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	<title>BUAISO.net － 都市と都市をつなぐインターシティメディア &#187; 音楽</title>
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	<description>BUAISO 都市と都市をつなぐインターシティメディア[BUAISO:ブアイソー]</description>
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		<title>JKT48がインドネシアの魅力をアピール</title>
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		<pubDate>Tue, 27 Dec 2011 08:15:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator>k.ohata</dc:creator>
				<category><![CDATA[音楽]]></category>

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		<description><![CDATA[世界にインドネシアを知ってもらえるように 　先日行われたAKB48紅白歌合戦にサプライズゲストとして登場したJKT48。そのメンバー6人が、成田空港で行われたイベント「インドネシア魅力 トークショー」（イベント主催：ガルーダ・インドネシア航空会社）に出演した。 　イベントはクリスマスイブの朝に、成田空港第2ターミナルの出発ロビーにあるスカイリウムで行われた。まずインドネシア共和国観光クリエイティブエコノミー省ビジットインドネシアツーリズムオフィスの高橋直美氏が、インドネシアの国の成り立ちや、人口、気候、見どころなどを映像を交えながら紹介した。続いて、ガルーダ・インドネシア航空の客室乗務員2名が登壇。インドネシアへの快適な旅をアピールした。そしていよいよJKT48の登場。今回はシャニア、ナビラ、クレオ、メロディー、レナ、アヤナの6名。日本の印象はとの問いにシャニアは「寒さに驚いています。寒いのに人が歩いているのにもビックリ」。 　インドネシアの見どころは「独立記念塔」とナビラ。またお薦めのインドネシア料理は「ナシゴレン」（アヤナ）、「スマトラ地方のパダン料理」（クレオ）など集まった人たちにインドネシアを紹介し、パンフレットを手渡した。 　イベント終了後、取材陣のインタビューに応え、今後の目標は「インドネシアの国民的アイドルになって、日本、インドネシアで受け入れられるだけでなく、世界にインドネシアの名前を知ってもらえるようになりたい」と語った。AKB版紅白で初共演したAKB48のメンバーや、接したファンへの印象を聞かれ、「共演できてうれしかったし、ファンから声援をもらって日本で受け入れられたと思いました」とメロディーが答えた。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kiji clearfix">
<div id="attachment_14207" class="wp-caption alignleft" style="width: 270px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/12/photo_1.jpg" alt="" title="" width="260" height="194" class="size-full wp-image-14207" /><p class="wp-caption-text">参加者にインドネシアについてのパンフレットを手渡すJKT48のメンバー</p></div></p>
<h5>世界にインドネシアを知ってもらえるように</h5>
<p>
　先日行われたAKB48紅白歌合戦にサプライズゲストとして登場したJKT48。そのメンバー6人が、成田空港で行われたイベント「インドネシア魅力 トークショー」（イベント主催：ガルーダ・インドネシア航空会社）に出演した。<br />
　イベントはクリスマスイブの朝に、成田空港第2ターミナルの出発ロビーにあるスカイリウムで行われた。まずインドネシア共和国観光クリエイティブエコノミー省ビジットインドネシアツーリズムオフィスの高橋直美氏が、インドネシアの国の成り立ちや、人口、気候、見どころなどを映像を交えながら紹介した。続いて、ガルーダ・インドネシア航空の客室乗務員2名が登壇。インドネシアへの快適な旅をアピールした。そしていよいよJKT48の登場。今回はシャニア、ナビラ、クレオ、メロディー、レナ、アヤナの6名。日本の印象はとの問いにシャニアは「寒さに驚いています。寒いのに人が歩いているのにもビックリ」。<br />
　インドネシアの見どころは「独立記念塔」とナビラ。またお薦めのインドネシア料理は「ナシゴレン」（アヤナ）、「スマトラ地方のパダン料理」（クレオ）など集まった人たちにインドネシアを紹介し、パンフレットを手渡した。<br />
　イベント終了後、取材陣のインタビューに応え、今後の目標は「インドネシアの国民的アイドルになって、日本、インドネシアで受け入れられるだけでなく、世界にインドネシアの名前を知ってもらえるようになりたい」と語った。AKB版紅白で初共演したAKB48のメンバーや、接したファンへの印象を聞かれ、「共演できてうれしかったし、ファンから声援をもらって日本で受け入れられたと思いました」とメロディーが答えた。
</p>
</div>
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		<title>JKT48 第1期生メンバー28名が決定</title>
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		<pubDate>Fri, 04 Nov 2011 05:34:28 +0000</pubDate>
		<dc:creator>k.horio</dc:creator>
				<category><![CDATA[音楽]]></category>

