、西川信廣が演出を手掛け、大劇場やミュージカルで広く活躍する飯島早苗が脚本を担当し、韓国でその名を知らない人はいない倉本裕基が音楽を担当する。7月27日からは大阪でも上演される。 　特殊な風土、封建的な体制が根付く『嵐が丘』に生きた純粋すぎる二人の男女の物語。理性など全く操れない二人が、むき出しの感情をぶつけ合い、傷つけ合い、求め合い、破滅への一途をたどる。しかし二人は気付かない。なんと愚かなと周囲は思うが、それが二人の愛し方である。不器用な二人に与えられた過酷な運命さえも、二人を引き離すことはできなかった。 　人は老若男女を問わず、心の中で運命の人を捜し求めている。普遍的なテーマを過激なまでに表現し尽くしているところがこの物語の最大の魅力だ。様式美あふれたセットや衣装、様式など全く意図しない俳優のリアルな演技、そして繰り返し聴きたくなる美しい旋律、これらによって究極の感情を表現しようとしているのが今回のミュージカルである。 平野綾と安倍なつみの二つの「キャサリン」 　主役ヒースクリフには『ミュージカル CHICAGO』でその歌唱力と演技力を絶賛された河村隆一。キャサリン役には、近年活躍の場を広げる人気声優、平野綾。ダブルキャストに『三文オペラ』『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』などに出演し、実力を増した安倍なつみ。エドガー役には、2010年度版ミュージカル『モーツァルト！』の主役に抜擢された大型新人、山崎育三郎。奔放で魅力的なキャサリンを巡るそれぞれの激しい感情のぶつかり合いが舞台の上で繰り広げられる。 　ミュージカル俳優として高い評価を得た河村は「台本を頂いて演出家の指導を受けて演技をするのですが、俳優自身が台本の向こう側にあるいろんなエピソードを考え、感じて、演じなければいけない。その感じ方で芝居への距離が変わってきます」と語る。 　安倍なつみと平野綾によるダブルキャストで、物語に広がりが出ているという。「お二人の演じるキャサリンが全く違うのが面白い。安倍さんのキャサリンには大人の女性の強さを感じるし、平野さんは若さいっぱいのフレッシュなキャサリンですね。キャサリンの違いでここまでお話が変わるという点も見どころです。ぜひ二通りの『嵐が丘』を観てほしいですね」（山崎）。安倍は「今まで生きてきてこれほど豪華な衣装を着たことがない」と語り、舞台初挑戦となる平野は「初めての舞台でここまで入り込める役に出合えたことがとても幸せです。ゲネプロで思い切り転んだりとか、ちょこちょこ失敗はしているんですが（笑）」と笑う。 　ストーリーは互いの思いが絡み合う「ずしりと重い」恋愛劇だが、稽古の現場は非常に明るい。「河村さんは本当に気さくな方で、現場のムードメーカーなんです。私は中学生の時からずっとLUNA SEAの音楽を聴いてきたので、もっとビジュアル系でかっこつけた方かと想像していたんですが（笑）。ただ、稽古場では絶対ジャージを着ず、シャツをきちんとインで着ていらっしゃって、スニーカーではなく革靴を履いている。その辺りはイメージ通りですね」（安倍）。 　普遍の名作を美しいメロディーで、観て、聴く。原作を何度も読んだ人も、実はまだ読んだことがないという人も、一見の価値がありそうだ。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kiji clearfix">
<h4>古典の名作をミュージカル化</h4>
<div id="attachment_10036" class="wp-caption alignleft" style="width: 204px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/07/河村隆一.jpg" alt="" title="" width="194" height="260" class="size-full wp-image-10036" /><p class="wp-caption-text">主役ヒースクリフを演じる河村</p></div>
<p>『嵐が丘』は世界中で映画や舞台などで上演されてきた古典の名作だ。今回、多彩なスタッフによりミュージカル化され、7月11日より東京公演が始まった。日本を代表する劇団である文学座のヒットメーカー、西川信廣が演出を手掛け、大劇場やミュージカルで広く活躍する飯島早苗が脚本を担当し、韓国でその名を知らない人はいない倉本裕基が音楽を担当する。7月27日からは大阪でも上演される。<br />
　特殊な風土、封建的な体制が根付く『嵐が丘』に生きた純粋すぎる二人の男女の物語。理性など全く操れない二人が、むき出しの感情をぶつけ合い、傷つけ合い、求め合い、破滅への一途をたどる。しかし二人は気付かない。なんと愚かなと周囲は思うが、それが二人の愛し方である。不器用な二人に与えられた過酷な運命さえも、二人を引き離すことはできなかった。<br />
　人は老若男女を問わず、心の中で運命の人を捜し求めている。普遍的なテーマを過激なまでに表現し尽くしているところがこの物語の最大の魅力だ。様式美あふれたセットや衣装、様式など全く意図しない俳優のリアルな演技、そして繰り返し聴きたくなる美しい旋律、これらによって究極の感情を表現しようとしているのが今回のミュージカルである。</p></div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>平野綾と安倍なつみの二つの「キャサリン」</h4>
<div id="attachment_10048" class="wp-caption alignright" style="width: 359px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/07/abe.jpg" alt="" title="" width="349" height="260" class="size-full wp-image-10048" /><p class="wp-caption-text">キャサリンを演じた平野（左）と安倍</p></div>
<p>　主役ヒースクリフには『ミュージカル CHICAGO』でその歌唱力と演技力を絶賛された河村隆一。キャサリン役には、近年活躍の場を広げる人気声優、平野綾。ダブルキャストに『三文オペラ』『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』などに出演し、実力を増した安倍なつみ。エドガー役には、2010年度版ミュージカル『モーツァルト！』の主役に抜擢された大型新人、山崎育三郎。奔放で魅力的なキャサリンを巡るそれぞれの激しい感情のぶつかり合いが舞台の上で繰り広げられる。<br />
　ミュージカル俳優として高い評価を得た河村は「台本を頂いて演出家の指導を受けて演技をするのですが、俳優自身が台本の向こう側にあるいろんなエピソードを考え、感じて、演じなければいけない。その感じ方で芝居への距離が変わってきます」と語る。<br />
　安倍なつみと平野綾によるダブルキャストで、物語に広がりが出ているという。「お二人の演じるキャサリンが全く違うのが面白い。安倍さんのキャサリンには大人の女性の強さを感じるし、平野さんは若さいっぱいのフレッシュなキャサリンですね。キャサリンの違いでここまでお話が変わるという点も見どころです。ぜひ二通りの『嵐が丘』を観てほしいですね」（山崎）。安倍は「今まで生きてきてこれほど豪華な衣装を着たことがない」と語り、舞台初挑戦となる平野は「初めての舞台でここまで入り込める役に出合えたことがとても幸せです。ゲネプロで思い切り転んだりとか、ちょこちょこ失敗はしているんですが（笑）」と笑う。
</p></div>
<div class="kiji clearfix">
<h4></h4>
<div id="attachment_10039" class="wp-caption alignright" style="width: 191px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/07/山崎育三郎.jpg" alt="" title="" width="181" height="260" class="size-full wp-image-10039" /><p class="wp-caption-text">「ぜひ二通りの『嵐が丘』を観てほしいですね」と見どころを話す山崎</p></div>
<p>　ストーリーは互いの思いが絡み合う「ずしりと重い」恋愛劇だが、稽古の現場は非常に明るい。「河村さんは本当に気さくな方で、現場のムードメーカーなんです。私は中学生の時からずっとLUNA SEAの音楽を聴いてきたので、もっとビジュアル系でかっこつけた方かと想像していたんですが（笑）。ただ、稽古場では絶対ジャージを着ず、シャツをきちんとインで着ていらっしゃって、スニーカーではなく革靴を履いている。その辺りはイメージ通りですね」（安倍）。<br />
　普遍の名作を美しいメロディーで、観て、聴く。原作を何度も読んだ人も、実はまだ読んだことがないという人も、一見の価値がありそうだ。
</p></div>
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		<item>
		<title>志村けん一座『志村魂』の季節がやってきた</title>
		<link>http://www.buaiso.net/lifestyle/stage/11796/</link>
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		<pubDate>Tue, 05 Jul 2011 12:21:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator>k.ohata</dc:creator>
				<category><![CDATA[舞台]]></category>

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		<description><![CDATA[喜劇人に教わる「元気のコツ」 　志村けん一座『志村魂』の季節が今年もやってきた。東京、名古屋公演を合わせてたった1カ月間の夏のイベントだ。 　志村は1974年、ドリフターズの正式メンバーとしてデビューした。BUAISO世代が生まれた時代と重なる。土曜の8時には必ずテレビの前にいたという人も多いだろう。あまりの影響力の大きさと笑いの斬新さに、当時の小学校PTAなどがさまざまなコメントを出した。親に見ることを禁じられた人も含めて、みんなが志村のコントをまねして、歌って、笑った。BUAISO世代に少なからず影響を与えた人なのだ。 　あれから37年。志村は、うれしいくらいに当時と変わらぬ喜劇人である。『志村魂』の「バカ殿様」や「コントライブ」では「テレビで見たあのコント」もたくさん登場し、劇場空間だからこそのライブ感が、より一層笑いの気分を盛り上げる。思い切り笑う腹の痛さが心地いい。 　公演後半で、始めて6年目になるという三味線が披露される。「なかなか難しいものですね、三味線は」と語る志村だが、腕前は相当なものだ。じっくり聴かせて、しっかり魅せる。しかし、いや、そして、決して笑いを忘れない。 　松竹新喜劇協力の芝居『初午の日に』には、感動と笑いがこれでもかと盛り込まれ、ぐいぐいと心をつかまれ、芝居の世界に引き込まれる。全幕にわたって「喜劇人 志村けん」の魂が舞台の上に繰り広げられ、観客の心が揺さぶられるのを感じる。 　何かを極めた人には凄味がある。志村が放つ風格とオーラも、喜劇の道を極めたことによるものだろう。「たくさん笑うと元気になれる」という、とてもシンプルなことを大喜劇人に教えてもらった。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kiji clearfix">
<div id="attachment_11786" class="wp-caption alignright" style="width: 270px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/09/shimura_1.jpg" alt="" title="" width="260" height="172" class="size-full wp-image-11786" /><p class="wp-caption-text">撮影：宮川舞子</p></div></p>
<h4>喜劇人に教わる「元気のコツ」</h4>
<p>　志村けん一座『志村魂』の季節が今年もやってきた。東京、名古屋公演を合わせてたった1カ月間の夏のイベントだ。<br />
　志村は1974年、ドリフターズの正式メンバーとしてデビューした。BUAISO世代が生まれた時代と重なる。土曜の8時には必ずテレビの前にいたという人も多いだろう。あまりの影響力の大きさと笑いの斬新さに、当時の小学校PTAなどがさまざまなコメントを出した。親に見ることを禁じられた人も含めて、みんなが志村のコントをまねして、歌って、笑った。BUAISO世代に少なからず影響を与えた人なのだ。
</p></div>
<div class="kiji clearfix">
<div id="attachment_11787" class="wp-caption alignleft" style="width: 198px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/09/shimura_2.jpg" alt="" title="" width="188" height="260" class="size-full wp-image-11787" /><p class="wp-caption-text">撮影：宮川舞子</p></div></p>
<p>　あれから37年。志村は、うれしいくらいに当時と変わらぬ喜劇人である。『志村魂』の「バカ殿様」や「コントライブ」では「テレビで見たあのコント」もたくさん登場し、劇場空間だからこそのライブ感が、より一層笑いの気分を盛り上げる。思い切り笑う腹の痛さが心地いい。<br />
　公演後半で、始めて6年目になるという三味線が披露される。「なかなか難しいものですね、三味線は」と語る志村だが、腕前は相当なものだ。じっくり聴かせて、しっかり魅せる。しかし、いや、そして、決して笑いを忘れない。<br />
　松竹新喜劇協力の芝居『初午の日に』には、感動と笑いがこれでもかと盛り込まれ、ぐいぐいと心をつかまれ、芝居の世界に引き込まれる。全幕にわたって「喜劇人 志村けん」の魂が舞台の上に繰り広げられ、観客の心が揺さぶられるのを感じる。<br />
　何かを極めた人には凄味がある。志村が放つ風格とオーラも、喜劇の道を極めたことによるものだろう。「たくさん笑うと元気になれる」という、とてもシンプルなことを大喜劇人に教えてもらった。
