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★アニメのミカタ Vol.5★「“夢を叶える人”の特徴とは? 挫折からのスタート。 『宇宙兄弟』に見る夢のチカラ」

★アニメのミカタ Vol.5★「“夢を叶える人”の特徴とは? 挫折からのスタート。 『宇宙兄弟』に見る夢のチカラ」

“夢を追う人”への憧れ

 相手先&上司からの無理目のオーダー、山積みの書類、先に出世していく同僚。「あれ、何でこの仕事に就いたんだっけ? 何がやりたかったんだ?」。日々の仕事やストレスが溜まり過ぎて、そんな疑問を考えなくなることもしばしば。そんな頑張るビジネスマンに、名シーン・名セリフの宝庫と自信を持ってオススメしたいアニメが『宇宙兄弟』だ。
 原作は、累計発行部数1400万部を超える小山宙哉によるコミック。2012年にはテレビアニメ化、小栗旬×岡田将生主演で実写映画化も実現。8月9日からは、シリーズ初となるアニメーション映画『宇宙兄弟♯0』が公開されるなど、常に待ち望まれる国民的人気作品だ。なぜこれほどまでに本作が熱望されるのか? それは、夢を忘れがちな私たちが、いつだって“夢を追いかける人”に憧れているからに他ならない。いくつかのシーンから、胸アツポイントを探ってみたい。

「俺の敵はだいたい俺だ」
「本気の失敗には価値がある」

 幼い頃、月へ向かう謎の飛行物体を見て、宇宙飛行士になる夢を抱いた兄弟・ムッタとヒビト。夢を叶えた弟に対し、兄は会社をクビになり無職となっていた……。兄・ムッタの目線を中心に描かれる物語は、挫折からのスタートだ。
「俺は今まで何をやりたかったんだろう」。そうムッタが振り返るのがテレビアニメ第2話。どん底にいたムッタは、ヒビトとの幼い頃の約束、「一番難しそうなこと」に向かって、楽しんでチャレンジしていた少年時代を思い出し、「道なき道を行こう。そこに俺にとっての金ピカがあるのだ」と宇宙飛行士を目指そうと一大決心。私たちに、どん底な時ほど、本当の自分、ピュアな心を見つめ直す時だと勇気をくれる。

© 宇宙兄弟 CES2014

© 宇宙兄弟 CES2014

 ムッタはその後、何度も何度も壁にぶち当たる。奇跡らしい奇跡も起きない。しかし自分の夢を思い出し、同じ夢を持つ仲間と出会った彼は、強い。
「無理だ」「怖い」と弱音を吐きそうな時も、「俺の敵はだいたい俺だ」と気づく。「本気の失敗には価値がある」と気づく。前に進むも諦めるも自分次第。そう思い切れることが、どれほど人生にとって追い風になるか。ムッタを見るにつけ、そう感じる人も多いはずだ。
 そして、ピンチの時には必ず、彼をサポートしてくれる人が現れるのも本作の特徴。そこには“夢を叶える力”のヒントが隠されている。なぜ周囲は、ムッタを応援したくなるのか?それは、彼が何事も他人のせいにせず、誰かのために必死になれる男だからだ。
忙殺されて、根源的な情熱を忘れてしまっていては、やっぱり人生もったいない!“夢のきっかけ”を思い出し、“夢を叶える力”を持つ人になりたい。『宇宙兄弟』は、本気でそんなことを感じさせてくれる、飛び切りのパワーアニメなのだ。


成田おり枝(なりた・おりえ)
千葉県市川市出身。大学卒業後、シネコン、ミニシアターでの劇場経験を経て、映画サイトの編集者へと転進。現在はフリーライターとして、映画・アニメを中心に、インタビューやコラムなど日々の取材に奔走中

MOVIE

宇宙兄弟#0 
2014年8月9日より全国にて
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト
http://www.uchukyodai-movie.com

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