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		<description><![CDATA[　AKB48初の海外姉妹グループで、インドネシア・ジャカルタを拠点に活躍する「JKT48」の第1期生メンバーが11月2日に決定した。日本人1人を含む12歳から21歳の28名が年内のイベントでお披露目となる。 　インドネシア全土からの応募者、約1200名のうち、書類審査を通った51名がジャカルタ市内で行われた最終オーディションに臨んだ。ダンスと歌、面接の審査を受け、28名が合格した。来年春には専用劇場での公演をスタートする予定だ。 　総合プロデューサー秋元康氏も審査のために日本から駆け付けた。「ほとんど全員、歌がとても上手で驚いた。日本でのオーディションにはなかったこと」と審査の印象を語った。「選ばれた28名はどこか光るものがあったり、輝くはずと思わせるようなダイヤモンドの原石ばかり。原石が輝くには原石同士で磨き合うしかない。頑張ってください」とエールを送った。 　台湾やシンガポール、タイでも姉妹グループを結成する予定だという。「将来的には、日本のAKBメンバーを含めた全世界メンバーの総選挙ができるといいと思う」と構想を語った。 　12月1日発行のBUAISO47号ではJKT48情報を含むインドネシアとジャカルタの特集を掲載します。お楽しみに。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kiji clearfix">
<p>　AKB48初の海外姉妹グループで、インドネシア・ジャカルタを拠点に活躍する「JKT48」の第1期生メンバーが11月2日に決定した。日本人1人を含む12歳から21歳の28名が年内のイベントでお披露目となる。</p>
<p>　インドネシア全土からの応募者、約1200名のうち、書類審査を通った51名がジャカルタ市内で行われた最終オーディションに臨んだ。ダンスと歌、面接の審査を受け、28名が合格した。来年春には専用劇場での公演をスタートする予定だ。<br />
　総合プロデューサー秋元康氏も審査のために日本から駆け付けた。「ほとんど全員、歌がとても上手で驚いた。日本でのオーディションにはなかったこと」と審査の印象を語った。「選ばれた28名はどこか光るものがあったり、輝くはずと思わせるようなダイヤモンドの原石ばかり。原石が輝くには原石同士で磨き合うしかない。頑張ってください」とエールを送った。<br />
　台湾やシンガポール、タイでも姉妹グループを結成する予定だという。「将来的には、日本のAKBメンバーを含めた全世界メンバーの総選挙ができるといいと思う」と構想を語った。<br />
　12月1日発行のBUAISO47号ではJKT48情報を含むインドネシアとジャカルタの特集を掲載します。お楽しみに。</p>
</div>
<div class="kiji clearfix">
<table>
<tr>
<td class="lightBox"><a href="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/11/no46_jkt48_ph01.jpg" title="前列が「メイン」の3名"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/11/no46_jkt48_ph01-150x150.jpg" alt="前列が「メイン」の3名" width="100" height="100" class="aligncenter size-thumbnail wp-image-13148" /></a></td>
<td class="lightBox"><a href="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/11/no46_jkt48_ph02.jpg" title="最年少12歳のナビラー・ラットナ・アユ・アザリア"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/11/no46_jkt48_ph02-150x150.jpg" alt="最年少12歳のナビラー・ラットナ・アユ・アザリア" width="100" height="100" class="aligncenter size-thumbnail wp-image-13160" /></a></td>
<td class="lightBox"><a href="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/11/no46_jkt48_ph03.jpg" title=""><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/11/no46_jkt48_ph03-150x150.jpg" alt="" width="100" height="100" class="aligncenter size-thumbnail wp-image-13169" /></a></td>
<td class="lightBox"><a href="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/11/no46_jkt48_ph04.jpg"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/11/no46_jkt48_ph04-150x150.jpg" alt="ジャカルタ在住日本人、13歳のレナ・ノザワ" title="ジャカルタ在住日本人、13歳のレナ・ノザワ" width="100" height="100" class="aligncenter size-thumbnail wp-image-13174" /></a></td>
<td class="lightBox"><a href="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/11/no46_jkt48_ph05.jpg" title="合格したばかりのJKT48第１期生メンバーと秋元康氏（中央）"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/11/no46_jkt48_ph05-150x150.jpg" alt="合格したばかりのJKT48第１期生メンバーと秋元康氏（中央）" width="100" height="100" class="aligncenter size-thumbnail wp-image-13180" /></a></td>
<td class="lightBox"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/11/no46_jkt48_ph06-150x150.jpg" alt="JKT48総合プロデューサー、秋元康氏" title="JKT48総合プロデューサー、秋元康氏" width="100" height="100" class="aligncenter size-thumbnail wp-image-13181" /></td>
