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【オイシイ・レシピ】 タイ風アクアパッツァ

オイシイ・レシピ

【オイシイ・レシピ】 タイ風アクアパッツァ

 風薫る季節には、鼻を利かせてみるといい。クンクンクンクン。ほうら、どこからか爽やかなハーブと芳醇なスパイスの香りが……今回は、初夏の薫風にのせて、華やかな香りを楽しむエスニック料理「タイ風アクアパッツア」のレシピをお届けしよう。
 ビタミンカラーの野菜を加え、ハーブをあしらったひと皿は、まるでポップアートを見るかのよう。目と舌でプチトリップ気分を味わうことができるエキゾチックなひと品だ。
「スープと素材を始めから一緒に煮込む本場イタリアのアクアパッツアとは違い、魚介のプリッとした柔らかな食感を活かすため、仕上げに近い段階で素材を加え、さっと火を通すことがポイントです。これからのシーズンであれば、スズキなどの白身魚を使っても美味しいですよ」と話すのは、「シーフードタイ屋台 TARUTARU」の上田シェフ。
 一見、食材調達が難しく感じられるエスニック料理だが、日本にある食材でも十分味わい深く作り上げることができるそう。
「例えば、タイ料理の定番『青菜炒め』も、空芯菜を使わなければならない決まりはありません。小松菜、青梗菜など日本には美味しい青菜がたくさんあるので、それをサラダ油でサッと炒め、ナンプラーをひと回しするだけで、絶品タイ風炒めが出来上がります。身近に揃うもので、もっと気軽にエスニック料理を楽しんでくださいね」
 夏場であれば、加賀野菜「金時草」を使った炒め物もおすすめなのだとか。
 心も体もハッピーになれるエスニック料理はぜひテラスで、シンハービールといただきたい。そうして外の空気を吸い込めば、とびきり熱い夏の香りがすぐそこまで、感じられるだろうか。

材料[1~2人前]

有頭エビ…1尾
蛤…3個
イトヨリダイ…2切
お好みの野菜(パプリカ、シメジなど)…適量
鶏ガラスープ…400cc
レモングラス…2本
カー…4切(あれば)
バイマクルー(ミカンやユズなど柑橘類の葉で代用可)…3枚
ナンプラー…大さじ1.5
三温糖…大さじ1と1/3
レッドチリ…小さじ2
白ワイン…大さじ2
レモンジュース…大さじ2
(ホラパー、パクチー…適量)

作り方[所要時間約15分]

1.エビは殻を剥き背開きにし、タイはうろこを取り切れ目を入れる。その他の具材も下処理を済ませる。
2.鍋に鶏ガラスープ、香りづけのレモングラス、カー、バイマクルーを入れて弱火にかける。
3.スープが香り立ってきたら、ナンプラー、三温糖、レッドチリ、白ワインを入れて軽く煮る。
4.スープが煮立ったら、有頭エビ、蛤、イトヨリダイ、野菜類を加えてさらに煮る。
5.具材に火が通ったら、仕上げに鍋肌からレモンジュースを注ぎ入れ、お好みでホラパーやパクチーなどのハーブを飾って完成。
手前から時計回りに、レモングラス、バイマクルー、カー、ホラパー。スープの香りが華やぐバイマクルーは柑橘類の葉で代用可。

手前から時計回りに、レモングラス、バイマクルー、カー、ホラパー。スープの香りが華やぐバイマクルーは柑橘類の葉で代用可。

スープにハーブを入れたら、弱火でゆっくり煮ることが香りを引き出すポイント。具材も食感を活かすため煮すぎないこと。

スープにハーブを入れたら、弱火でゆっくり煮ることが香りを引き出すポイント。具材も食感を活かすため煮すぎないこと。

仕上げに入れるレモンジュースは酸味を崩さないよう、火を止めた後で鍋肌から注ぎ入れる。

仕上げに入れるレモンジュースは酸味を崩さないよう、火を止めた後で鍋肌から注ぎ入れる。


SHOP DATA

シーフードタイ屋台 TARUTARU

東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビルB1

電話:03-3287-8054

営業時間:11:3015:00 (L.O.14:30)17:0023:00 (L.O.22:00)

定休日:日曜

tarutarujapan.com

 

無題Teacher

上田純一郎シェフ

「煮込みは弱火でゆっくり。ハーブの香りと魚介のエキスがスープに移りやすくなり、より風味豊かに仕上がります」

文・写真|松永理佐

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