</p>
</div>
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	</item>
		<item>
		<title>「劇場空間には『シンデレラ』より大きな魔法がある」 熊川哲也 Bunkamuraオーチャードホール芸術監督就任</title>
		<link>http://www.buaiso.net/lifestyle/stage/9444/</link>
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		<pubDate>Fri, 01 Jul 2011 11:45:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>k.ohata</dc:creator>
				<category><![CDATA[舞台]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.buaiso.net/?p=9444</guid>
		<description><![CDATA[世界を極めた人の情熱と志 　東急文化村は2012年から5年間、Bunkamuraオーチャードホールの芸術監督に熊川哲也氏が就任すると発表した。「熊川哲也というブランドの『すごさ』についてはよく承知しているつもりですので、ブランドをお預かりする責任の大きさを感じています。世界を極めた方の情熱と志を、文化村として今後少しでもくみ取っていきたいと考えています」（東急文化村代表取締役社長 渡辺惇氏）。 「劇場芸術を追求する我々にとって、劇場とは『常に新しい歴史と出合う場所』であり、偉大な先人が遺してくれた素晴らしい作品に出合える場所です。そして現在を生きるわれわれの責任とは、その素晴らしい作品を継承し、浸透させ、未来に向けて進化させていくことだと考えています。オーチャードホールが位置する渋谷は、ハイカルチャーとポップカルチャーが共存し、刺激し合っている魅力的な街です。この渋谷の地から良質な古典芸術を発信していくことが、今後の日本の文化を根付かせることにつながるでしょう」（熊川哲也氏）。 　熊川氏は16歳からプロのダンサーとして世界で活躍している。東洋人として初めて英国バレエ団に入団し、その後プリンシパルに昇格した。1999年に帰国した後、Kバレエ カンパニーを立ち上げ、国内外で公演活動を行っている。オーチャードホールでも毎年公演を行い、同劇場で累計120万人を動員した。 この舞台に立つことを誇りに思ってもらえる劇場に 　オーチャードホールの芸術監督就任を引き受けた理由について、熊川氏は「世界各国の劇場で踊ってきましたが、ダンサーが常にホームだと思える劇場はほんのひと握りです。活動拠点を日本に移して以降、オーチャードホールでたびたび公演を行ってきましたが、いつも非常に居心地がよく、創造の源となる場所だと感じていました」と語る。 　芸術監督への就任により、熊川氏の活動の方向性も変わる。「今後は演出家としてのウエートが大きくなっていくでしょう。オーチャードホールでの演目としては、古典と呼ばれる総合オペラハウスの上演演目を念頭に置き、バレエ、オペラ、オーケストラのバランスを考えていきます。この舞台に立つことに誇りを感じていただけるような劇場にしていきたいですね」（熊川氏）。 キラキラとした華やかな作品『シンデレラ』 　Bunkamuraは設備改修工事のため、2011年7月4日から12月22日（予定）まで休館する。リニューアルオープン後は、ニュー・イヤー・コンサートなどの演目が予定されている。2月上旬には、熊川氏が演出と振り付けを手掛ける新作バレエ『シンデレラ』が上演される予定だ。 「『シンデレラ』は女性なら誰でも憧れる作品です。そして偉大な作曲家セルゲイ・プロコフィエフが遺してくれた素晴らしい音楽が大変魅力的でもあります。2年前に発表した『ロミオとジュリエット』でもプロコフィエフの魅力を深く感じ取ることができました。『シンデレラ』は、新しいオーチャードホールの1作品目としてふさわしい、キラキラとした華やかな作品になると思います」（熊川氏）。 　最後に熊川氏は、目を輝かせて劇場芸術の魅力を語った。「劇場芸術は、ダンサー、偉大な音楽、観客を含めたトータルな総合芸術だと思います。『シンデレラ』には魔法がありますが、劇場にはもっと大きな魔法があると思いますね」。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kiji clearfix">
<strong><br />
<h4>世界を極めた人の情熱と志</h4>
<p></strong><br />
<div id="attachment_9496" class="wp-caption alignright" style="width: 205px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/07/渡辺惇東急文化村代表取締役社長と熊川哲也氏2.jpg" alt="" title="" width="195" height="260" class="size-full wp-image-9496" /><p class="wp-caption-text">会見で固く握手する東急文化村代表取締役社長・渡辺惇氏（左）と熊川氏</p></div></p>
<p>　東急文化村は2012年から5年間、Bunkamuraオーチャードホールの芸術監督に熊川哲也氏が就任すると発表した。「熊川哲也というブランドの『すごさ』についてはよく承知しているつもりですので、ブランドをお預かりする責任の大きさを感じています。世界を極めた方の情熱と志を、文化村として今後少しでもくみ取っていきたいと考えています」（東急文化村代表取締役社長 渡辺惇氏）。<br />
「劇場芸術を追求する我々にとって、劇場とは『常に新しい歴史と出合う場所』であり、偉大な先人が遺してくれた素晴らしい作品に出合える場所です。そして現在を生きるわれわれの責任とは、その素晴らしい作品を継承し、浸透させ、未来に向けて進化させていくことだと考えています。オーチャードホールが位置する渋谷は、ハイカルチャーとポップカルチャーが共存し、刺激し合っている魅力的な街です。この渋谷の地から良質な古典芸術を発信していくことが、今後の日本の文化を根付かせることにつながるでしょう」（熊川哲也氏）。<br />
　熊川氏は16歳からプロのダンサーとして世界で活躍している。東洋人として初めて英国バレエ団に入団し、その後プリンシパルに昇格した。1999年に帰国した後、Kバレエ カンパニーを立ち上げ、国内外で公演活動を行っている。オーチャードホールでも毎年公演を行い、同劇場で累計120万人を動員した。</p>
</div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>この舞台に立つことを誇りに思ってもらえる劇場に</h4>
<div id="attachment_9497" class="wp-caption alignleft" style="width: 270px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/07/熊川哲也氏とKバレエカンパニーのダンサー.jpg" alt="" title="" width="260" height="197" class="size-full wp-image-9497" /><p class="wp-caption-text">熊川氏（中央）とKバレエカンパニーのダンサーたち</p></div>
<p>　オーチャードホールの芸術監督就任を引き受けた理由について、熊川氏は「世界各国の劇場で踊ってきましたが、ダンサーが常にホームだと思える劇場はほんのひと握りです。活動拠点を日本に移して以降、オーチャードホールでたびたび公演を行ってきましたが、いつも非常に居心地がよく、創造の源となる場所だと感じていました」と語る。<br />
　芸術監督への就任により、熊川氏の活動の方向性も変わる。「今後は演出家としてのウエートが大きくなっていくでしょう。オーチャードホールでの演目としては、古典と呼ばれる総合オペラハウスの上演演目を念頭に置き、バレエ、オペラ、オーケストラのバランスを考えていきます。この舞台に立つことに誇りを感じていただけるような劇場にしていきたいですね」（熊川氏）。
</p></div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>キラキラとした華やかな作品『シンデレラ』</h4>
<div id="attachment_9498" class="wp-caption alignleft" style="width: 199px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/07/ファーストプリンシパル荒井祐子氏.jpg" alt="" title="" width="189" height="260" class="size-full wp-image-9498" /><p class="wp-caption-text">ファーストプリンシパルの荒井祐子氏</p></div>
<p>　Bunkamuraは設備改修工事のため、2011年7月4日から12月22日（予定）まで休館する。リニューアルオープン後は、ニュー・イヤー・コンサートなどの演目が予定されている。2月上旬には、熊川氏が演出と振り付けを手掛ける新作バレエ『シンデレラ』が上演される予定だ。<br />
「『シンデレラ』は女性なら誰でも憧れる作品です。そして偉大な作曲家セルゲイ・プロコフィエフが遺してくれた素晴らしい音楽が大変魅力的でもあります。2年前に発表した『ロミオとジュリエット』でもプロコフィエフの魅力を深く感じ取ることができました。『シンデレラ』は、新しいオーチャードホールの1作品目としてふさわしい、キラキラとした華やかな作品になると思います」（熊川氏）。</p>
<p>　最後に熊川氏は、目を輝かせて劇場芸術の魅力を語った。「劇場芸術は、ダンサー、偉大な音楽、観客を含めたトータルな総合芸術だと思います。『シンデレラ』には魔法がありますが、劇場にはもっと大きな魔法があると思いますね」。</p>
</div>
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		<title>伊東四朗一座×熱海五郎一座 公演「こんにちは 赤ちゃん」</title>
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		<pubDate>Wed, 25 May 2011 03:00:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator>k.horio</dc:creator>
				<category><![CDATA[舞台]]></category>

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		<description><![CDATA[それは一度限りのはずだった…。 　リアクションでもなく、体をはっただけでもなく、作り込んだ“笑い”。技と入念な稽古に裏打ちされる“軽演劇”を04年、伊東四朗が東京に復活させた。スーパー・エキセントリック・シアター（SET）の三宅裕司・小倉久寛、コント赤信号のラサール石井・小宮孝泰が伊東のもとに集結、一度限りの旗揚げ・解散公演として連日観客を爆笑の渦に誘った。しかし、そんな笑いに飢えていた観客が一度きりなんて許すはずはない。 　結局、翌年もコント赤信号のリーダー・渡辺正行と春風亭昇太を加え、むしろ大きくなって再結成（というか、継続）。 　その後、多忙な伊東が参加できないながら、「笑い」を求める声に応えずにはいられない三宅が06年「伊東」ならぬ「熱海」、「四朗」ならぬ「五郎」の「熱海五郎一座」を結成。毎回お笑い芸人のみならず、女優・歌手など豪華ゲストを迎え、2座合同だったり、熱海一座だけだったりで、着々と公演年数を重ねてきた。 　今年で8年目。今回は「熱海五郎」一座座長、三宅の還暦公演でもある。そして、ゲストは真矢みき。元タカラジェンヌながらコメディエンヌとも言える才能をテレビの端々で発揮している彼女、三宅も「なんかとてつもない大傑作が生まれる気がする。俺の女房と同じニオイがする」と言っているほど。期待大だ。 　ストーリーは、20年前に巨額を投じ建設されたが、今はすっかり寂れてしまった遊園地が舞台。起死回生を願う町役場や遊園地職員の面々。その企画会議の席で役場観光課課長（伊東）が出した案は、「売れないアイドルが遊園地で宇宙人に誘拐され、再び遊園地で発見される」というもの。こんな突拍子もないアイデアにアイドル芸能事務所と上場企業が名乗りを上げ、マスコミ各社もどっと詰めかけ、園は活況を取り戻したかに見えた。しかし、仕込みで誘拐されたはずのアイドルが帰ってこない！　謎が謎を呼び、驚愕の結末が観客を笑いに引き込む。 「最近笑ってないな」と思ったら、劇場に足を運んでもらいたい。腹をよじらせて笑えば、全身にエネルギーが漲（みなぎ）るに違いない。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kiji clearfix"><div id="attachment_8782" class="wp-caption alignright" style="width: 334px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/05/no44_culture_ph01.jpg" alt="観光課課長・天野国男に伊東四朗、ユートピアランド園長・園田長太郎に三宅裕司、課長夫人ながら観覧車の操作係で「なぜあんなショボクレた課長と結婚したんだろう」と思うくらい、若くてスタイル抜群の超美人・天野君代を真矢みきが演じる" title="「こんにちは 赤ちゃん」" width="324" height="136" class="size-full wp-image-8782" /><p class="wp-caption-text">観光課課長・天野国男に伊東四朗、ユートピアランド園長・園田長太郎に三宅裕司、課長夫人ながら観覧車の操作係で「なぜあんなショボクレた課長と結婚したんだろう」と思うくらい、若くてスタイル抜群の超美人・天野君代を真矢みきが演じる</p></div></p>
<h4>それは一度限りのはずだった…。</h4>
<p>　リアクションでもなく、体をはっただけでもなく、作り込んだ“笑い”。技と入念な稽古に裏打ちされる“軽演劇”を04年、伊東四朗が東京に復活させた。スーパー・エキセントリック・シアター（SET）の三宅裕司・小倉久寛、コント赤信号のラサール石井・小宮孝泰が伊東のもとに集結、一度限りの旗揚げ・解散公演として連日観客を爆笑の渦に誘った。しかし、そんな笑いに飢えていた観客が一度きりなんて許すはずはない。<br />