</tr>
</table>
</div>
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		<item>
		<title>「21世紀のモーツァルト」ジョヴァンニ・アレヴィ　インタビュー</title>
		<link>http://www.buaiso.net/lifestyle/music/927/</link>
		<comments>http://www.buaiso.net/lifestyle/music/927/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 25 Aug 2010 05:40:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>k.horio</dc:creator>
				<category><![CDATA[音楽]]></category>
		<category><![CDATA[イタリア]]></category>
		<category><![CDATA[クラシック]]></category>
		<category><![CDATA[ピアノ]]></category>
		<category><![CDATA[芸術]]></category>

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		<description><![CDATA[頭の中の魔女 18世紀にオーストリアに生きたモーツァルトは、下書きをせず、頭の中で完成形の楽曲を作り上げたことで知られる。現代に生きるジョヴァンニは「21世紀のモーツァルト」と呼ばれ、イタリアでロックスター並みの注目を浴びている。 「私の頭の中にはいつも魔女が住んでいて、インスピレーションが得られる時は必ず、魔女が私の頭を叩いて最初に1～2フレーズの音楽を霊感みたいにふっとくれる。その短い音楽が頭の中で繰り返され、広がっていき、最後にはこれ以上広がらない、伸びない、というところに必ず来る、それが自分の音楽（曲）の終わりです。頭の中に鳴ったものを自分の中で整理し、頭の中で楽譜を作り、次に紙に書き、それから初めてピアノに触れるのです」。 内緒で弾いていた子供時代 「父は音楽家でした。私が家のピアノをおもちゃにしていたことで父は怒り、5歳の時、父はピアノに鍵をかけてしまったのです。しかし両親の留守中に私は鍵の在りかを探し当て、いつも家の中に流れていたショパンやモーツァルトを聴いたままに弾き続けました。隠れてピアノを弾く喜びと、見つかって叱られるかもしれないという恐怖との背中合わせ、それが私の音楽人生の始まりです。 10歳の時、学校で演劇発表会がありました。内向的な性格で立っているだけの役でした。終わって舞台袖に下がった時、奥にあるピアノを見つけたんです。吸い寄せられるようにピアノに近づき、ショパンの前奏曲イ長調を本当に無意識のうちに弾いてしまいました。まだ客席にいた生徒の両親たちからの大きな拍手と歓声で我に返り、『しまった！父に叱られる！』と逃げ出しました。父は、追いかけてきて私の演奏を非常に褒めてくれ、その日の午後、音楽学校への入学手続きをしたのです」。 自由にピアノが弾けるようになったジョヴァンニは連日8時間も10時間も弾き続けた。子供は手が小さいため楽曲を完璧に弾くことができない。しかし初めて楽譜を見たところ、それまで耳で感じたままに弾いていたものはほぼ楽譜通りであったという。17歳で初めて作曲を手掛けた。曲名は『JAPAN』。「『ドラえもん』などの日本のアニメをよく見ていました。日本とはどういう国かと想像を巡らせ、その憧れを曲にしたのです」。美しいメロディーで綴られたこの曲はコンサートの冒頭に必ず演奏されている。アメリカや韓国のツアーでも同様だ。 コンテンポラリー・クラシック 服装はいつもTシャツにジーンズ、ベートーベンのようなもしゃもしゃの髪を振り乱し、子供のような笑顔でステージ上を走り回る。聴衆の心をわしづかみにし、弾ませるエネルギッシュな音楽はジャズにもロックにも感じられる。しかし、自身はあくまでもクラシックにこだわる。 「私はコンテンポラリー・クラシック音楽の作曲家です。私が演奏するものはいつも厳密に楽譜に書いてあり、即興ではありません。クラシックとコンテンポラリーは対極の言葉ですが、あくまでもクラシックというベースがあって、その上でコンテンポラリーという新しい発想がある。古い部分、クラシックというものを学びながら新しいものに発展させていきたいという思いがあるので、コンテンポラリー・クラシックと呼んでいます。 音楽は大きく3つにクラシック、ポップス、ジャズと分類されますが、それぞれがしっかりした形式を持って、行くべき道に発展していると思います。ジャズと異なり、クラシックには即興があってはならないのです。『即興曲』というものもありますが、必ず譜面にすべてが書かれています。クラシックには絶対に崩してはいけないものがあります。ポップスやジャズにも独自の形式がありますが、細胞分裂のようにどんどん変化していける自由な音楽だと認識しています。 クラシックにはシンフォニーやソナタなどの形式というのが必ずありますが、時代によって確実に発展しています。今の時代から次の時代を見ると、それは必ずコンテンポラリーなものになる。ベートーベンの時代にはベートーベンがコンテンポラリーだったのと同じことです。バッハ、ベートーベン、モーツァルト……それぞれの時代にクラシックは進化しているので、その進化は認めていかなければいけない。けれども変えてはいけないものもあるのです」。 深く古いものを学ぶ必要性 20歳の頃、色々な不安を抱え、ピアニストとしても自信がなかったジョヴァンニは、作曲を学ぶと同時に大学で哲学の修士を獲得している。異例の経歴だ。 テレビ番組『世界の車窓から』で使用され問い合わせが殺到した、ヨーロッパの静かな秋の情景が似合う『ilbacio』、たくさんの小動物が飛び跳ねるような、楽しげで心も体も思わず躍ってしまう旋律が印象的な『300anelli』など、ジョヴァンニの音楽は人の心を動かし、ぐっとつかんで離さない。「クラシック音楽が進む方向性として、人間が安らげるもの、元気が出るもの、聴いて心に残るものではなければならないという考えが世界の流れになっています。私もそれに大いに賛同しています」。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kiji clearfix">
<h4>頭の中の魔女</h4>
