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シネマノキオク『ロッキー』

世界中を興奮と感動で包んだボクシング映画
愛と勇気で立ち向かい、男は夢を叶えた!

 今回紹介するのは、シルヴェスター・スタローンの脚本・主演で有名な、『ロッキー』(1977年日本公開)。スタローンが、映画のオーディションに何度も落選しながら用心棒などの仕事で日銭を稼いでいた時代に自ら書き上げた脚本で、モハメド・アリとも対戦したこともあるチャック・ウェプナーがモデルとなっている。プアホワイト(白人貧困層)のボクサーを題材にした作品のため、アメリカンドリームの再燃に一役買った作品だ。ビル・コンティが作曲した『ロッキーのテーマ」は、現代でも「男の戦い」には欠かせないBGMとなるほどの大ヒットを記録した。
 当初、主演はアル・パチーノら有名な俳優が演じる予定だったが、スタローンの熱烈な要望で、自らが主演の座についた。そのため、ギャラは俳優組合が定める最低賃金、脚本料も36万ドルから2万ドルにまで下げ、製作費も最小限の中で制作された。だが、その見返りは多大で、公開後、スタローンは一躍スターの仲間入りを果たし世界的な俳優になる。

 この映画の見どころといえば、現役を退いたボクサーが過酷な特訓に耐え、タイトルマッチに挑む姿だろう。まさに「アメリカンドリーム」なストーリーだか、タイトルマッチまでのトレーニング姿がまた印象的だ。吊るされた肉をサンドバッグ代わりにしたり、生卵をコップで一気飲みしたりとエキセントリックなトレーニングを描きながらも、後に恋人となるエイドリアンとのロマンスなど人間味溢れるシーンも数多く登場する。がむしゃらに夢を追うロッキーの姿に、誰もが感動を覚えるのは間違いない。
 ちなみに、シリーズ完結編(6作目)となる『ロッキー・ザ・ファイナル』(2007年日本公開)は、期待値の低さに反して非常に高評価。さすがは、スタローンである。

「挫折しないように」と夢を見ようとしない現代っ子には、ぜひとも一度観てほしい。主役の「ロッキー」と、本作でスターの座に昇りつめた「スタローン」に二重に刺激されてほしい。また、夢を見ている真っ最中の社会人にとっては、栄養ドリンク的な映画となるだろう。
「夢がかなうかどうかは自分次第」――長引く不景気を乗り越えるステップには、「ロッキー」がお薦めだ。

ストーリー

フィラデルフィアに暮らす「三流」ボクサーロッキー・バルボアは本業のボクシングによる賞金だけでは生活していくことができず、知人の高利貸しの取立人を請け負いながら日銭を稼ぐというヤクザ気質な生活を送っていた。
そんなある日、建国200年祭のイベントの一環として開催される世界ヘビー級タイトルマッチで、世界チャンピオンであるアポロ・クリードの対戦相手が負傷し、無名のロッキーが指名される。一度は断ったロッキーだったが——

キャスト

シルヴェスター・スタローン/タリア・シャイア/バート・ヤング/カール・ウィザース/バージェス・メレディス/セイヤー・デイヴィッド/ジョー・スピネル/バトカス・スタローン

スタッフ

監督:ジョン・G・アヴィルドセン/脚本:シルヴェスター・スタローン/製作総指揮:ジーン・カークウッド/製作:アーウィン・ウィンクラー、ロバート・チャートフ/撮影:ジェームズ・クレイブ/音楽:ビル・コンティ

ここがポイント!
ジャンル
アクション
オススメ度
★★★★★
対象
頑張ってるアナタ
誰と観たい?
お一人で
観ながら食べたいもの
生卵
これがあればもっと楽しめる!
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30年前に世界ヘビー級王者と互角以上の大熱戦を繰り広げて以来、ボクシング界の栄光の階段を昇りつめたロッキー・バルボア。彼はリングを去ったが、ある番組で現役ヘビー級チャンピオン ディクソンとのエキシビジョン・マッチが企画され、最後の夢に向かって猛トレーニングを始めた……
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『Rocky Balboa』オフィシャルブログ rockybalboablog.blogspot.com

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