　結局、翌年もコント赤信号のリーダー・渡辺正行と春風亭昇太を加え、むしろ大きくなって再結成（というか、継続）。<br />
　その後、多忙な伊東が参加できないながら、「笑い」を求める声に応えずにはいられない三宅が06年「伊東」ならぬ「熱海」、「四朗」ならぬ「五郎」の「熱海五郎一座」を結成。毎回お笑い芸人のみならず、女優・歌手など豪華ゲストを迎え、2座合同だったり、熱海一座だけだったりで、着々と公演年数を重ねてきた。<br />
　今年で8年目。今回は「熱海五郎」一座座長、三宅の還暦公演でもある。そして、ゲストは真矢みき。元タカラジェンヌながらコメディエンヌとも言える才能をテレビの端々で発揮している彼女、三宅も「なんかとてつもない大傑作が生まれる気がする。俺の女房と同じニオイがする」と言っているほど。期待大だ。<br />
　ストーリーは、20年前に巨額を投じ建設されたが、今はすっかり寂れてしまった遊園地が舞台。起死回生を願う町役場や遊園地職員の面々。その企画会議の席で役場観光課課長（伊東）が出した案は、「売れないアイドルが遊園地で宇宙人に誘拐され、再び遊園地で発見される」というもの。こんな突拍子もないアイデアにアイドル芸能事務所と上場企業が名乗りを上げ、マスコミ各社もどっと詰めかけ、園は活況を取り戻したかに見えた。しかし、仕込みで誘拐されたはずのアイドルが帰ってこない！　謎が謎を呼び、驚愕の結末が観客を笑いに引き込む。<br />
「最近笑ってないな」と思ったら、劇場に足を運んでもらいたい。腹をよじらせて笑えば、全身にエネルギーが漲（みなぎ）るに違いない。</p>
</div>
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		<title>サーカスの神髄を極めた『クーザ』 日本公演の舞台裏</title>
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		<pubDate>Wed, 25 May 2011 03:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>k.ohata</dc:creator>
				<category><![CDATA[舞台]]></category>

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		<description><![CDATA[世界で受け入れられるシルク・ドゥ・ソレイユ BUAISO（以下、B）：世界中から集まったアーティストによって独特の世界観を創り出すシルクの公演はずっと世界中で支持されていますね。 シルク・ドゥ・ソレイユアダム・ミラー氏（以下、アダム）：まずサーカスというものは1000年以上行われている伝統あるエンターテインメントなのです。そしてシルクは、能、歌舞伎、サーカス、オペラなど、すべての芸術に対して尊敬の念を持ち、サーカス、振り付け、音楽、喜劇など多くの要素を取り込んでショーを創り上げているのです。そうした要素が多くの人に受け入れられるのでしょう。 フジテレビ中村局長（以下、中村）：シルクはブルー・オーシャン戦略（※）で最初に例に挙げられたパフォーマンス集団です。シルクは、サーカスアクト、ダンス、音楽などエンターテインメントの世界にあったすべての要素を組み合わせて、新しい芸術を創り上げました。古くからあり親しまれている要素を総合的に加味したため、分かりやすく親しみやすい。そして新しいから新鮮味がある。これが成功の最大のポイントだったと思います。 　日本での成功理由として、セリフが主たる要素ではないという点は大きいと思います。フジテレビがシルクの公演を手掛けた19年間を見ると、ロンドンやブロードウェーから招聘したミュージカルの売上は下降傾向にあります。それと反比例するようにシルクのマーケティングは伸びている。言葉が分からなくても楽しめるということは大きな要素でしょうね。 アダム：日本は洗練されている国であり、西洋の文化を非常に深いところで理解している国だと思います。『クーザ』はサーカスとしては英語のセリフが多く、アメリカンジョークが多いのですが、それらを削ることなく、フレーバーをなるべく生かして上演しています。最初に決めたことを石のように頑なに固持することなく、お客様の反応を見ながら常に進化させています。とても有機的なものであり、庭のように育てていくショーですね。 ※ブルー・オーシャン戦略：『ブルー・オーシャン戦略 ――競争のない世界を創造する』（W・チャン・キム、レネ・モボルニュ共著 05年2月）に書かれたビジネス戦略。既存の市場構造の枠内で製品やサービスを考えるのではなく、これまでになかった製品やサービスを提供し新たな市場を開拓しようとする戦略のこと。その典型例としてシルク・ドゥ・ソレイユが挙げられている。血みどろの競争が強いられる既存の市場環境をレッド・オーシャン、新しく築く未開拓の市場をブルー・オーシャンとして対比させた 「サーカスの原点に帰る」 中村：シルクの過去の作品に関しては意見を出したこともありますが、『クーザ』に関してはほぼ完璧でしたね。アクロバットのインパクト、音楽性、ダンスとのバランス。見た瞬間「これだ！」と。だから北米ツアー後すぐ来てもらいました。 アダム：『クーザ』はとてもシンプルなショーです。真っすぐでフレンドリーなショーだと思います。 B：「サーカスの原点に帰る」ことがテーマの一つだそうですね。 アダム：普遍的であり世界中に理解されるショーを創ろうと思いました。普遍的であろうとした結果、原点回帰したのです。『クーザ』はどこへ行っても愛されるショーだと思います。 勝ち癖がついたプロジェクト B：多国籍、他分野の人間をとても上手にまとめ上げていますよね。 アダム：ディレクターが他のメンバーより優れているのではなく、同等なのだと思います。メンバー1人1人が非常に優秀なので、いいチームになっているのです。それとディレクターとして大切なのは、冷静でいることです。 中村：フジテレビ側のスタッフに勝ち癖がついているので今は苦労がないですね。初めての時は大変でしたよ。毎日ずっと現場にいました。チケットを1枚でも多く売る、細かいトラブルを解決する、などの積み重ねです。ただ基本的にフジテレビには物事を前向きに楽しむ社風があるので、スタッフをまとめるという点で困る部分はないですね。 B：「楽しんでもらうために楽しんで仕事をする」とフジテレビの方は皆おっしゃいますね。シルクとフジテレビのチームワークはいかがですか。 アダム：コミュニケーションがとても良いですね。問題があれば隠さずに話すこと、相手を信頼することが重要です。 中村：問題があるときでも率直に話し合う土壌ができていますね。最大の特効薬はお客様が来てくださることです。空席が目立つと気持ちがふさいできますし、何か手を打たないと現場の空気が荒れてきますね。 サーカスの神髄は、恐怖心を隠し、笑って技を見せること 中村：震災で39公演が中止となり、再開の告知をするにも難しい局面は多かったです。こうして日々お客様が戻ってきてくださっていることを、現実として感じられるのはとてもいいことだと思いますよね。 アダム：震災後、アーティストの中には精神的に不安定な人もいました。公演休止中、再開するときにはアーティストに何を伝えようかとずっと考えていました。それが「再び伝統的サーカスの原点に戻ろう」ということでした。私が考えるサーカスの神髄とは、人間がなし得る最大限かつ極限のパフォーマンスを行い、それを祝福することなのです。そして絶対的なサーカスの本質とは、アーティストが恐れを感じながら、しかし笑いながらパフォーマンスをすることだと思います。落ちる、飛ぶ、逆さまになる、バランスを崩す、すべてがアーティストにとって恐怖ですが、笑いながら演技をする。それがサーカスの神髄であり、特に『クーザ』においてはそれが強いと思います。人間が突き当たるすべてのことを乗り越えていく、それを見せるのがサーカスの神髄なのです。それが日本に戻ってきた理由の大きな一つであり、日本公演再開にあたってアーティストに伝えたことです。 中村：シルクの作品の根底には「すべては子供たちの明るい未来のために」というコンセプトがあるんです。震災や原発の問題からくる人々の落ち込んだ気持ちやストレスを乗り越えていくためには、「子供たちの将来を考える」ということを自然に思う必要があると思います。そしてシルクの作品を続けていくことの価値はそこにある。そのコンセプトはジェラシーを感じるくらいすごいですよ。我々としては、1年という長期間にわたりメディアがプロデュースするという責任感があるので、作品の根底にあるコンセプトを、きちんとエンターテインメントとして届けていかなければならないと思っています。 アダム：シルクに限らずすべてのパフォーミングアーツは人間の極限を見せる芸術だと思います。ぜひ見ていただきたいです。 中村：シルクのショーを日本でスタートした19年前にメインターゲットとしたのはBUAISO世代である30～40代でした。今も中心となる年齢層です。なぜBUAISO世代に受け入れられているのかを自らの目で見に来てほしいですね。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kiji clearfix">
<div id="attachment_8977" class="wp-caption alignleft" style="width: 229px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/05/IMG_0144.jpg" alt="" title="" width="219" height="260" class="size-full wp-image-8977" /><p class="wp-caption-text">シルク・ドゥ・ソレイユのアダム・ミラー氏（左）とフジテレビの中村芳章氏</p></div></p>
<h4>世界で受け入れられるシルク・ドゥ・ソレイユ</h4>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">BUAISO（以下、B）</span>：世界中から集まったアーティストによって独特の世界観を創り出すシルクの公演はずっと世界中で支持されていますね。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">シルク・ドゥ・ソレイユアダム・ミラー氏（以下、アダム）</span>：まずサーカスというものは1000年以上行われている伝統あるエンターテインメントなのです。そしてシルクは、能、歌舞伎、サーカス、オペラなど、すべての芸術に対して尊敬の念を持ち、サーカス、振り付け、音楽、喜劇など多くの要素を取り込んでショーを創り上げているのです。そうした要素が多くの人に受け入れられるのでしょう。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">フジテレビ中村局長（以下、中村）</span>：シルクはブルー・オーシャン戦略（※）で最初に例に挙げられたパフォーマンス集団です。シルクは、サーカスアクト、ダンス、音楽などエンターテインメントの世界にあったすべての要素を組み合わせて、新しい芸術を創り上げました。古くからあり親しまれている要素を総合的に加味したため、分かりやすく親しみやすい。そして新しいから新鮮味がある。これが成功の最大のポイントだったと思います。<br />
　日本での成功理由として、セリフが主たる要素ではないという点は大きいと思います。フジテレビがシルクの公演を手掛けた19年間を見ると、ロンドンやブロードウェーから招聘したミュージカルの売上は下降傾向にあります。それと反比例するようにシルクのマーケティングは伸びている。言葉が分からなくても楽しめるということは大きな要素でしょうね。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">アダム</span>：日本は洗練されている国であり、西洋の文化を非常に深いところで理解している国だと思います。『クーザ』はサーカスとしては英語のセリフが多く、アメリカンジョークが多いのですが、それらを削ることなく、フレーバーをなるべく生かして上演しています。最初に決めたことを石のように頑なに固持することなく、お客様の反応を見ながら常に進化させています。とても有機的なものであり、庭のように育てていくショーですね。<br />
※ブルー・オーシャン戦略：『ブルー・オーシャン戦略 ――競争のない世界を創造する』（W・チャン・キム、レネ・モボルニュ共著 05年2月）に書かれたビジネス戦略。既存の市場構造の枠内で製品やサービスを考えるのではなく、これまでになかった製品やサービスを提供し新たな市場を開拓しようとする戦略のこと。その典型例としてシルク・ドゥ・ソレイユが挙げられている。血みどろの競争が強いられる既存の市場環境をレッド・オーシャン、新しく築く未開拓の市場をブルー・オーシャンとして対比させた
</div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>「サーカスの原点に帰る」</h4>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">中村</span>：シルクの過去の作品に関しては意見を出したこともありますが、『クーザ』に関してはほぼ完璧でしたね。アクロバットのインパクト、音楽性、ダンスとのバランス。見た瞬間「これだ！」と。だから北米ツアー後すぐ来てもらいました。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">アダム</span>：『クーザ』はとてもシンプルなショーです。真っすぐでフレンドリーなショーだと思います。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">B：</span>「サーカスの原点に帰る」ことがテーマの一つだそうですね。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">アダム</span>：普遍的であり世界中に理解されるショーを創ろうと思いました。普遍的であろうとした結果、原点回帰したのです。『クーザ』はどこへ行っても愛されるショーだと思います。
</div>
<div class="kiji clearfix">