<p>18世紀にオーストリアに生きたモーツァルトは、下書きをせず、頭の中で完成形の楽曲を作り上げたことで知られる。現代に生きるジョヴァンニは「21世紀のモーツァルト」と呼ばれ、イタリアでロックスター並みの注目を浴びている。<br />
「私の頭の中にはいつも魔女が住んでいて、インスピレーションが得られる時は必ず、魔女が私の頭を叩いて最初に1～2フレーズの音楽を霊感みたいにふっとくれる。その短い音楽が頭の中で繰り返され、広がっていき、最後にはこれ以上広がらない、伸びない、というところに必ず来る、それが自分の音楽（曲）の終わりです。頭の中に鳴ったものを自分の中で整理し、頭の中で楽譜を作り、次に紙に書き、それから初めてピアノに触れるのです」。</p>
</div>
<div class="kiji clearfix">
<div id="attachment_964" class="wp-caption alignright" style="width: 270px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/09/no38_music_01.jpg" alt="哲学を深く学んだだけあって、その発する言葉は奥深い" width="260" height="390" class="size-full wp-image-964" /><p class="wp-caption-text">哲学を深く学んだだけあって、その発する言葉は奥深い</p></div>
<h4>内緒で弾いていた子供時代</h4>
<p>「父は音楽家でした。私が家のピアノをおもちゃにしていたことで父は怒り、5歳の時、父はピアノに鍵をかけてしまったのです。しかし両親の留守中に私は鍵の在りかを探し当て、いつも家の中に流れていたショパンやモーツァルトを聴いたままに弾き続けました。隠れてピアノを弾く喜びと、見つかって叱られるかもしれないという恐怖との背中合わせ、それが私の音楽人生の始まりです。<br />
10歳の時、学校で演劇発表会がありました。内向的な性格で立っているだけの役でした。終わって舞台袖に下がった時、奥にあるピアノを見つけたんです。吸い寄せられるようにピアノに近づき、ショパンの前奏曲イ長調を本当に無意識のうちに弾いてしまいました。まだ客席にいた生徒の両親たちからの大きな拍手と歓声で我に返り、『しまった！父に叱られる！』と逃げ出しました。父は、追いかけてきて私の演奏を非常に褒めてくれ、その日の午後、音楽学校への入学手続きをしたのです」。<br />
自由にピアノが弾けるようになったジョヴァンニは連日8時間も10時間も弾き続けた。子供は手が小さいため楽曲を完璧に弾くことができない。しかし初めて楽譜を見たところ、それまで耳で感じたままに弾いていたものはほぼ楽譜通りであったという。17歳で初めて作曲を手掛けた。曲名は『JAPAN』。「『ドラえもん』などの日本のアニメをよく見ていました。日本とはどういう国かと想像を巡らせ、その憧れを曲にしたのです」。美しいメロディーで綴られたこの曲はコンサートの冒頭に必ず演奏されている。アメリカや韓国のツアーでも同様だ。</p>
</div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>コンテンポラリー・クラシック</h4>
<p>服装はいつもTシャツにジーンズ、ベートーベンのようなもしゃもしゃの髪を振り乱し、子供のような笑顔でステージ上を走り回る。聴衆の心をわしづかみにし、弾ませるエネルギッシュな音楽はジャズにもロックにも感じられる。しかし、自身はあくまでもクラシックにこだわる。<br />
「私はコンテンポラリー・クラシック音楽の作曲家です。私が演奏するものはいつも厳密に楽譜に書いてあり、即興ではありません。クラシックとコンテンポラリーは対極の言葉ですが、あくまでもクラシックというベースがあって、その上でコンテンポラリーという新しい発想がある。古い部分、クラシックというものを学びながら新しいものに発展させていきたいという思いがあるので、コンテンポラリー・クラシックと呼んでいます。<br />
音楽は大きく3つにクラシック、ポップス、ジャズと分類されますが、それぞれがしっかりした形式を持って、行くべき道に発展していると思います。ジャズと異なり、クラシックには即興があってはならないのです。『即興曲』というものもありますが、必ず譜面にすべてが書かれています。クラシックには絶対に崩してはいけないものがあります。ポップスやジャズにも独自の形式がありますが、細胞分裂のようにどんどん変化していける自由な音楽だと認識しています。<br />
クラシックにはシンフォニーやソナタなどの形式というのが必ずありますが、時代によって確実に発展しています。今の時代から次の時代を見ると、それは必ずコンテンポラリーなものになる。ベートーベンの時代にはベートーベンがコンテンポラリーだったのと同じことです。バッハ、ベートーベン、モーツァルト……それぞれの時代にクラシックは進化しているので、その進化は認めていかなければいけない。けれども変えてはいけないものもあるのです」。</p>
</div>
<div class="kiji clearfix">
<div id="attachment_965" class="wp-caption alignleft" style="width: 270px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/09/no38_music_02.jpg" alt="4枚目のアルバム『JOY』のジャケット写真。自由な精神が溢れ出るようだ" width="260" height="247" class="size-full wp-image-965" /><p class="wp-caption-text">4枚目のアルバム『JOY』のジャケット写真。自由な精神が溢れ出るようだ</p></div>
<h4>深く古いものを学ぶ必要性</h4>
<p>20歳の頃、色々な不安を抱え、ピアニストとしても自信がなかったジョヴァンニは、作曲を学ぶと同時に大学で哲学の修士を獲得している。異例の経歴だ。<br />
テレビ番組『世界の車窓から』で使用され問い合わせが殺到した、ヨーロッパの静かな秋の情景が似合う『ilbacio』、たくさんの小動物が飛び跳ねるような、楽しげで心も体も思わず躍ってしまう旋律が印象的な『300anelli』など、ジョヴァンニの音楽は人の心を動かし、ぐっとつかんで離さない。「クラシック音楽が進む方向性として、人間が安らげるもの、元気が出るもの、聴いて心に残るものではなければならないという考えが世界の流れになっています。私もそれに大いに賛同しています」。</p>
</div>
