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反町隆史インタビュー「大切なことは尊重し、尊敬し、信じること」

テレビドラマ『限界集落株式会社』

反町隆史インタビュー「大切なことは尊重し、尊敬し、信じること」

最新主演ドラマ「限界集落株式会社」は、ある小さな村を再生する話。
「このドラマを通じて昔から続く日本の伝統的な農業を知り、
自分たちの口に入るものにもっと関心を持ってもらいたい」と語る反町隆史。
このドラマから、俳優として、また一人の人間として彼が得たものとは?

俳優は演じることで社会を学ぶ

反町隆史 限界集落株式会社 物語の舞台は、関東地方の奥にある人口50人ほどの小さな集落「止村(とまりむら)」。過疎化が進み消滅寸前のこの村を農業で再建しようと、都会のコンサルタントやワーキングプアの若者らが、農家の人々と一丸となって奮闘する姿が描かれる。
 このドラマのタイトルにもなっている「限界集落」は、過疎化・高齢化が進展していく中、経済的・社会的な共同生活の維持が難しくなり、社会単位としての存続が危ぶまれている集落のこと。日本の地方が抱える切実なこの問題を、主役を演じた反町隆史はどのように感じたのだろうか……。
「私が演じたのは、止村の農家・大内正登。20代の頃、有機農業に挑戦するも失敗し、多額の借金をつくったまま両親と娘を置いて東京に逃げていたが、父親が亡くなり、その畑を継ぐと言い出した娘と年老いた母を助けるため、故郷に戻り農家となる――。といった役どころです。ときに俳優は役を通して社会が抱える問題などを学ぶことができます。農業をテーマにしたこのドラマでは、自分たちの口に入る野菜がどのように作られているのか、また日本の農業が抱える後継者問題など、様々な現状の課題を学ぶ機会となりました。それらを少しでも多くの人に知ってもらえるような骨太な作品に仕上がっています」
 ところで、このドラマの主人公は、新しい試みに果敢にチャレンジするも失敗し、挫折した過去を引きずっている。このような困難な状況に直面した際、どのように対処すべきかについて質問した。
「挫折や失敗など、困難なことは、すべて神様が与えてくれた試練だと前向きに捉えるようにしています。その時は苦しくとも、時間が解決してくれることを過去の経験から学んだからです。挫折と考えるか、チャンスと捉えるかは、人それぞれですが、やはり僕はポジティブ思考でいきたいですね。失敗なくして成功はあり得ませんから」


反町隆史 限界集落株式会社

『限界集落株式会社』

Story
関東地方の奥、山深く囲まれた小さな集落「止村」。人口50人ほどの小さなこの村は、市町村合併後、病院・バスも廃止に向かい、消滅寸前の限界集落と化している。農家の大内正登は、かつて20代の頃、有機農業に挑戦したが失敗。多額の借金をつくり、両親と娘を置いて、東京に逃げていた。13年たった今、父・一男が亡くなり、一男の畑を継ぐと言い出した娘・美穂と年老いた母・弥生を助けるため故郷に戻った。だが、そこに待っていたのは「農業」をとりかこむ低収入の壁だった。そんな中彼らの前に謎の経営コンサルタント・多岐川が現れる。多岐川はあの手この手を使って農業の活性化を計るが……。

■キャスト
反町隆史 谷原章介 松岡茉優 井上和香 加藤虎ノ介
鈴木浩介 平泉成 寺田農 井川比佐志 長山藍子ほか
■スタッフ
原作:黒野伸一
脚本:櫻井剛
音楽:林ゆうき
演出:岡田健・一色隆司
制作統括:落合将(NHKエンタープライズ)・谷口卓敬(NHK)
プロデューサー:森谷雄(アットムービー)
NHK土曜ドラマ「限界集落株式会社」
山深い限界集落の村を「農業」で再建!?
寄せ集めのポンコツチームが、村唯一の産業「農業」で
起死回生の村おこしに挑む!
2015年1月31日スタート
NHK総合 毎週土曜 午後9時から《連続5回》

文|江崎充哉(編集部) 撮影|福永晋吾

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