<div id="attachment_8978" class="wp-caption alignright" style="width: 270px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/05/visual_05.jpg" alt="" title="" width="260" height="220" class="size-full wp-image-8978" /><p class="wp-caption-text">Costumes: Marie-Chantale Vaillancourt © 2010, 2011 Fuji Television</p></div></p>
<h4>勝ち癖がついたプロジェクト</h4>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">B</span>：多国籍、他分野の人間をとても上手にまとめ上げていますよね。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">アダム</span>：ディレクターが他のメンバーより優れているのではなく、同等なのだと思います。メンバー1人1人が非常に優秀なので、いいチームになっているのです。それとディレクターとして大切なのは、冷静でいることです。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">中村</span>：フジテレビ側のスタッフに勝ち癖がついているので今は苦労がないですね。初めての時は大変でしたよ。毎日ずっと現場にいました。チケットを1枚でも多く売る、細かいトラブルを解決する、などの積み重ねです。ただ基本的にフジテレビには物事を前向きに楽しむ社風があるので、スタッフをまとめるという点で困る部分はないですね。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">B</span>：「楽しんでもらうために楽しんで仕事をする」とフジテレビの方は皆おっしゃいますね。シルクとフジテレビのチームワークはいかがですか。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">アダム</span>：コミュニケーションがとても良いですね。問題があれば隠さずに話すこと、相手を信頼することが重要です。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">中村</span>：問題があるときでも率直に話し合う土壌ができていますね。最大の特効薬はお客様が来てくださることです。空席が目立つと気持ちがふさいできますし、何か手を打たないと現場の空気が荒れてきますね。
</div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>サーカスの神髄は、恐怖心を隠し、笑って技を見せること</h4>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">中村</span>：震災で39公演が中止となり、再開の告知をするにも難しい局面は多かったです。こうして日々お客様が戻ってきてくださっていることを、現実として感じられるのはとてもいいことだと思いますよね。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">アダム</span>：震災後、アーティストの中には精神的に不安定な人もいました。公演休止中、再開するときにはアーティストに何を伝えようかとずっと考えていました。それが「再び伝統的サーカスの原点に戻ろう」ということでした。私が考えるサーカスの神髄とは、人間がなし得る最大限かつ極限のパフォーマンスを行い、それを祝福することなのです。そして絶対的なサーカスの本質とは、アーティストが恐れを感じながら、しかし笑いながらパフォーマンスをすることだと思います。落ちる、飛ぶ、逆さまになる、バランスを崩す、すべてがアーティストにとって恐怖ですが、笑いながら演技をする。それがサーカスの神髄であり、特に『クーザ』においてはそれが強いと思います。人間が突き当たるすべてのことを乗り越えていく、それを見せるのがサーカスの神髄なのです。それが日本に戻ってきた理由の大きな一つであり、日本公演再開にあたってアーティストに伝えたことです。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">中村</span>：シルクの作品の根底には「すべては子供たちの明るい未来のために」というコンセプトがあるんです。震災や原発の問題からくる人々の落ち込んだ気持ちやストレスを乗り越えていくためには、「子供たちの将来を考える」ということを自然に思う必要があると思います。そしてシルクの作品を続けていくことの価値はそこにある。そのコンセプトはジェラシーを感じるくらいすごいですよ。我々としては、1年という長期間にわたりメディアがプロデュースするという責任感があるので、作品の根底にあるコンセプトを、きちんとエンターテインメントとして届けていかなければならないと思っています。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">アダム</span>：シルクに限らずすべてのパフォーミングアーツは人間の極限を見せる芸術だと思います。ぜひ見ていただきたいです。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">中村</span>：シルクのショーを日本でスタートした19年前にメインターゲットとしたのはBUAISO世代である30～40代でした。今も中心となる年齢層です。なぜBUAISO世代に受け入れられているのかを自らの目で見に来てほしいですね。
</div>
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		<title>「ルナ・レガーロ～月からの贈り物～」前例のないイベントを支えるアナウンサーたち</title>
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		<pubDate>Wed, 02 Mar 2011 03:00:24 +0000</pubDate>
		<dc:creator>k.ohata</dc:creator>
				<category><![CDATA[舞台]]></category>

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		<description><![CDATA[アナウンサー人生を変える仕事 川端　東京・大阪で約80公演に出演しました。「ルナ・レガーロ」のすごいところは誰かの感動が連鎖するところ。「美味しい」っていう感動がふわっと広がるんですよ。僕らはいい形で400人の思いを交通整理してあげる。ちょっとした方向性を示すことでガラッとその場が変わる。進行役である「ルナ・ジェストーレ」冥利に尽きますね。 奥寺　出演したのは東京・大阪で30公演くらいですが、お客様によって反応が全く違いますよね。 庄野　大阪で川端さんの舞台を見て、細部におもてなしの心を感じました。昨年末の昼ドラ『花嫁のれん』じゃないですけど（笑）。名古屋ではお得なことを「お値打ち」って表現するんですが、一流サーカスのパフォーマンスと一流シェフの料理を両方楽しめるのはまさにお値打ち。名古屋の人が待っているものじゃないかという期待がありますね。 奥寺　最初に演出家に言われたのは「とにかくお客様に満足していただけるように全力を尽くせ」ということでした。面白いことを言うのが必ずしも良いとは限らないし、みんなが勝手に盛り上がっていたら邪魔しないのが「満足」かもしれない。お客様の顔を見ながらどうすべきか考える。その方法論は人によって異なりますね。 川端　アナウンサーの仕事はさまざまありますが、今回は前後左右すべてにお客様がいらっしゃる。これは僕らの経験上ないことなんです。お客様はみんな同じお金を払っている。いかに満足していただくかを考え、360度に気を配り、回りながらしゃべっている。するとお客様の反応も360度から返ってくるわけです。 　前後左右のうち前方だけ、つまり360度のうちの4分の1の方向にしか仕事をしていなかった僕らが、その4倍の能力を身につけることができた。新たなアナウンスメントの局面を勉強させていただいているし、とてもいい経験を積ませていただいている。だからこのルナ・ジェストーレという仕事の経験は、ちょっと大げさかもしれませんが、今後のアナウンサー人生を変えると思います。 「大阪のおばちゃんやからな」 川端　自分が出演することが決まった時、まず、自分ならお金を払って行く時にどんな感情を持つだろうって考えたんです。サーカスも素晴らしい、料理も美味しい、でもちょっと（値段が）高いよねって思ったとしたら、その部分を自分が埋めたい。お客様により楽しんでいただくことを考えたら、僕らの役割がどんどん大きくなっていったんですね。 奥寺　チケットに1万何千円も払ってわざわざ来ている人が目の前に400人いると思ったらそれだけで足がすくみますよね。でも本当はカメラの向こうにもお客様がいるのだから、カメラの前でも同じように感じるべきなんですよ。 　最近アナウンサー志望の学生を多く見ていますが、いかに上手に読むか、時間に収めるかをすごく考えている。それは当然ではありますが、本当に大事なのは聞いている人が、聞いてよかったと思うかどうか。ひょっとすると、何かができていなくても必要なことができていればいいのかもしれない。ルナ・レガーロの場合は目の前にその答えがあるんです。 BUAISO（以下、B）　空気でわかりますか？ 奥寺　わかります。こちらからも聞きますしね。楽しいですか？ お料理どうですか？ って。 川端　そういえば大阪でいたよね。「大阪のおばちゃんやから一言言わせてもらうけどな、料理の味付け、濃いで～」ってマイク使って（笑）。プレゼントが当たってマイクを渡した時だったんですけど、普通「わあ、嬉しいです」とかじゃないですか。 奥寺　いいですよね。貴重なご意見。 川端　次のプレゼントが当たったお客様にマイクを渡した時に「え～」って間が空くと「まさか……同じご意見じゃないですよね～（笑）」という遊びができるわけですよ。要はバランスですよね。その場で「あ、すみません」と返すと「味付け、濃いよね」っていう気持ちだけが広がってしまう。それを僕らの立場は笑いにも転ずることができるし、何にでも変えられる。その意味であの円形ステージはものすごく面白い場所なんです。 テレビ局の垣根を越えた刺激 庄野　スポーツや報道で中継とスタジオがつながるといった連携はありますが、同じ舞台を共有してつくり上げるというのは初めてですね。 川端　通常は出来上がったイベントが各地を移動します。各地でのオープニングの司会の経験はありますが、今回は一緒に出演者としてイベントの中身に関わっていく。東京でフジテレビのメンバーが経験を積み重ねて大阪に行った時、初参戦の関西テレビのアナウンサーが経験値の違いを感じたとしても、それによって自身の能力が磨かれていく。いい経験だと思いますね。これ、庄野さんにもちょっとプレッシャをーかけているんですけど（笑）。 庄野　強い刺激ですよね。経験値の高い方々の姿を見て、じゃあ自分たちはどうしようかと同じ土俵で考える機会はめったにないですから。今回４人が参加する予定なんですが、お客様がルナ・ジェストーレと写真を撮る時に長蛇の列ができるように（笑）がんばります。 B　言葉を伝えるというより気持ちを汲む仕事ですね。 川端　お客様商売の基本ですよね。僕らは「カメラを相手に、しかしその向こう側にいる人を感じながら」と言われるけれど、心のどこかで「カメラしか見えないよ」と思いながら仕事をしている。テレビ出演で多忙な明石家さんまさんや小堺一機さんが年に1回必ず舞台をなさるんですが「実際に顔を見ないとお客様を忘れちゃうからね」とおっしゃっていたんです。彼らが求めてやろうとしていることを我々はできるんですから、こんな大きなチャンスはないですよ。自分の次のステップにもつながる。お客様が喜んでくれて「またフジテレビを見たい、川端さんを応援しようか」と思ってくれたら最高じゃないですか。 「新しいもの好き」名古屋の期待 B　東京にとってのフジテレビ、名古屋にとっての東海テレビは、真っ先に変わったことをやってくれるという人々の期待がある。名古屋の人は楽しそうな新しいことが好きだから、東海テレビが「新しい面白いこと」を仕掛けると何かが爆発するかもしれないですね。 庄野　名古屋で販売や興行が成功すると全国に通用すると言われる、ある意味でシビアな土地柄なんです。お値打ちかどうかですべてを判断する。切り捨てられる可能性もある。 川端　大阪公演で「名古屋から来ました。違うステージの料理を食べに名古屋でまた行きます」という方、多かったんです。リピーターの期待に応えたいですね。 庄野　テレビに出ているとお客様を相手にしていることを忘れがちになりますから、リアルに感じる場は貴重です。その前にまず台本を覚えなきゃいけないんですけど。テレビだと大きなカンペが前から出るんですが、360度お客様がいらっしゃると、どこにもカンペを出せないですね。 奥寺　しゃべっているうちにわからなくなってお客様に聞きにいったことがありますよ。「次、料理でしたっけ？パフォーマンスでしたっけ？」って。 川端　僕もあった。メニューが切り替わった時だったんですよ。直前に出された料理についてしゃべりながら出ていくんですけど「××シェフの……いやあ、違いますね～。えーと、なに召し上がりました？あ、そうでしたね。そのソース美味しかったですよね～」って（笑）。 庄野　なるほど、参考にします。 川端　基本はきちっと台本を覚えてね（笑）。 一流シェフ12人の12皿 川端　河合（隆良）シェフの「ラグー・ルナ・レガーロ」は絶品でしたね。「月と大地からの贈り物」っていう副題がついているんですけど、野菜をメインにした煮込みにフォアグラのソテーと鴨肉のソーセージ、トリュフがちょっと入っていて、ソースがすごく美味しいんですよ。この次に来るメイン料理が、陳建一シェフの「ユェリャンデゾンファーファン」っていう……。ちゃんと料理の名前覚えてるでしょ（笑）。 庄野　すごいですねえ。 奥寺　画面に大きく文字が出ますから。あれを読めば大丈夫。 庄野　よかった。 川端　だめだよ、言っちゃ（笑）。 奥寺　僕が気に入った料理は鎧塚（俊彦）シェフの「ルナ・エ・ソーレ」。ピスタチオとオレンジのマッチングが絶妙です。小麦粉で作られたサクサクした食感のカダイフが乗っていて、下にはサヴァイヨンムースが……。 庄野　さあ勉強しよ（笑）。僕は大阪でいただいた辻口（博啓）シェフのヨーグルトとチーズの風味のデザートが美味しかったですね。東京でいただいた娘も大喜びでした。 B　柿沢（安耶）シェフの野菜アイスが好きです。彩り華やかで、それぞれ野菜の味が濃くて美味しいのに、全くけんかしていない。あと菰田（欣也）シェフのソース！ 凝縮された濃厚な味が素晴らしかったです。 川端　「蒸し鶏包みのフルムーン～赤と黒の魅惑のソース添え」ですね。1stステージは料理の名前が難しいんですよ。みんな凝っていて、サブタイトルもついて、ルナ・ジェストーレ泣かせ。 B　そうそうたるシェフの皆さんが「この一皿」に渾身の思いを込めた味と名前なんですね。 「最大公約数」ではなく「最大限楽しんでいただく」 B　落合務シェフとフジテレビの松村匠事業部企画担当部長にルナ・レガーロのお話を伺った時、前例のない大変な仕事を「がんばる」のではなく「楽しむ」姿勢が印象的でした。 川端　フジテレビを取り巻く人たちはそういう人が多いですね。いま僕は「新聞用語懇談会」の放送分科会で委員を務めていて、その大阪のメンバーに大阪公演を観てもらったんです。みなさん異口同音に「すごい。どのコンセプトを持ってきてアレンジしたんですか」とおっしゃる。「ゼロからつくり上げました」と答えると、「とても自分たちにはできない！」と驚かれるんですね。実はそのくらいのことをルナ・レガーロはやっているんです。 庄野　いよいよ名古屋で締めくくりですからね。名古屋人がつくる名古屋のステージという個性があってもいいかなと思っています。頭にしゃちほこを被るかどうかはわかりませんが（笑）東海テレビのアナウンサーが、それぞれの個性を工夫していきたいですね。 奥寺　「芸人さんじゃなくてなぜアナウンサーなのか。それはお客様に安心してもらうためだ」と演出家に言われたんです。いつも見ている人、どこかで見たことがある人がいるという安心を感じてもらえる仕事なんですね。素敵な仕事だと思います。名古屋公演が始まってから発見することも多いと思うので楽しみです。 川端　庄野さんが名古屋流の味付けを工夫するなら、僕は迷った時にいつでも戻って来られるグローバルスタンダードでありたいですね。「最大公約数」というよりも「最大限楽しんでいただける舞台」をつくります。ぜひ楽しみにしていてください。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kiji clearfix">