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		<item>
		<title>「とりあえず、まずは地球一周ですよね」指揮者 西本智実 インタビュー</title>
		<link>http://www.buaiso.net/lifestyle/music/937/</link>
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		<pubDate>Tue, 25 May 2010 05:51:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator>k.horio</dc:creator>
				<category><![CDATA[音楽]]></category>
		<category><![CDATA[クラシック]]></category>
		<category><![CDATA[ビジネス]]></category>
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		<category><![CDATA[女性]]></category>
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		<category><![CDATA[留学]]></category>
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		<category><![CDATA[芸術]]></category>

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		<description><![CDATA[演技と指揮は一緒 　指揮者。楽譜を読み解き、解釈し、奏者に伝えて、自らが目指す方向にオーケストラを導く。同じ楽曲でも仕上がりは指揮者によって異なる。「基本的には解釈の違いですね」。理想的な指揮法、驚くべき表現力、と各国で絶賛される西本さんは語る。 　リハーサル時間は短く、交響曲1曲で1時間程度しかない。伝え方にも差が出る。「より合理的な練習ができるように、まずはしっかりしたテンポを、次に大まかな表現のバランスを、それから細かい味付けをします。さあ始めましょう、と顔を合わせ、身体全体で伝えながらリハーサルの演奏をする。すでにこの段階で指揮者によりかなり違いが出ます」。 　大阪音楽大学卒業後（※）ニコライ・マルコらを生み出した指揮法の伝統国ロシアに留学した。25歳、言葉もわからず、生活にも学業にも相当な苦労を重ねた。日本で学んだはずの指揮法も全く通用しなかったという。「あれ？ というくらい通用しませんでした。ロシアでの1年目は徹底的に指揮法ばかりを学びました」。 　自らの解釈を大勢に伝えるための伝達方法として、演劇法をも身につけている。「（※※）スタニスラフスキー・システムが好きですね。非常に写実的なんです。例えばポケットに大切な手紙を入れている時と、何もない時と、爆弾が仕掛けられている時と、当然演技が変わってきますよね。ポケットの隅まで意識しているというのを表現するわけです。 　相手に伝わらないと表現とはいえません。全員に説明する時間はないし、一人に説明していたら他の人を待たせて全体の集中力がなくなる。音楽において合理的な解釈はしませんが、大勢を相手にするリハーサルは徹底して無駄を省きます」。 　言葉も文化背景も異なる初対面の大勢に、自分の解釈を伝える。容易なことではない。「でも、通じますよ。例えば力強い一撃のような音が欲しい時に『力強い一撃で叩いてください』と言葉で伝えるより、その人の目を見て、自分の最高レベルの強い思いを込めて拳を握り、ガン、と表情で表す。一発で通じます。だからエネルギーがいるんですよ。その連続なのでリハーサルには非常に神経を使います」。 ※旧ソビエト、現ウクライナ出身の指揮者。1883～1961 ※※ロシアの演出家、コンスタンチン・スタニスラフスキー（1863～1938）が提唱した演技理論。ロシア国内のみならず、ロシア革命の後に多くの芸術家がアメリカに亡命したことにより、多くのハリウッド俳優にも影響を与えた 天才作曲家の残した両義性 　楽曲の解釈とは楽譜から作曲者の意図を読み解くことである。その工程は非常に緻密で、繊細だ。「私たちが演奏する作品は天才が作っているので、受け止める幅が広いんですね。つまり一つの音でも単語でも、両義的にとらえることができます。例えばベートーベンの第九に『あの星の向こうに神様がいるにちがいない』という素晴らしい言葉が出てくるんです。ベートーベンはそこに減7の不協和音を入れています。これはドラマで『つづく』の前に流れるような、心がすっきりしない、解決しないような感じの音。でも最後にはうっすらと解決音を入れている。これって両義的だと思うんですね。 　神様がいるに違いない、でもいるのかなあ、でも……、うっすらとだけその解決音を鳴らすわけです。それが『いてほしい』なのか『やっぱりいる』の確信なのか、あるいは『心の中では確信と思っているけど、表情は穏やか』なのか。本当に一つのことなんだけどいくつもの解釈があるんですね。でも指揮者の場合、自分の中で決着させて、大勢のオーケストラや合唱の人たちに伝えなければいけないわけです。 　実は答えはないんですよ。私も両義的に思っているから。多少説明できる時間があれば『ここでは3つくらい解釈できると感じています。しかし今回はこう解釈してください』と説明します。一つの答えを出すのに、感覚ではなく苦しんで決断する。その苦しみが訴えかける力を持つかもしれないですね。 　単語の訳し方でも変わってきます。例えば『パッション』というと日本人は『情熱』で終わりなんですよ。でも聖書を思い出すと、ヨハネやマタイのパッション、つまり『受難』の意味もある。情熱があるから受難が降りかかるのか、受難があるから情熱が生まれるのか。だから楽譜にパッションという言葉が出てきたら『ここでは受難があったから情熱、パッションがあると私は思う』とちょっと説明を入れる。ただの『情熱』とは、伝わり方が違いますよね」。 　思わず「繊細ですね」と驚きを伝えると、西本さんはとても可笑しそうに噴き出した。その笑顔は非常に親しみやすく気さくだった。 ロシア、ヨーロッパ、アメリカ 世界へ羽ばたく原動力 　単身ロシア入りし、苦労を重ねて首席指揮者や芸術監督の地位を得るまでとなり、オペラ指揮者としての地位を確立した。さらにヨーロッパ各国の交響楽団や国立歌劇団でも数々の成功を収めている。華麗なる経歴だ。「全然がつがつしてなかったの。留学当時、世界に行くぞ～、とかもなかったし、何もわかっていなかった。だから行けたんですよ。