無農薬、減農薬、有機栽培。生産者、流通にまで徹底的にこだわり抜く。
文: 鵜居かよ(編集部) 

契約農家は全国に約500。「日本の農業を魅力的な産業にして自給率を上げたい」というオーナーも、自ら農作業をしている。

国内の「安全・新鮮・美味しい」が毎日届く、食材の宝庫

 一流といわれるレストランのシェフが訪れ、皆、驚きを露わにする。何を見てか? それは、売っている野菜の"生産者名"。つまり、シェフが交渉してもなかなか契約できない名だたる農家の野菜がここに集結している。「ぜひそのままで」と言われ、思わずかじりそうになるほどどれもフレッシュで美味しそう!
 ここは駒沢公園そばにある「Lonowa駒沢」。1Fは、国産の野菜や牛乳、卵、米、小麦、その小麦を使うパン、そしてデリカテッセン。2Fはゆとりある空間のカフェで、1Fのデリやスイーツも食べられる。時間を気にせずに過ごせる雰囲気は、休日のブランチやティタイムにぴったり。

他事業と結び付け、農業をもっと盛り上げたい

「セレクトショップ」と聞いて割高なのでは? と思いきやあまり変わらず、むしろ生産者の顔が見え農薬の不安がない分、コストパフォーマンスは良い。日をまたいだ野菜は、別コーナーでディスカウントされているのを見れば、お店のコンセプトが理解できるだろう。
 店名の「lono」はハワイ語で「収穫の神様」。「わ」は「輪・環・和」をイメージする。この名前には「農業と他の事業を結びつけ、社員・生産者・消費者など人の輪も大切にしていきたい」というオーナーの気持ちが詰まっている。安全な物を買い、身体に良い物を食べて日本の農業を間接的に盛り上げる。ちょっと自分も日本に役立っている気になりませんか?

パンは、自社農場で作った国産の無農薬小麦を卸す一流ブーランジェリーのもの。つまり"パン屋のセレクトショップ"でもある。そのうちの一店「シニフィアン・シニフィエ」には、オリジナルの「バゲットろのわ」を作ってもらっている。

「Lonowa駒沢」
www.lonowa.com/news/090515
住所: 東京都世田谷区駒沢5-1-3
TEL: 03-6411-6786
営業時間 : 10:00~19:00(L.O.18:00) 定休日 年末年始