<div id="attachment_7755" class="wp-caption alignleft" style="width: 190px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/03/1.jpg" alt="" title="庄野俊哉アナ" width="180" height="260" class="size-full wp-image-7755" /><p class="wp-caption-text">庄野俊哉 東海テレビアナウンサー。1966年生まれ。3年間の東京勤務後、ニュースなどを担当</p></div></p>
<h4>アナウンサー人生を変える仕事</h4>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">川端</span>　東京・大阪で約80公演に出演しました。「ルナ・レガーロ」のすごいところは誰かの感動が連鎖するところ。「美味しい」っていう感動がふわっと広がるんですよ。僕らはいい形で400人の思いを交通整理してあげる。ちょっとした方向性を示すことでガラッとその場が変わる。進行役である「ルナ・ジェストーレ」冥利に尽きますね。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">奥寺</span>　出演したのは東京・大阪で30公演くらいですが、お客様によって反応が全く違いますよね。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">庄野</span>　大阪で川端さんの舞台を見て、細部におもてなしの心を感じました。昨年末の昼ドラ『花嫁のれん』じゃないですけど（笑）。名古屋ではお得なことを「お値打ち」って表現するんですが、一流サーカスのパフォーマンスと一流シェフの料理を両方楽しめるのはまさにお値打ち。名古屋の人が待っているものじゃないかという期待がありますね。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">奥寺</span>　最初に演出家に言われたのは「とにかくお客様に満足していただけるように全力を尽くせ」ということでした。面白いことを言うのが必ずしも良いとは限らないし、みんなが勝手に盛り上がっていたら邪魔しないのが「満足」かもしれない。お客様の顔を見ながらどうすべきか考える。その方法論は人によって異なりますね。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">川端</span>　アナウンサーの仕事はさまざまありますが、今回は前後左右すべてにお客様がいらっしゃる。これは僕らの経験上ないことなんです。お客様はみんな同じお金を払っている。いかに満足していただくかを考え、360度に気を配り、回りながらしゃべっている。するとお客様の反応も360度から返ってくるわけです。<br />
　前後左右のうち前方だけ、つまり360度のうちの4分の1の方向にしか仕事をしていなかった僕らが、その4倍の能力を身につけることができた。新たなアナウンスメントの局面を勉強させていただいているし、とてもいい経験を積ませていただいている。だからこのルナ・ジェストーレという仕事の経験は、ちょっと大げさかもしれませんが、今後のアナウンサー人生を変えると思います。
</div>
<div class="kiji clearfix">
<div id="attachment_7756" class="wp-caption alignright" style="width: 182px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/03/2.jpg" alt="" title="川端健嗣アナ" width="172" height="260" class="size-full wp-image-7756" /><p class="wp-caption-text">川端健嗣 フジテレビアナウンサー。1962年生まれ。現在BS『大使館の食卓』やラジオパーソナリティーなどを担当</p></div></p>
<h4>「大阪のおばちゃんやからな」</h4>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">川端</span>　自分が出演することが決まった時、まず、自分ならお金を払って行く時にどんな感情を持つだろうって考えたんです。サーカスも素晴らしい、料理も美味しい、でもちょっと（値段が）高いよねって思ったとしたら、その部分を自分が埋めたい。お客様により楽しんでいただくことを考えたら、僕らの役割がどんどん大きくなっていったんですね。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">奥寺</span>　チケットに1万何千円も払ってわざわざ来ている人が目の前に400人いると思ったらそれだけで足がすくみますよね。でも本当はカメラの向こうにもお客様がいるのだから、カメラの前でも同じように感じるべきなんですよ。<br />
　最近アナウンサー志望の学生を多く見ていますが、いかに上手に読むか、時間に収めるかをすごく考えている。それは当然ではありますが、本当に大事なのは聞いている人が、聞いてよかったと思うかどうか。ひょっとすると、何かができていなくても必要なことができていればいいのかもしれない。ルナ・レガーロの場合は目の前にその答えがあるんです。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">BUAISO（以下、B）</span>　空気でわかりますか？</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">奥寺</span>　わかります。こちらからも聞きますしね。楽しいですか？ お料理どうですか？ って。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">川端</span>　そういえば大阪でいたよね。「大阪のおばちゃんやから一言言わせてもらうけどな、料理の味付け、濃いで～」ってマイク使って（笑）。プレゼントが当たってマイクを渡した時だったんですけど、普通「わあ、嬉しいです」とかじゃないですか。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">奥寺</span>　いいですよね。貴重なご意見。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">川端</span>　次のプレゼントが当たったお客様にマイクを渡した時に「え～」って間が空くと「まさか……同じご意見じゃないですよね～（笑）」という遊びができるわけですよ。要はバランスですよね。その場で「あ、すみません」と返すと「味付け、濃いよね」っていう気持ちだけが広がってしまう。それを僕らの立場は笑いにも転ずることができるし、何にでも変えられる。その意味であの円形ステージはものすごく面白い場所なんです。
</div>
<div class="kiji clearfix">
<div id="attachment_7757" class="wp-caption alignleft" style="width: 183px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/03/3.jpg" alt="" title="奥寺健アナ" width="173" height="260" class="size-full wp-image-7757" /><p class="wp-caption-text">奥寺健 フジテレビアナウンサー。1967年生まれ。現在『FNNスピーク』などを担当</p></div></p>
<h4>テレビ局の垣根を越えた刺激</h4>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">庄野</span>　スポーツや報道で中継とスタジオがつながるといった連携はありますが、同じ舞台を共有してつくり上げるというのは初めてですね。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">川端</span>　通常は出来上がったイベントが各地を移動します。各地でのオープニングの司会の経験はありますが、今回は一緒に出演者としてイベントの中身に関わっていく。東京でフジテレビのメンバーが経験を積み重ねて大阪に行った時、初参戦の関西テレビのアナウンサーが経験値の違いを感じたとしても、それによって自身の能力が磨かれていく。いい経験だと思いますね。これ、庄野さんにもちょっとプレッシャをーかけているんですけど（笑）。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">庄野</span>　強い刺激ですよね。経験値の高い方々の姿を見て、じゃあ自分たちはどうしようかと同じ土俵で考える機会はめったにないですから。今回４人が参加する予定なんですが、お客様がルナ・ジェストーレと写真を撮る時に長蛇の列ができるように（笑）がんばります。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">B</span>　言葉を伝えるというより気持ちを汲む仕事ですね。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">川端</span>　お客様商売の基本ですよね。僕らは「カメラを相手に、しかしその向こう側にいる人を感じながら」と言われるけれど、心のどこかで「カメラしか見えないよ」と思いながら仕事をしている。テレビ出演で多忙な明石家さんまさんや小堺一機さんが年に1回必ず舞台をなさるんですが「実際に顔を見ないとお客様を忘れちゃうからね」とおっしゃっていたんです。彼らが求めてやろうとしていることを我々はできるんですから、こんな大きなチャンスはないですよ。自分の次のステップにもつながる。お客様が喜んでくれて「またフジテレビを見たい、川端さんを応援しようか」と思ってくれたら最高じゃないですか。
</div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>「新しいもの好き」名古屋の期待</h4>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">B</span>　東京にとってのフジテレビ、名古屋にとっての東海テレビは、真っ先に変わったことをやってくれるという人々の期待がある。名古屋の人は楽しそうな新しいことが好きだから、東海テレビが「新しい面白いこと」を仕掛けると何かが爆発するかもしれないですね。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">庄野</span>　名古屋で販売や興行が成功すると全国に通用すると言われる、ある意味でシビアな土地柄なんです。お値打ちかどうかですべてを判断する。切り捨てられる可能性もある。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">川端</span>　大阪公演で「名古屋から来ました。違うステージの料理を食べに名古屋でまた行きます」という方、多かったんです。リピーターの期待に応えたいですね。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">庄野</span>　テレビに出ているとお客様を相手にしていることを忘れがちになりますから、リアルに感じる場は貴重です。その前にまず台本を覚えなきゃいけないんですけど。テレビだと大きなカンペが前から出るんですが、360度お客様がいらっしゃると、どこにもカンペを出せないですね。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">奥寺</span>　しゃべっているうちにわからなくなってお客様に聞きにいったことがありますよ。「次、料理でしたっけ？パフォーマンスでしたっけ？」って。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">川端</span>　僕もあった。メニューが切り替わった時だったんですよ。直前に出された料理についてしゃべりながら出ていくんですけど「××シェフの……いやあ、違いますね～。えーと、なに召し上がりました？あ、そうでしたね。そのソース美味しかったですよね～」って（笑）。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">庄野</span>　なるほど、参考にします。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">川端</span>　基本はきちっと台本を覚えてね（笑）。
</div>