もう一回25歳に戻してあげるから留学からやれと言われても無理。やりたくない。しんどい（笑）。その代わり精いっぱい頑張ってきた。それだけです」。 　さらに今年、新天地アメリカに進出する。その原動力は何だろう。「まだ知らないことがあるから。とりあえず、まずは地球一周ですよね。人間は肉体的に衰えていくし、指揮者の仕事は精神的、肉体的な力が非常に必要なので、40歳でとにかくアメリカまで行きたい、と。 　留学から10年はとにかく何が何でも頑張ると決めていました。指揮者に向いているかどうかも自ずと結果が出ると思っていたし、もしこの道を進んでいいのであれば、自然に道が見えてくると思っているので。最初の10年は『指揮者になるかどうか』という10年でした。それで細い道でもうっすらとあったので、また先に進んだわけです」。 　地球2周目の時は今まで見過ごしてきた部分を積み重ねて足していきたいとさらりと言う。まさに地球全体が舞台だ。「日本人はもっと海外に行くべきだと思う。世界は今、日清戦争より前の時代の地図の動き方、スピードになってきていると感じています。大チャンスですよ。若い人には特に」。 「輸入から輸出へ。素敵じゃないですか？」 　来年、新しく日本での活動が始まる。八王子新市民会館のエグゼクティブプロデューサー就任だ。海外で活躍してきた西本さんは日本のオペラの「輸出」を考えている。「ヨーロッパの劇場で数百年できていないことを日本でやりたい。そしていつか出来上がったものを海外に持っていきたいですね。素敵じゃないですか？今は東洋人の私が西洋の音楽を輸入しているんですよ。一度、輸出してみたいですよね。 　しかもオペラは衣装家、照明家、舞台装置家など、音楽家だけでないいろんな専門分野の人が集まる総合芸術なんです。異業種とのコラボレーションは自分のためにも本当にありがたいです。私たちは専門家としてこだわりを持って仕事をしていますが、凝り固まったら終わりだと思っているんですよね。オーケストラもそうですが、一人ではできない仕事をしているんです」。 　6月に行われる来日公演はリトアニア国立交響楽団を率い、ソプラノ歌手スミ・ジョーやピアニスト、タマラ・ステファノヴィチと共演する。「スミ・ジョーさんとは3月にリトアニアで共演しました。不思議な力の持ち主で、彼女の第一声で会場の空気がパッと変わるんです。ぜひその瞬間を生で見ていただきたいですね」。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kiji clearfix">
<div id="attachment_954" class="wp-caption alignleft" style="width: 270px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/09/no36_music_01.jpg" alt="photo by Hideki Shiozawa" width="260" height="202" class="size-full wp-image-954" /><p class="wp-caption-text">photo by Hideki Shiozawa</p></div><br />
<h4>演技と指揮は一緒</h4>
<p>　指揮者。楽譜を読み解き、解釈し、奏者に伝えて、自らが目指す方向にオーケストラを導く。同じ楽曲でも仕上がりは指揮者によって異なる。「基本的には解釈の違いですね」。理想的な指揮法、驚くべき表現力、と各国で絶賛される西本さんは語る。<br />
　リハーサル時間は短く、交響曲1曲で1時間程度しかない。伝え方にも差が出る。「より合理的な練習ができるように、まずはしっかりしたテンポを、次に大まかな表現のバランスを、それから細かい味付けをします。さあ始めましょう、と顔を合わせ、身体全体で伝えながらリハーサルの演奏をする。すでにこの段階で指揮者によりかなり違いが出ます」。<br />
　大阪音楽大学卒業後（※）ニコライ・マルコらを生み出した指揮法の伝統国ロシアに留学した。25歳、言葉もわからず、生活にも学業にも相当な苦労を重ねた。日本で学んだはずの指揮法も全く通用しなかったという。「あれ？ というくらい通用しませんでした。ロシアでの1年目は徹底的に指揮法ばかりを学びました」。<br />
　自らの解釈を大勢に伝えるための伝達方法として、演劇法をも身につけている。「（※※）スタニスラフスキー・システムが好きですね。非常に写実的なんです。例えばポケットに大切な手紙を入れている時と、何もない時と、爆弾が仕掛けられている時と、当然演技が変わってきますよね。ポケットの隅まで意識しているというのを表現するわけです。<br />
　相手に伝わらないと表現とはいえません。全員に説明する時間はないし、一人に説明していたら他の人を待たせて全体の集中力がなくなる。音楽において合理的な解釈はしませんが、大勢を相手にするリハーサルは徹底して無駄を省きます」。<br />
　言葉も文化背景も異なる初対面の大勢に、自分の解釈を伝える。容易なことではない。「でも、通じますよ。例えば力強い一撃のような音が欲しい時に『力強い一撃で叩いてください』と言葉で伝えるより、その人の目を見て、自分の最高レベルの強い思いを込めて拳を握り、ガン、と表情で表す。一発で通じます。だからエネルギーがいるんですよ。その連続なのでリハーサルには非常に神経を使います」。</p>
<p>※旧ソビエト、現ウクライナ出身の指揮者。1883～1961<br />
※※ロシアの演出家、コンスタンチン・スタニスラフスキー（1863～1938）が提唱した演技理論。ロシア国内のみならず、ロシア革命の後に多くの芸術家がアメリカに亡命したことにより、多くのハリウッド俳優にも影響を与えた</p></div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>天才作曲家の残した両義性</h4>
<p>　楽曲の解釈とは楽譜から作曲者の意図を読み解くことである。その工程は非常に緻密で、繊細だ。「私たちが演奏する作品は天才が作っているので、受け止める幅が広いんですね。つまり一つの音でも単語でも、両義的にとらえることができます。例えばベートーベンの第九に『あの星の向こうに神様がいるにちがいない』という素晴らしい言葉が出てくるんです。ベートーベンはそこに減7の不協和音を入れています。これはドラマで『つづく』の前に流れるような、心がすっきりしない、解決しないような感じの音。でも最後にはうっすらと解決音を入れている。これって両義的だと思うんですね。<br />
