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レヴェランス
東京・南麻布

レストランという劇場で人と気の幸せの物語を楽しむ

フレンチレヴェランス

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 レストランで食事をするということは、ただ空腹を満たすためだけでなく、時間と空間を楽しむ行為でもある。さりげない給仕、ワインと料理の絶妙のマリアージュ……。南麻布にあるレヴェランスは、一歩足を踏み入れた瞬間から始まる、この店が提供するサービスという物語に身を委ね、ひと時の幸せな時間を楽しめるレストランだ。
 オーナーでありソムリエの亀山和也さんは23歳の時に渡仏。パリの名店ピエール・ガニェールでサービスの職に就き、前衛的と評されるシェフのもと彼が触発を受けたアートのエッセンスを料理などに柔軟に取り入れ、店を自身の作品のように創り上げていく姿勢に感銘を受ける。
 帰国後、2008年にオープンしたこの店は白を基調にしたモダンなデザイン。調度品、照明の明るさなど細部に至るまで亀山さんの世界観が反映されている。最大でも22席というキャパシティは「すべてに目が行き届き、常に最上のサービスを提供できるようにしたい」からだという。
 料理はランチ、ディナーともに2つのコースを用意。「エテルナル(永遠)」はフレンチの歴史にオマージュを捧げ、現代風のアレンジを加えた“進化する伝統”を表現したもの。「トゥールビヨン(つむじ風)」は一瞬の閃きや創造力に満ちたレヴェランス流の現代フレンチだ。
「レストランという場をひとつの芸術作品としてお客様に提供していきたい」という亀山さん。オペラやバレエと同じように、レストランという “劇場”でゆったりと一遍の物語を楽しんでほしいという想いがそこにはある。料理、ワイン、会話、さりげなくも計算されたサービス。今宵はどんな物語を、どんな幸せな時間を供してくれるのだろうか。
 そういえば法律家にして美食家でもあったブリア・サヴァランは『美味礼讃』にこんな言葉を遺している。
「誰かを食事に招くということは、その人が自分の家にいる間中、その幸福を引き受けるということである」


東京都港区南麻布4-12-4 プラチナコート広尾1F
TEL:03-5475-3290
交通:東京メトロ 広尾駅から徒歩約5分
営業時間:ランチ12:00~15:30(L.O. 13:30) ディナー18:00~23:00(L.O. 21:30)
火曜休
席数:22席
クレジットカード:可
予算:昼3,900円~、夜8,400円~(昼・夜ともサービス料別途10%)
www.rest-reverence.jp

文・撮影:佐藤久

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