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<h4>一流シェフ12人の12皿</h4>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">川端</span>　河合（隆良）シェフの「ラグー・ルナ・レガーロ」は絶品でしたね。「月と大地からの贈り物」っていう副題がついているんですけど、野菜をメインにした煮込みにフォアグラのソテーと鴨肉のソーセージ、トリュフがちょっと入っていて、ソースがすごく美味しいんですよ。この次に来るメイン料理が、陳建一シェフの「ユェリャンデゾンファーファン」っていう……。ちゃんと料理の名前覚えてるでしょ（笑）。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">庄野</span>　すごいですねえ。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">奥寺</span>　画面に大きく文字が出ますから。あれを読めば大丈夫。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">庄野</span>　よかった。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">川端</span>　だめだよ、言っちゃ（笑）。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">奥寺</span>　僕が気に入った料理は鎧塚（俊彦）シェフの「ルナ・エ・ソーレ」。ピスタチオとオレンジのマッチングが絶妙です。小麦粉で作られたサクサクした食感のカダイフが乗っていて、下にはサヴァイヨンムースが……。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">庄野</span>　さあ勉強しよ（笑）。僕は大阪でいただいた辻口（博啓）シェフのヨーグルトとチーズの風味のデザートが美味しかったですね。東京でいただいた娘も大喜びでした。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">B</span>　柿沢（安耶）シェフの野菜アイスが好きです。彩り華やかで、それぞれ野菜の味が濃くて美味しいのに、全くけんかしていない。あと菰田（欣也）シェフのソース！ 凝縮された濃厚な味が素晴らしかったです。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">川端</span>　「蒸し鶏包みのフルムーン～赤と黒の魅惑のソース添え」ですね。1stステージは料理の名前が難しいんですよ。みんな凝っていて、サブタイトルもついて、ルナ・ジェストーレ泣かせ。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">B</span>　そうそうたるシェフの皆さんが「この一皿」に渾身の思いを込めた味と名前なんですね。
</div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>「最大公約数」ではなく「最大限楽しんでいただく」</h4>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">B</span>　落合務シェフとフジテレビの松村匠事業部企画担当部長にルナ・レガーロのお話を伺った時、前例のない大変な仕事を「がんばる」のではなく「楽しむ」姿勢が印象的でした。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">川端</span>　フジテレビを取り巻く人たちはそういう人が多いですね。いま僕は「新聞用語懇談会」の放送分科会で委員を務めていて、その大阪のメンバーに大阪公演を観てもらったんです。みなさん異口同音に「すごい。どのコンセプトを持ってきてアレンジしたんですか」とおっしゃる。「ゼロからつくり上げました」と答えると、「とても自分たちにはできない！」と驚かれるんですね。実はそのくらいのことをルナ・レガーロはやっているんです。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">庄野</span>　いよいよ名古屋で締めくくりですからね。名古屋人がつくる名古屋のステージという個性があってもいいかなと思っています。頭にしゃちほこを被るかどうかはわかりませんが（笑）東海テレビのアナウンサーが、それぞれの個性を工夫していきたいですね。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">奥寺</span>　「芸人さんじゃなくてなぜアナウンサーなのか。それはお客様に安心してもらうためだ」と演出家に言われたんです。いつも見ている人、どこかで見たことがある人がいるという安心を感じてもらえる仕事なんですね。素敵な仕事だと思います。名古屋公演が始まってから発見することも多いと思うので楽しみです。</p>
<p><span style="color: #FF8C00; font-weight: bold;">川端</span>　庄野さんが名古屋流の味付けを工夫するなら、僕は迷った時にいつでも戻って来られるグローバルスタンダードでありたいですね。「最大公約数」というよりも「最大限楽しんでいただける舞台」をつくります。ぜひ楽しみにしていてください。
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		<title>【宮本亜門インタビュー】西洋文化開花の地から日本の面白さを発信する</title>
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		<pubDate>Tue, 11 Jan 2011 03:00:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator>k.ohata</dc:creator>
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		<description><![CDATA[今年1月、横浜に演劇、ミュージカル、ダンスなどを上演する「KAAT 神奈川芸術劇場」がオープンした。近代的な西洋文化が開花し発展したこの街に誕生した劇場は、どのような形で新たな文化を創造・発信していくのか。芸術監督に就任した宮本亜門さんに話を聞いた。 芸術監督という立場で人と人をつなぎ合わせる 「演出家以外の職業名を頂くのは、面白いことです。ただ、舵取り役という意味では、演出家と共通点があるかもしれませんね。 　KAATは県立の劇場ですから、だからこそ県民の財産となるようなオリジナル作品を創造していきたい。その方向性をスタッフとともに決めている最中です。どんな演目を上演し、どんなワークショップやシンポジウムを開こうか。さらに、観劇後に食事ができるレストランはいくつあるのか、などなど。ブロードウェイだと夜の開演時間が遅いので、劇場近くのレストランでは、夜 観 劇をする人のためにメニューを設定して、終演後に食事ができるようになっています。日本でも、もっと夜を楽しめたらいいな、と思って、劇場から近い中華街に『もう少し遅くまで店を開けてください』とお願いにも行きました。横浜トリエンナーレは、横浜市で3年ごとに開催される現代美術の国際展覧会ですが、8月から開催される『横浜トリエンナーレ2011』にKAATも参加する予定です。実は、それも横浜美術館の館長さんに直接会いに行ってお願いしました。 　そうしたフェース・トゥー・フェースの関係が、とても楽しいです。今はどこも財政難だから、お互いに手を結ばざるを得ない。お金の代わりに知恵を出すわけです。例えて言うなら、ミュージカルのような広がりを体験できる。もちろん、我々が歌って踊ると言っているわけではありません。ミュージカルとは、歌や芝居、踊り、漫才、マジックなどをやるヴォードヴィル・ショーといったさまざまなジャンルが結びついていって、さらにバレエ団が一緒に加わって、面白く仕上がった演劇です。ジャンルを越えたから自由さがあるんです。 　ある時、県立の劇場だから、県民のみなさんの血税だからと考えすぎると、どのように運営していけばいいのか、かえってわからなくなってしまうことに気付きました。今は、芸術監督という立場を利用して人と人をつなぎ、みなさんと一緒にやっていけたらいいな、またやっと、それができる時代に変わってきたんじゃないか、と考えています」 劇場をハブとして使う 　芸術監督と県民が一緒にKAATを創っていくことができる時代に変わった、とは、一体どういうことだろうか。 「昔の演劇は、役者がいればよかった。演劇は、役者の数だけありました。シェイクスピアの頃に脚本家が生まれ、20世紀になると、いい演出家が求められ、批評家が登場する。それによるプラスはもちろんあるけれども、マイナス面として、観客までもが、舞台を生で感じるのではなく、批評家になっていきました。僕自身も演出家として、起承転結を整えてきれいにまとめようと、勝手にレールを敷いてしまっていました。もしかしたら、生で人と人が感じ合うという演劇の根源が、忘れられているのかもしれません。 　今、日本も世界も大きな時代の転換期にあります。そうした変化は我々と関わりのあることだ、さあ、一緒に考えてみようではないかと、演劇界では、ドキュメンタリー演劇という流れが生まれています。例えば、僕はドイツ人による『資本論』という舞台を観ました。プロの役者ではない普通の人たちが舞台に上がって、いくつの時に資本論を読んだ、などと語り……と説明するとまるで講演会のようですが、実際には生で人を感じることができる、とても魅力的な舞台でした。そのように、観客と演劇の関係をもう一度考え直す時期が来たのではないでしょうか。 　KAATという良い劇場が建ちました。ただ、あえて言いますが、建物をきれいに使うのが目的じゃない。人と人とをつなぐ結び目のような、ひとつのハブ（中心、拠点、集線基地）になれればいいと思っています。舞台と客席が備わった“劇場”という形に縛られる必要もありません。建物を飛び出して、スーパーマーケットで演劇をやってもいい。『今日はどこでやっていますか』と劇場に問い合わせてもらって、神 奈川や横 浜の街のどこかでパフォーマンスを展開したっていい。そうやって、生のもの、原石のようなものと、みんなで触れ合いたいと思うのです」 横浜は大好きな街　だからこそ外に発信したい 　劇場が建っている場所も、何かを象徴しているかのようだ。 「KAATは、外国人居留地の遺跡の上に建っています。建築前の発掘調査では、幕末から明治時代までの外国商館建物跡や道路跡、陶磁器類・ガラス瓶など、多数の遺構や遺物が発見されました。1853年、浦賀沖に黒船でペリー提督が来航し、日米和親条約 、日米修好通商条約が締結され、1859年、横浜が開港します。まさにここで、この場所で、西洋の文化が開花したのです。そして、ここから日本中に広がっていったのです。ご存知のように、横浜はビールやアイスクリームの発祥地です。日本初の近代競馬が行われたのも、ガス事業が生まれたのも、横浜。日本初の鉄道路線は新橋駅と横浜駅を結びました。僕は、黒船によって強制的に開国させられたと考えていますが、西洋文化を受け入れることで、近代日本は成長してきた、そのおかげで今の日本がある、それもまた事実なのです。 　劇場の徒歩2、3分のところに山下公園があって、よく、稽古の合間にベンチに座って、海を眺めます。ここに、あの船が来たんだ、ここに、初めて西洋文化がやって来たんだ、と考えながら。我々は、次にこの場所で何をするか考えます。この海は、世界につながっています。我々は、ここから何を発信していくのでしょうか。 　実は2代前の横浜市長（高秀秀信氏）は親戚です。横浜が2008年夏季オリンピックの開催都市への立候補を表明していた時、『おまえ、演出家だろう？ちょっと出てくれ』と言われて、会議に出たことがありました。その時印象に残ったのが、僕の記憶では、ほとんどの方の意見が『横浜は素晴らしいところだ。我々は幸せに暮らしている。だから我々の暮らしを乱さないでほしい』というものだったこと。たしかに、横浜は素晴らしい街です。横浜開港150周年記念式典では、500人の市民と一緒になって、ペリー来航、明治維新、文明開化、関東大震災に、第二次世界大戦と、横浜の歴史を紐解きながらショーの演出をさせてもらい、その素晴らしさはよくわかりました。僕自身も横浜は大好きな街です。でも、僕は内向きに保守的になるのでなく、外に向けて新たな発信をしていきたいと思うのです。 　海外で仕事をすると実感するのですが、欧米の知識人には日本についてよく知っている人が多いです。『太平洋序曲』の作曲家、スティーヴン・ソンドハイムと彼の自宅で日本酒を飲みながら語り明かした時、書棚には日本についての本がずらりと並んでいました。彼は、溝口健二監督や黒澤明監督の映画を全部観ており、日本文化への傾倒ぶりは尋常ではありませんでした。新橋の花柳界で生まれて、歌舞伎や新派を観て育った僕でも、ついていけないほどでしたから。その彼が言うのです、『初めて日本文化に触れた時、こんなに凄いものがあるのかと、自分たちは驚嘆した』と。まだまだ日本には面白いものがたくさんあります。それを世界に向けて、この場所から発信できればと考えています」 【宮本亜門　プロフィール】　 1958年1月4日生まれ 東京都出身。出演者、振付師を経て、2年間ロンドン、ニューヨークに留学。帰国後の1987年にオリジナルミュージカル『アイ・ガット・マーマン』で演出家としてデビュー。翌88年、同作品で「昭和63年度文化庁芸術祭賞」を受賞。2004年にニューヨークのオンブロードウェイで『太平洋序曲』を東洋人初の演出家として手がけ、同作がトニー賞4部門にノミネートされる。2011年1月にオープンするKAAT神奈川芸術劇場の芸術監督に就任]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kiji clearfix">
<h4></h4>
<p><strong>今年1月、横浜に演劇、ミュージカル、ダンスなどを上演する「KAAT 神奈川芸術劇場」がオープンした。近代的な西洋文化が開花し発展したこの街に誕生した劇場は、どのような形で新たな文化を創造・発信していくのか。芸術監督に就任した宮本亜門さんに話を聞いた。</strong>
</div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>芸術監督という立場で人と人をつなぎ合わせる</h4>
<p>「演出家以外の職業名を頂くのは、面白いことです。ただ、舵取り役という意味では、演出家と共通点があるかもしれませんね。<br />