　神様がいるに違いない、でもいるのかなあ、でも……、うっすらとだけその解決音を鳴らすわけです。それが『いてほしい』なのか『やっぱりいる』の確信なのか、あるいは『心の中では確信と思っているけど、表情は穏やか』なのか。本当に一つのことなんだけどいくつもの解釈があるんですね。でも指揮者の場合、自分の中で決着させて、大勢のオーケストラや合唱の人たちに伝えなければいけないわけです。<br />
　実は答えはないんですよ。私も両義的に思っているから。多少説明できる時間があれば『ここでは3つくらい解釈できると感じています。しかし今回はこう解釈してください』と説明します。一つの答えを出すのに、感覚ではなく苦しんで決断する。その苦しみが訴えかける力を持つかもしれないですね。<br />
　単語の訳し方でも変わってきます。例えば『パッション』というと日本人は『情熱』で終わりなんですよ。でも聖書を思い出すと、ヨハネやマタイのパッション、つまり『受難』の意味もある。情熱があるから受難が降りかかるのか、受難があるから情熱が生まれるのか。だから楽譜にパッションという言葉が出てきたら『ここでは受難があったから情熱、パッションがあると私は思う』とちょっと説明を入れる。ただの『情熱』とは、伝わり方が違いますよね」。<br />
　思わず「繊細ですね」と驚きを伝えると、西本さんはとても可笑しそうに噴き出した。その笑顔は非常に親しみやすく気さくだった。</p></div>
<div class="kiji clearfix">
<div id="attachment_955" class="wp-caption alignright" style="width: 270px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/09/no36_music_02.jpg" alt="西本智実（指揮者）プロフィール：英国ロイヤルフィルや名門歌劇場などを指揮。今年9月よりロシア国立交響楽団首席客演指揮者に就任。2007年よりダボス会議を主催する「世界経済フォーラム」のヤンググローバルリーダーを務めている" width="260" height="320" class="size-full wp-image-955" /><p class="wp-caption-text">西本智実（指揮者）プロフィール：英国ロイヤルフィルや名門歌劇場などを指揮。今年9月よりロシア国立交響楽団首席客演指揮者に就任。2007年よりダボス会議を主催する「世界経済フォーラム」のヤンググローバルリーダーを務めている</p></div><br />
<h4>ロシア、ヨーロッパ、アメリカ<br />
世界へ羽ばたく原動力</h4>
<p>　単身ロシア入りし、苦労を重ねて首席指揮者や芸術監督の地位を得るまでとなり、オペラ指揮者としての地位を確立した。さらにヨーロッパ各国の交響楽団や国立歌劇団でも数々の成功を収めている。華麗なる経歴だ。「全然がつがつしてなかったの。留学当時、世界に行くぞ～、とかもなかったし、何もわかっていなかった。だから行けたんですよ。もう一回25歳に戻してあげるから留学からやれと言われても無理。やりたくない。しんどい（笑）。その代わり精いっぱい頑張ってきた。それだけです」。<br />
　さらに今年、新天地アメリカに進出する。その原動力は何だろう。「まだ知らないことがあるから。とりあえず、まずは地球一周ですよね。人間は肉体的に衰えていくし、指揮者の仕事は精神的、肉体的な力が非常に必要なので、40歳でとにかくアメリカまで行きたい、と。<br />
　留学から10年はとにかく何が何でも頑張ると決めていました。指揮者に向いているかどうかも自ずと結果が出ると思っていたし、もしこの道を進んでいいのであれば、自然に道が見えてくると思っているので。最初の10年は『指揮者になるかどうか』という10年でした。それで細い道でもうっすらとあったので、また先に進んだわけです」。<br />
　地球2周目の時は今まで見過ごしてきた部分を積み重ねて足していきたいとさらりと言う。まさに地球全体が舞台だ。「日本人はもっと海外に行くべきだと思う。世界は今、日清戦争より前の時代の地図の動き方、スピードになってきていると感じています。大チャンスですよ。若い人には特に」。
</p></div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>「輸入から輸出へ。素敵じゃないですか？」</h4>
<p>　来年、新しく日本での活動が始まる。八王子新市民会館のエグゼクティブプロデューサー就任だ。海外で活躍してきた西本さんは日本のオペラの「輸出」を考えている。「ヨーロッパの劇場で数百年できていないことを日本でやりたい。そしていつか出来上がったものを海外に持っていきたいですね。素敵じゃないですか？今は東洋人の私が西洋の音楽を輸入しているんですよ。一度、輸出してみたいですよね。<br />
　しかもオペラは衣装家、照明家、舞台装置家など、音楽家だけでないいろんな専門分野の人が集まる総合芸術なんです。異業種とのコラボレーションは自分のためにも本当にありがたいです。私たちは専門家としてこだわりを持って仕事をしていますが、凝り固まったら終わりだと思っているんですよね。オーケストラもそうですが、一人ではできない仕事をしているんです」。<br />
　6月に行われる来日公演はリトアニア国立交響楽団を率い、ソプラノ歌手スミ・ジョーやピアニスト、タマラ・ステファノヴィチと共演する。「スミ・ジョーさんとは3月にリトアニアで共演しました。不思議な力の持ち主で、彼女の第一声で会場の空気がパッと変わるんです。ぜひその瞬間を生で見ていただきたいですね」。</p></div>
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		<title>現役ドクターが率いる医療系バンドの抱く思い</title>
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		<pubDate>Mon, 25 May 2009 04:04:35 +0000</pubDate>
		<dc:creator>k.horio</dc:creator>
				<category><![CDATA[音楽]]></category>

