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中村勘九郎×松坂桃李「かっこいい。の定義」

BUAISOスペシャル対談

中村勘九郎×松坂桃李「かっこいい。の定義」

かっこいい男の「かっこいい」

今回の十勇士は、20代前半~30代半ばまでの若いキャストで構成される。この「若さ」、役者にとっては敵か味方か――果たして。

勘九郎「若い、今しかできないことはとても大きな意味があると思います。だから若さを引け目に感じることなく、自信をもってそのパワーを表に出していけばいいのではないでしょうか」

桃李「この先、幾つになっても向上心はあると思いますが、空っぽの状態でないかをスポンジのように吸収することができるのは、若さゆえでしょう。今の経験が次なる可能性へと繋がると信じ、できる限りの努力を続けていきたいです」

俗に「かっこいい」と評される2人にとって、役者として、男としてのかっこよさとは何だろう。

桃李「何かに頑張っている自分の姿とかを表に出さないことでしょうか。例えば今回、僕が演じる才蔵は忍ですが、『忍び耐える者』とはとても悲しい生きものだと思うんです。要は自分の感情を押し殺し、主に仕え、目的のみを粛々と遂行する。そうした感情を内に秘めた力強い生き方と、何かをきちんと最後まで全うする姿勢は、男としてかっこいいと思います」

勘九郎「やはり、夢や目標をただ思い描いているだけではなく、それに向かう行動力と実現力をもっている人でしょう。そういう意味では、『真田十勇士』が活躍した戦国時代の風潮は、戦乱の世の中でいかに国を広げ、天下をとるか。平和な暮らしを送る現代人からすれば『なんだかなぁ』と疑問に感じる部分もありますが……。それでも当時、主の命令や自らの夢のためにアクションを起こし、それを実現させた実力者はとてもかっこいいですね」


日本テレビ開局60周年記念特別舞台『真田十勇士』

~かつてない壮大なスケールで描かれるスペクタクル時代劇~

<Story>関ヶ原の戦いから約10年、抜け忍の猿飛佐助は真田幸村と出会う。名将として知られる幸村だったが、噂話に尾ひれが付いただけで、実際は平凡な男だった。かつての仲間である霧隠才蔵と再会した佐助は、腕の立つ仲間を募り、真田十勇士を結成。幸村を本物の英雄に仕立て上げようとする。そして豊臣と徳川が一触即発となるなか、幸村は淀殿への想いもあり、豊臣方として大阪城に入場。ついに「大阪夏の陣」の幕が切って落とされようとしていた……。

出演:中村勘九郎、松坂桃李、比嘉愛未、福士誠治、中村 蒼、高橋光臣、村井良大、鈴木伸之、青木 健、駿河太郎、石垣佑磨、加藤和樹、音尾琢真、加藤雅也、真矢みき

脚本:マキノノゾミ 演出:堤幸彦

企画・製作:日本テレビ

≪東京公演≫

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2014年1月7日(火)~2月2日(日)青山劇場

主催:日本テレビ

問い合わせ:サンライズプロモーション東京(0570-00-3337)

≪大阪公演≫※「読売テレビ開局55周年特別舞台」

2014年2月7日(金)~2月19日(水)梅田芸術劇場 メインホール

主催:日本テレビ・読売テレビ・梅田芸術劇場

www.ntv.co.jp/sanada60/

 

Profile

中村勘九郎(なかむら・かんくろう)

1981年東京都出身。88年、歌舞伎座『盛網陣屋』で初お目見得。以後、今日に至るまで数々の役に挑み、高い評価を得ている。2012年2月、新橋演舞場『二月大歌舞伎』で6代目中村勘九郎を襲名。また歌舞伎のみならず、映画、ドラマ、現代演劇など活躍の場は多岐に渡り、第16回読売演劇大賞 杉村春子賞をはじめ、本年には第20回読売演劇大賞 最優秀男優賞を受賞。

松坂桃李(まつざか・とおり)

1988年神奈川県出身。2008年モデルとして芸能界デビュー。NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』で人気を博し、現在は映画、ドラマ、CMなど多方面で活躍中。2011年公開の映画『アントキノイノチ』『僕たちは世界を変えることができない。』で第85回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞を受賞。2014年大河ドラマ『黒田官兵衛』に黒田長政役で出演予定。

 

インタビュー・文|松永理佐(編集部) 撮影|TAKA
Kankuro ヘアメイク|宮藤誠(フェリス) スタイリング|寺田邦子
Tori ヘアメイク|SHUTARO(vitamins) スタイリング|伊藤省吾

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