　KAATは県立の劇場ですから、だからこそ県民の財産となるようなオリジナル作品を創造していきたい。その方向性をスタッフとともに決めている最中です。どんな演目を上演し、どんなワークショップやシンポジウムを開こうか。さらに、観劇後に食事ができるレストランはいくつあるのか、などなど。ブロードウェイだと夜の開演時間が遅いので、劇場近くのレストランでは、夜 観 劇をする人のためにメニューを設定して、終演後に食事ができるようになっています。日本でも、もっと夜を楽しめたらいいな、と思って、劇場から近い中華街に『もう少し遅くまで店を開けてください』とお願いにも行きました。横浜トリエンナーレは、横浜市で3年ごとに開催される現代美術の国際展覧会ですが、8月から開催される『横浜トリエンナーレ2011』にKAATも参加する予定です。実は、それも横浜美術館の館長さんに直接会いに行ってお願いしました。<br />
　そうしたフェース・トゥー・フェースの関係が、とても楽しいです。今はどこも財政難だから、お互いに手を結ばざるを得ない。お金の代わりに知恵を出すわけです。例えて言うなら、ミュージカルのような広がりを体験できる。もちろん、我々が歌って踊ると言っているわけではありません。ミュージカルとは、歌や芝居、踊り、漫才、マジックなどをやるヴォードヴィル・ショーといったさまざまなジャンルが結びついていって、さらにバレエ団が一緒に加わって、面白く仕上がった演劇です。ジャンルを越えたから自由さがあるんです。<br />
　ある時、県立の劇場だから、県民のみなさんの血税だからと考えすぎると、どのように運営していけばいいのか、かえってわからなくなってしまうことに気付きました。今は、芸術監督という立場を利用して人と人をつなぎ、みなさんと一緒にやっていけたらいいな、またやっと、それができる時代に変わってきたんじゃないか、と考えています」
</p></div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>劇場をハブとして使う</h4>
<p>　芸術監督と県民が一緒にKAATを創っていくことができる時代に変わった、とは、一体どういうことだろうか。<br />
「昔の演劇は、役者がいればよかった。演劇は、役者の数だけありました。シェイクスピアの頃に脚本家が生まれ、20世紀になると、いい演出家が求められ、批評家が登場する。それによるプラスはもちろんあるけれども、マイナス面として、観客までもが、舞台を生で感じるのではなく、批評家になっていきました。僕自身も演出家として、起承転結を整えてきれいにまとめようと、勝手にレールを敷いてしまっていました。もしかしたら、生で人と人が感じ合うという演劇の根源が、忘れられているのかもしれません。<br />
　今、日本も世界も大きな時代の転換期にあります。そうした変化は我々と関わりのあることだ、さあ、一緒に考えてみようではないかと、演劇界では、ドキュメンタリー演劇という流れが生まれています。例えば、僕はドイツ人による『資本論』という舞台を観ました。プロの役者ではない普通の人たちが舞台に上がって、いくつの時に資本論を読んだ、などと語り……と説明するとまるで講演会のようですが、実際には生で人を感じることができる、とても魅力的な舞台でした。そのように、観客と演劇の関係をもう一度考え直す時期が来たのではないでしょうか。<br />
　KAATという良い劇場が建ちました。ただ、あえて言いますが、建物をきれいに使うのが目的じゃない。人と人とをつなぐ結び目のような、ひとつのハブ（中心、拠点、集線基地）になれればいいと思っています。舞台と客席が備わった“劇場”という形に縛られる必要もありません。建物を飛び出して、スーパーマーケットで演劇をやってもいい。『今日はどこでやっていますか』と劇場に問い合わせてもらって、神 奈川や横 浜の街のどこかでパフォーマンスを展開したっていい。そうやって、生のもの、原石のようなものと、みんなで触れ合いたいと思うのです」
</p></div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>横浜は大好きな街　だからこそ外に発信したい</h4>
<p>　劇場が建っている場所も、何かを象徴しているかのようだ。<br />
「KAATは、外国人居留地の遺跡の上に建っています。建築前の発掘調査では、幕末から明治時代までの外国商館建物跡や道路跡、陶磁器類・ガラス瓶など、多数の遺構や遺物が発見されました。1853年、浦賀沖に黒船でペリー提督が来航し、日米和親条約 、日米修好通商条約が締結され、1859年、横浜が開港します。まさにここで、この場所で、西洋の文化が開花したのです。そして、ここから日本中に広がっていったのです。ご存知のように、横浜はビールやアイスクリームの発祥地です。日本初の近代競馬が行われたのも、ガス事業が生まれたのも、横浜。日本初の鉄道路線は新橋駅と横浜駅を結びました。僕は、黒船によって強制的に開国させられたと考えていますが、西洋文化を受け入れることで、近代日本は成長してきた、そのおかげで今の日本がある、それもまた事実なのです。<br />
　劇場の徒歩2、3分のところに山下公園があって、よく、稽古の合間にベンチに座って、海を眺めます。ここに、あの船が来たんだ、ここに、初めて西洋文化がやって来たんだ、と考えながら。我々は、次にこの場所で何をするか考えます。この海は、世界につながっています。我々は、ここから何を発信していくのでしょうか。<br />
　実は2代前の横浜市長（高秀秀信氏）は親戚です。横浜が2008年夏季オリンピックの開催都市への立候補を表明していた時、『おまえ、演出家だろう？ちょっと出てくれ』と言われて、会議に出たことがありました。その時印象に残ったのが、僕の記憶では、ほとんどの方の意見が『横浜は素晴らしいところだ。我々は幸せに暮らしている。だから我々の暮らしを乱さないでほしい』というものだったこと。たしかに、横浜は素晴らしい街です。横浜開港150周年記念式典では、500人の市民と一緒になって、ペリー来航、明治維新、文明開化、関東大震災に、第二次世界大戦と、横浜の歴史を紐解きながらショーの演出をさせてもらい、その素晴らしさはよくわかりました。僕自身も横浜は大好きな街です。でも、僕は内向きに保守的になるのでなく、外に向けて新たな発信をしていきたいと思うのです。<br />
　海外で仕事をすると実感するのですが、欧米の知識人には日本についてよく知っている人が多いです。『太平洋序曲』の作曲家、スティーヴン・ソンドハイムと彼の自宅で日本酒を飲みながら語り明かした時、書棚には日本についての本がずらりと並んでいました。彼は、溝口健二監督や黒澤明監督の映画を全部観ており、日本文化への傾倒ぶりは尋常ではありませんでした。新橋の花柳界で生まれて、歌舞伎や新派を観て育った僕でも、ついていけないほどでしたから。その彼が言うのです、『初めて日本文化に触れた時、こんなに凄いものがあるのかと、自分たちは驚嘆した』と。まだまだ日本には面白いものがたくさんあります。それを世界に向けて、この場所から発信できればと考えています」
</p></div>
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<p>【<strong>宮本亜門　プロフィール</strong>】　<br />
1958年1月4日生まれ   東京都出身。出演者、振付師を経て、2年間ロンドン、ニューヨークに留学。帰国後の1987年にオリジナルミュージカル『アイ・ガット・マーマン』で演出家としてデビュー。翌88年、同作品で「昭和63年度文化庁芸術祭賞」を受賞。2004年にニューヨークのオンブロードウェイで『太平洋序曲』を東洋人初の演出家として手がけ、同作がトニー賞4部門にノミネートされる。2011年1月にオープンするKAAT神奈川芸術劇場の芸術監督に就任
</div>
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		<title>松たか子インタビュー「お芝居が始まるわくわく感と、終わってしまう切なさを感じてほしい」</title>
		<link>http://www.buaiso.net/lifestyle/stage/4430/</link>
		<comments>http://www.buaiso.net/lifestyle/stage/4430/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 25 Nov 2010 03:00:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator>SH</dc:creator>
				<category><![CDATA[舞台]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[俳優]]></category>
		<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[松たか子]]></category>
		<category><![CDATA[演劇]]></category>
		<category><![CDATA[留学]]></category>
		<category><![CDATA[芸術]]></category>
		<category><![CDATA[音楽]]></category>

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		<description><![CDATA[すべてに真正面から全力で取り組むひたむきな姿勢が印象的だ。蜷川幸雄、三谷幸喜、野田秀樹ら多くの劇作家や演出家の作品に呼ばれ、その度に新しい一面を見せる松たか子。串田和美演出の舞台『十二夜』（原作シェイクスピア）で新しい年をスタートする。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kiji clearfix">
<h4></h4>
<p>すべてに真正面から全力で取り組むひたむきな姿勢が印象的だ。<br />
蜷川幸雄、三谷幸喜、野田秀樹ら多くの劇作家や演出家の作品に呼ばれ、その度に新しい一面を見せる松たか子。<br />
串田和美演出の舞台『十二夜』（原作シェイクスピア）で新しい年をスタートする。</p>
</div>
<div class="kiji clearfix">
<p><strong><br />
<h4>父の背中を見ていた「深窓の令嬢」</h4>
<p></strong></p>
<p>　歌舞伎役者の家庭に生まれ育ち、子供の頃から歌舞伎座を訪れるのが大好きだったという。歌舞伎好きの読者の中に「昔、髪にリボンを結び、絵に描いたような深窓のお姫様といった雰囲気の小さな松たか子さんを何度も歌舞伎座で見た」という人がいる。<br />
　今や多くの映画監督や演出家、劇作家らに呼ばれる日本を代表する女優の一人だ。映画『告白』では生徒に娘を殺され復讐を図る女教師を演じ、高い評価を得た。足かけ3年にわたって放映されるドラマ『坂の上の雲』でも重要な役どころを熱演している。<br />
　親の背中を見て芝居への思いを募らせたが、両親には相談することなく、どうしたら芝居ができるかを一人で考えていた。芝居が完成するまでのプロセスに興味があったという。<br />
「父は仕事を家庭に持ち込まないタイプではなく、機嫌が悪ければそのまま帰ってくる人でした。いいことも悪いこともその日のうちに全部出し切る。それを見ていて嫌ではなかったし、ヒーローでいる父、かっこよく舞台の上に生きている父がすごく好きだったんだと思います。小さい頃は特にそうでしたね」。<br />
　
</p></div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>懸命に取り組むことだけが自信になる</h4>
<p>　大御所と呼ばれるような監督や演出家、ベテラン俳優との仕事が多い。「落ち込むことはよくあります。先輩が素晴らしくて、自分がまだまだだと感じて沈み込んでしまうことは当然だと思っているんです。他人の個性は自分とは違う。自分にはできないことをやっている人だらけなので、年齢は関係なくすべての人に打ちのめされますね。ただ本当にまずいと思って落ち込むのは、自分自身が貫けていなかったと感じる時です。他の人と比べてというより、自分の頑張りの足りなさに対して一番落ち込みます」。<br />
　自分の行くべき道を見据えてまっすぐ目標に向かっているように見える。「遠くの未来を計画するのは上手ではないですね。目の前のことを一生懸命やっていれば少しずつ先につながるかなと思っています。例えば『告白』という映画に3カ月間必死で取り組んだのですが、その限られた時間を精一杯過ごしたということだけが自信になるかもしれません」。</p>
</div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>芝居の終わる切なさが好き</h4>
<p>　中学生の時にシアターコクーンで観て衝撃を受けた串田和美が演出する芝居に、慣れ親しんだ歌舞伎と似たものを感じている。<br />
「串田さんの作品には、お芝居が始まるというわくわくした気持ちにさせてくれる導入部分と、終わってしまう、夢が覚めるという切ない感じの終わりとがきちんと入っているところが魅力です。小さい頃から観ていた歌舞伎は、拍子木がカチーンと鳴って『始まりますよ』『終わりました』というきっぱりとしたけじめのようなものがありました。お芝居は終わるものなんだな、切ないものをもっているんだなと感じてさらに好きになったんです。それと同じものを串田さんの作品に感じますね」。<br />
　今回の『十二夜』で串田作品への出演は4度目となる。「ご一緒するのは久々なんです。稽古の中で見えない何かに向かっていく作業は体力的にも大変ですが、串田さんの頭の中に大人の『十二夜』にしたいというイメージがあるようなので、それを探していきたいなと思いますね。まだ私にはぼんやりとした遠いイメージなのですが、諦めないで串田さんについていきます」。</p>
</div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>シェイクスピアで一人二役、男装も</h4>
<p>『十二夜』は若い男女の勘違いや騙し合いから巻き起こるラブ・コメディだ。俳優学校などの卒業公演でも頻繁に演じられる。しかし串田は、何十年も前から「いい感じにだらしない大人でなければできない作品」だと信じて構想を温めてきたという。本気だったはずの恋が終わっても「まあいいか」とそれを受け入れることができる大人。見方によってはいい加減だが、いい加減に生きることの誠実さを知っている切ない大人の話なのだと串田は語っている。双子の兄妹が乗った船が嵐に巻き込まれ、妹は海岸に打ち上げられて生きて助かる。兄が死んだと思った妹は、身を守るために男装して兄の名前を名乗る。<br />