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		<description><![CDATA[音楽は痛みを和らげる 　医療の最前線に従事する現役ドクターが率いる医療系バンド「Heartfull Hospital（ハートフルホスピタル）」。名古屋市を中心に病院、老人福祉施設での慰問ライブを続け人気を得ている。 　名城病院の腎臓内科医・赤澤貴洋さんは、カテーテル治療の痛みを和らげるために患者の好きな音楽を流して手術を行っている。優良な医師や医療器具といったハード面だけではなく、治療にはメンタル的な要素を取り入れたいという思いから始めた音楽治療。約50%の患者が痛みを感じなかったと答え、リラックスできたという患者は約70%もいたという。音楽は有効な鎮痛手段になることがわかり医学会で発表、メディアに取り上げられるようになり、話題となった。これをきっかけに、赤澤さんの中で医療と音楽が強く結びついたようだ。 医療系バンドの誕生 　バンドの結成は2007年1月。赤澤さんが担当していた患者の娘で歌手の大咲舞さんとの出会いがきっかけ。ライブで聞いた歌声に惚れ込んでボーカルに誘ったのだ。その他のメンバーは医療関係者を中心に集まった。 　作詞作曲を手掛けるのは赤澤さん。医療現場で出合った涙や笑顔、心の絆を歌にしている。「医師になった頃の気持ち、患者さんとの出会いを忘れたくなかったから書き留めていました」。リアルで愛に満ちたハートフルホスピタルの曲は優しく心に響く。 国内移植の現状を知ってほしい 　「医療先進国にも関わらず、日本の移植医療は遅れているんです」。国内で臓器提供を待つ患者に対して提供者数は圧倒的に少なく、臓器移植の多くは海外に頼っている。しかし、世界保健機関（WHO）が海外での移植の原則禁止を検討していることに加え、国内移植の道を開くはずの臓器移植法改正案も協議が難航。明るい未来が見えてこない。耐えがたい現実を目の当たりにする赤澤さんは「移植を待っている患者のために何かしたい」と思い続けていた。バンド活動で得た収益はすべて臓器移植ネットワークや骨髄移植財団に寄付をしている。赤澤さん率いるハートフルホスピタルの真の目的はここにあった。「変わった医者がいる、そんなきっかけでもいいんです。臓器移植に興味を持ってもらえることに意味があるから」。医療系バンドに込められた思いを受け取ってほしい。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kiji clearfix"><div id="attachment_1138" class="wp-caption alignleft" style="width: 270px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/09/no26_health_01.jpg" alt="Heartfull Hospital（ハートフルホスピタル）" title="現役ドクターが率いる医療系バンドの抱く思い" width="260" height="196" class="size-full wp-image-1138" /><p class="wp-caption-text">Heartfull Hospital（ハートフルホスピタル）</p></div></p>
<h4>音楽は痛みを和らげる</h4>
<p>　医療の最前線に従事する現役ドクターが率いる医療系バンド「Heartfull Hospital（ハートフルホスピタル）」。名古屋市を中心に病院、老人福祉施設での慰問ライブを続け人気を得ている。<br />
　名城病院の腎臓内科医・赤澤貴洋さんは、カテーテル治療の痛みを和らげるために患者の好きな音楽を流して手術を行っている。優良な医師や医療器具といったハード面だけではなく、治療にはメンタル的な要素を取り入れたいという思いから始めた音楽治療。約50%の患者が痛みを感じなかったと答え、リラックスできたという患者は約70%もいたという。音楽は有効な鎮痛手段になることがわかり医学会で発表、メディアに取り上げられるようになり、話題となった。これをきっかけに、赤澤さんの中で医療と音楽が強く結びついたようだ。</p>
</div>
<div class="kiji clearfix"><div id="attachment_1139" class="wp-caption alignright" style="width: 270px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/09/no26_health_03.jpg" alt="2nd CD「永い二人だから」は闘病中の夫を看病する妻、老夫婦の絆を歌っている。" title="現役ドクターが率いる医療系バンドの抱く思い" width="260" height="258" class="size-full wp-image-1139" /><p class="wp-caption-text">2nd CD「永い二人だから」は闘病中の夫を看病する妻、老夫婦の絆を歌っている。</p></div></p>
<h4>医療系バンドの誕生</h4>
<p>　バンドの結成は2007年1月。赤澤さんが担当していた患者の娘で歌手の大咲舞さんとの出会いがきっかけ。ライブで聞いた歌声に惚れ込んでボーカルに誘ったのだ。その他のメンバーは医療関係者を中心に集まった。<br />
　作詞作曲を手掛けるのは赤澤さん。医療現場で出合った涙や笑顔、心の絆を歌にしている。「医師になった頃の気持ち、患者さんとの出会いを忘れたくなかったから書き留めていました」。リアルで愛に満ちたハートフルホスピタルの曲は優しく心に響く。</p>
</div>
<div class="kiji clearfix"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/09/no26_health_02.jpg" alt="現役ドクターが率いる医療系バンドの抱く思い" title="現役ドクターが率いる医療系バンドの抱く思い" width="260" height="373" class="alignleft size-full wp-image-1140" /></p>
<h4>国内移植の現状を知ってほしい</h4>
<p>　「医療先進国にも関わらず、日本の移植医療は遅れているんです」。国内で臓器提供を待つ患者に対して提供者数は圧倒的に少なく、臓器移植の多くは海外に頼っている。しかし、世界保健機関（WHO）が海外での移植の原則禁止を検討していることに加え、国内移植の道を開くはずの臓器移植法改正案も協議が難航。明るい未来が見えてこない。耐えがたい現実を目の当たりにする赤澤さんは「移植を待っている患者のために何かしたい」と思い続けていた。バンド活動で得た収益はすべて臓器移植ネットワークや骨髄移植財団に寄付をしている。赤澤さん率いるハートフルホスピタルの真の目的はここにあった。「変わった医者がいる、そんなきっかけでもいいんです。臓器移植に興味を持ってもらえることに意味があるから」。医療系バンドに込められた思いを受け取ってほしい。</p>
</div>
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