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山本涼介、「負けず嫌い」が原動力!夢のスタートと10年後を語る

学校に行けない子どもたちのために、「自分で生き方を決める学校」をつくろう。27歳の元高校教師が抱いた夢と、その夢の実現にかけた仲間たちがいた。『サムライフ』は、そんな驚きの実話を映画化した青春群像劇。全財産725円からの夢のスタート。ときにぶつかり、励まし合い、信じ合い、道なき道を開拓者のように進んでゆく青年たちの姿に胸を熱くする物語だ。
その中で、若手俳優の注目株・山本涼介が、元高校教師・ナガオカの夢に巻き込まれながら、自分の居場所を見つけていくダイスケ役を好演。自分のやるべきことが見つからず、頑なになっていたダイスケの不安は、多くの若者が共感するものだが、何を隠そう、山本自身がそんな一人だったとか。
自身とピタリと重なる役柄を演じきり、彼に見えてきた夢と未来とは。転機となった『サムライフ』の見どころと共に、たっぷりと語ってもらった。

“日本一小さな学校”の創立に向けて奮闘した、長岡秀貴氏による同名小説を映画化した本作。原作を読んだ感想を教えてください。

まず、本当にこんな話があるんだと驚きました。725円から学校をつくったなんて、漫画のような話ですから。人間、頑張れば何でもできると思えましたし、悩んでいる人の背中をそっと押してあげられるようなお話だと思いました。また、話の中に出てくる子どもたちはいじめや不登校にあっていて…そういった事実があることも少しでも多くの人に知ってもらえるといいなと思いました。

演じたのは、将来に不安を抱えた青年・ダイスケ役です。ダイスケにはどんな印象を持ちましたか?

ダイスケは、この年齢ならではのリアルな悩みを持っている人。オーディションでダイスケ役に決まったのですが、森谷(雄)監督に初めてお会いしたときに、ダイスケに似ているところがあると言われたんです。それは本当にそうで、ちょうどオーディションを受けていたときがちょうど、僕自身すごく悩んで迷っている時期で。当時は、自分の選んだ道はこれで良かったのかと、将来も不安でいっぱいでしたし、すごくネガティブになっていました。ダイスケと僕のそのときの心境がフィットしていたので、そこを森谷監督も見抜いてくれたんだと思います。

そうなんですね!ダイスケ役を演じてみたことで、心境に変化はありましたか?

劇中ではダイスケも徐々にみんなと打ち解けていくのですが、同じように、僕自身も撮影をしているうちに、なにかが変わっていったと思います。共演者の方ともすごく仲良くさせてもらって、その中で過ごすうちに徐々に自分がポジティブになってきている実感がありました。そういった意味でも、本作との出会いはとても大きなものでした。

撮影初日からすぐに打ち解けることができたという“チームウエスト”の面々。現場では抜群のチーム力を発揮した(『サムライフ』場面写真より)

撮影初日からすぐに打ち解けることができたという“チームウエスト”の面々。現場では抜群のチーム力を発揮した(『サムライフ』場面写真より)

絆を育んでいく仲間“チームウエスト”の皆さんの雰囲気がとても心地良く、見ていて楽しかったです。撮影現場ではどのように過ごされていたのでしょうか。

“チームウエスト”の仲間が、みんな素の自分に近い役柄を演じていて、みんなどこかしら役柄と似たところがあって。撮影初日から、みんなすぐに打ち解けて話すことができました。長野で2週間ほどのロケを行いましたが、泊まる部屋が加治(将樹)さんと(柾木)玲弥と一緒で。そこで仲がだいぶ深まりましたね。大浴場もあったので、そこではスタッフさんとも一体感が生まれて。チームワークは抜群でした。

部屋ではどんなお話をされたんですか?

本当に内容もない、しょうもない話です(笑)。加治さんと玲弥は即興ラップが好きなので、いつも僕の布団の周りでラップをやるんですよ!僕が寝ようとしているのに、毎晩ツバが飛んできて。すごい迷惑ですよね(笑)。二人のラップに中身がなくて、困ったら『YO!』でごまかすんです。すると僕は『中身ないぞ!』と突っ込んでみたりして。泊まりロケならではと言いますか、だいぶ楽しかったですね。その楽しさが作品にも映っているといいなと思います。

主人公のナガオカ役を演じたのは、先輩俳優の三浦貴大さんです。共演されてみて刺激となったことはありますか?

三浦さんは、本当にナガオカ役にぴったりでした。原作者の長岡さんもよく撮影現場に来てくださっていたんですが、熱いところなど二人に似ている点を感じました。三浦さんも実は、すごく撮影現場ではしゃいでいたんですよ。でもそれが撮影となるとスイッチが入る。お芝居の面でも引っ張っていただき、とても感謝しています。


『サムライフ』
2015年2月28日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開
配給:ビターズ・エンド
公式サイト:http://www.bitters.co.jp/samulife/
(C)2015「サムライフ」製作委員会

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