　双子の兄妹の一人二役が今回の役どころだ。「シェイクスピアの作品に出演するのは『ハムレット』以来です。シェイクスピアは英語の韻を踏んでいたり、イギリスのことわざや言い回しと意味を掛けた言葉が多かったりするので、日本語に訳すと難しく感じることもあるかもしれませんが、恋のやり取りなどが多く、俗っぽくてわかりやすい話なんです。今回の『十二夜』は串田さんのアレンジなので、オリジナリティの非常に高いバージョンになると思います。（共演の）りょうさんとは『ロングバケーション』以来の再会なのでドキドキしますね。私にとって初めての連続ドラマだったので当時は全くゆとりがなくて、無我夢中でした」。
</p></div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>心に響いたもの</h4>
<p>　舞台、映像での幅広い女優活動のみならず、作詞・作曲を含めた音楽活動にも積極的だ。透明感のある心地良い歌声、メロディに乗せて聴いても文字だけで読んでもまっすぐ心に響く自作の歌詞が、松さんの感受性の豊かさを感じさせる。自身はどのようなことに感動するのだろう。<br />
「今年ニューヨークでジェームス・テイラーとキャロル・キングのライブを観たんです。長いお付き合いの二人が再び一緒に回ったツアーで、すごく素敵でした。何も力が入っていなくて。『イエーイ！』とか叫ばなくても人は盛り上がれるんですね。みんな自然に笑って踊って、大人が無邪気に楽しんでいるんです。その様子にも感動しましたね。舞台では長塚圭史さんの『ラストショウ』が素晴らしかったです。心に響いてしまって、お客さんが笑っていても、私はずっと泣いていました。親子のつながりを描いた芝居だったのですが、圭史さんのお父様も俳優で、どこか共感する部分が多くて、何とも言えない気持ちになったんですよね」。
</p></div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>劇場空間での一瞬のクロス</h4>
<p>「私は周りのほとんどの人をすごいなと思ってしまうので、自分はまだまだだなと感じることが多いのですが、でも同世代の頑張っている人には自分に誇りを持っていただきたいですね。自分にしかできない方法であったり、愛嬌であったり、人と比べられない何かが自分にはきっとあるはずなんです。自信を持つことで周囲にいい空気を出してほしいと思いますね。<br />
　だからこそ頑張っている人たちの息抜きになれるような存在になりたいと思っています。お芝居を観たり音楽を聴いたりすることで、日常からちょっと離れて、また日常に戻って頑張ろうと思える。劇場やコンサート会場という同じ空間にいることで、色々な世代の人たちと一瞬のクロス（交わり）ができたら嬉しいですね」。
</p></div>
<div class="kiji clearfix">
<p><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/11/matsutakako_qr.png" alt="" title="matsutakako_qr" width="123" height="123" class="alignright size-full wp-image-4998" /></p>
<p>【<strong>松たか子　プロフィール</strong>】　<br />
1977年生まれ。舞台『ラ・マンチャの男』『セツアンの善人』『ミス・サイゴン』『SISTERS』、大河ドラマ『花の乱』『秀吉』、テレビドラマ『ロングバケーション』『HERO』『坂の上の雲』、映画『THE 有頂天ホテル』『告白』など数多くの作品に出演。映画『ヴィヨンの妻～桜桃とタンポポ～』での日本アカデミー賞最優秀主演女優賞など多くの受賞歴を持つ。97年から歌手活動も行い、2010年1月2月に行った全国ツアー「Time for music」のDVDが現在発売中。2011年1月上演の舞台『十二夜』で双子の兄妹を一人二役で演じる。<br />
Official HP <a href="http://www.matsutakako.jp"target=”_blank”>www.matsutakako.jp</a><br />
Official mobile siteは右のQRコードから
</div>
<blockquote>
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		<item>
		<title>長塚圭史インタビュー　演劇が引き出す「想像力」「体感力」</title>
		<link>http://www.buaiso.net/lifestyle/stage/2934/</link>
		<comments>http://www.buaiso.net/lifestyle/stage/2934/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 14 Oct 2010 03:00:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>SH</dc:creator>
				<category><![CDATA[舞台]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[俳優]]></category>
		<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[演劇]]></category>
		<category><![CDATA[留学]]></category>
		<category><![CDATA[芸術]]></category>

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		<description><![CDATA[長塚圭史。俳優・劇作家・演出家、3つの立場で演劇に対峙する。子供のころから父親（俳優・長塚京三）の影響で「映画や芝居を山ほど見ていた」と言う。
「人間がそもそも持っている想像する力、思考する力、体感する力を大量に感じられる場が劇場」
文化庁新進芸術家海外留学制度によるロンドン留学から昨年9月に帰国。ますます積極的な舞台創造が注目を集める長塚が戯曲『タンゴ』を演出する。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kiji clearfix">
<h4></h4>
<p>長塚圭史。俳優・劇作家・演出家、3つの立場で演劇に対峙する。<br />
子供のころから父親（俳優・長塚京三）の影響で「映画や芝居を山ほど見ていた」と言う。<br />
「人間がそもそも持っている想像する力、思考する力、体感する力を大量に感じられる場が劇場」<br />
文化庁新進芸術家海外留学制度によるロンドン留学から昨年9月に帰国。<br />
ますます積極的な舞台創造が注目を集める長塚が戯曲『タンゴ』を演出する。
</p></div>
<div class="kiji clearfix">
<p><strong><br />
<h4>現代にも通じる『タンゴ』　森山未來との初タッグ</h4>
<p></strong></p>
<p><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/10/no39_stage_ph01.jpg" alt="長塚圭史" title="no39_stage_ph01" width="260" height="260" class="alignright size-full wp-image-3732" /></p>
<p>　ポーランドの巨匠ムロジェックの『タンゴ』。1965年ワルシャワでの初演時に激しい賛否両論が巻き起こった作品である。<br />
　親世代が自由を求めて秩序を破壊し尽くし、自由になりすぎた世の中と家族が舞台だ。反発することでしか自らの存在意義を見出せない若者、しかし反発するべき対象としての秩序がそこにはな い。「それならばまずは形式的な秩序を作ろう」と自分の伝統的な結婚式を、そして世界秩序の再建を、と暴走する主人公の若者を、森山未來が演じる。<br />
「非常に楽しめる喜劇に作り上げることができる作品なんです。反発によって存在証明しようとする若者。しかし彼は自分の存在を確かめたいという根源を忘れて、形式だけを取り戻すことに躍起になり、いろんなものを見失っていくんですね。<br />
　その暴走が喜劇性の強いところなんだけど、観ているうちにいつの間にか、繰り返される人間の愚かしさみたいなものをものすごく嘲笑っていることに気付く。世界の構造や人間の歴史みたいなものを映し出している部分が見えてくるようになる。これは演劇の見せ方として面白いと僕は思うんです」。<br />
　先行きの見えない混沌とした世界状況、確固たる勢力が失われて突き進む方向を求めて模索する人間。初演から45年経った現代にも通じるものがある。<br />
「そうなんです。まず僕が思ったのは演劇界の混沌だった。昔と違って確固たる主流がなくなり、反発から生まれた演劇が主流になっていたりして、多様な芝居があって、何を作り出せばいいのか、作り出す世界がどんどん小さくなってしまっている。でも読み進めていくうちに、芸術にとどまらず、世界の縮図や繰り返される人間の愚かしさみたいなものを嘲笑っているんだなと。何を感じるかは観る人の状態にもよると思いますが」。<br />
　解決策を示すわけではない。説明しすぎないことは長塚のポリシーでもある。
</p></div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>「想像力」は演劇を観る喜び</h4>
<p>「舞台はそもそも『ここは家ですよ』って嘘をついて始まっているわけだから、そこから観る側の想像力がスタートしている。想像力を働かせることが演劇を観る一つの喜びだと僕は思っているんです。俳優も演出家も観客の感性・感覚を信じて、説明的に作りすぎない。余白を持たせることが大事なんです。そうすると作品が広がっていきますからね」。<br />
　ここ数年考えてきて、ロンドン留学を機に自分の中で明確になったという。<br />
「劇場って人間がそもそも持っている想像する力や、思考する力や、体で感じること、そういうことを大量に感じられる場所なんです。最近、3Dとかいろんな与えられたもので何でも見られるようになっていますよね。それに比べて劇場空間はなんて豊かなんだろうって」。
</p></div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>俳優　劇作家　演出家</h4>
<p>「もともと役者をやりたくて芝居を始め、役が欲しくて脚本を書き始めたんですが、書いてみたら面白かった。演出は、他人の書いた戯曲をさまざまな角度で読み解いたり、俳優がぱっと変わる瞬間を見たり、一つのアイデアが入ることで戯曲の世界や人間関係が膨らむのを目の当たりにしたりするうちに、徐々に面白くなりました」。<br />
　俳優、劇作家、演出家。3つの立場でのアプローチは変わらない。軸足は「観客とともに、一つの空間で世界を作り上げ、共有して想像力を膨らませていって、豊かな場所にしていくこと」だ。<br />
「視覚で見たものと感覚で見たものがうまく混ざった時、すごく面白いと感じるんです。残像を自分の中で合わせるのが好きなんですね。例えば『夢で見たものは見ていないのか』。僕は見たんじゃないかと思うんですよ。夢が現実でないとは誰が決めたのか、何が夢で何が現実でないのか。もしかしたらあっち（夢）が現実かもしれないじゃないですか。<br />
　一つ所に決めてしまうのではなく、可能性を感じながら生きていくことのほうが、僕は豊かなんじゃないかと思っている。そしてその可能性について興味があるから追いかけてみたりするんです」。<br />
　荘子の『胡蝶の夢』ともつながるような、ちょっともやもやとした、でも本質を突いているような、不思議な気持ちになる話だ。たくさんの考えや体験がさまざまな形で演劇に反映されていく。だからこそ作品が観る人の心を深く揺さぶることができるのだろう。</p>
<p>「物語世界と現実世界がいかにつながるか、舞台と客席の間には何があるのか、現実と虚構には狭間はないんじゃないか、現実と虚構の狭間のない世の中でどう生きていくのか……。『あまり考えすぎると病気になるぞ』って言われますけど（笑）。<br />
　僕は演劇という表現手段を持っていて、想像したことを視覚化して形にできる。だからそれでバランスをとっているんだと思います。虚構の世界を表現したり、時間の概念をなくしてみたり、そういったことをしていくと面白いんですよね」。</p>
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<h4>人生と仕事（演劇）を切り離さない</h4>
<p>「以前は自分の生活に演劇が浸食してくることを何となく敬遠していたんですよ。自分の時間を作ろうとか、どこかで線引きしてもがいていた。でもね、生きることと演劇を切り離す必要はないって思ったら楽になったんですね。<br />
　例えば今、先週幕が開いた舞台（『ハーパー・リーガン』）と、今度の『タンゴ』と、その次の舞台と、その次の仕事と、他に自分のやりたいことを抱えていて、上手ではないけれど同時進行しているんです。同時進行させつつ、『ほかにもあれ試してみたいな』って考えてる。<br />
　休みを取ろうと思うこともあるけど、かといってちょっと時間に隙間が見えると『ちょっとワークショップができるんじゃないか』と思ってしまう。だったら難しく考えずにどんどん進めていってしまおうと」。<br />
　まさに人生すべてが演劇に浸っている。演劇に関係しない趣味は、との問いに「ないです！ あ、酒だ！（笑）」と即答した。この人と 一晩酌み交わしたらどんなに豊かな気持ちになるだろうと思わず楽しい想像を巡らせる。人間本来の豊かな力を引き出し、豊かな時間を共有できる舞台が、この人の手によって次々生まれていくのだろう。　（文中敬称略）
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<p>【長塚圭史プロフィール】　75年東京都出身。96年演劇プロデュースユニット「阿佐ヶ谷スパイダース」を結成、作・演出・出演の三役をこなす。05年の作・演出作品『ラストショウ』で第13回読売演劇大賞優秀作品賞、06年の演出作品『ウィー・トーマス』で第14回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。平成20年度文化庁新進芸術家海外留学制度にてロンドンに１年間留学。帰国後、10年1月に阿佐ヶ谷スパイダース本公演『アンチクロックワイズ・ワンダーランド』作・演出、7月に舞台『ファウストの悲劇』出演、9月に舞台『ハーパー・リーガン』演出。次回演出作品、舞台『タンゴ』は11月4日より上演予定。
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