音楽が本来持っている豊かな響きを引き出すノリントン氏
サー・ロジャー・ノリントン指揮シュトゥットガルト放送交響楽団がこの5月に4度目の来日公演を行う。来日を控えたノリントン氏にお話を伺った。
ノリントン氏は1998年にシュトゥットガルト放送交響楽団の首席指揮者に就任した。ノリントン氏の生み出す音は純粋で豊かな響きをもつ「ピュア・トーン」と呼ばれる画期的なものだ。
ブラームス、ワーグナー、ショパン、ハイドン……。作曲家が当時のオーケストラに期待したことに近づく取り組みをノリントン氏は70年代から続けている。自ら設立した古楽器のオーケストラ、ロンドン・クラシカル・プレイヤーズ(LCP)とともに、70年代後半から、バロック音楽、後期ロマン派など、時代ごとの楽器を使ってそれぞれの演奏法を実践しつつ、驚異的なスピードで時代を遡るように貪欲な演奏活動を続けた。





















