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ようこそ香りの世界へ

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Mandragore Pourpre(マンドラゴール プープル)
[香調]フローラル フレッシュ [主な原料]マグノリア、マイソール産サンバック ジャスミン、シチリア産レモン、インドネシア産チャンパカ、シソ、ジンジャー
 フランス人の、香りに対する意識はとても高い。自分好みの香り、自分に合う香りを真剣に探す。「流行っているから」という理由でなんか、まず選ばない。そんなフランスで、アニック・グタールのフレグランスは人々に愛され続けている。さて、その秘密は?

創業者のアニック・グタール

アニック・グタールの歴史

創業者のアニックは、もともとピアニストでモデルという経歴の持ち主。フレグランスの世界に入ったのは娘のカミーユを生んだ後。7年間香料について学んだ。アニックは、湧き上がる感情をフレグランスに昇華させる才能があった。表現力が問われるピアニストやモデルという前職も、役に立っていたのかもしれない。一つひとつのフレグランスが、幸福な瞬間、秘めた思い、人生の岐路での出来事や最愛の人をめぐる忘れられない記憶……そんな感情を表現している。メゾン創設以来、華美であることより本物であることにこだわり、大量生産ではなく職人技を感じさせる物を作ってきた。現在は娘のカミーユが引き継ぎ、イザベル・ドワイヤンと一緒にフレグランスを作り続けている。
アニックが残した言葉――「母なる自然とその素晴らしさに導かれ……さまざまな感情からフレグランスが生まれます。フレグランスは、私の夢を奏でる調べ。フレグランスは、私のインスピレーション」。

現在活躍しているカミーユ・グタール(右)とイザベル・ドワイヤン

フランス人に愛される理由

何と言っても、アニック・グタールが持つ世界観に魅了される人が多い。上質な原料のみを使用して丁寧に作られた香りやフェミニンで美しいボトルはもちろん、香りにつけられている心に残るネーミングも愛される理由だろう。例えば、Ce Soir Ou Jamais(スソワールウジャメ)。「今夜がダメならもう二度とない」というような意味で、英語で言うと“Tonight or Never”。とてもフランス人好みのネーミングだ。


写真提供:ブルーベル・ジャパン株式会社

(メイン画像キャプション)
(左)Mandragore Pourpre(マンドラゴール プープル)
[香調]フレッシュ スパイシー シプレー
[主な原料]ベルガモット、ミント、スターアニス、ローズマリー、ゼラニウム、ブラックペッパー、パチュリ、マートル、インセンス、ヘリオトロープ
(右)Un Matin d’ Orage(アン マタン ドラージュ)
[香調]フローラル フレッシュ
[主な原料]マグノリア、マイソール産サンバック ジャスミン、シチリア産レモン、インドネシア産チャンパカ、シソ、ジンジャー

文:土井彩子(どい・あやこ)

東京の商社と出版社に勤務後、渡仏。現在パリと東京の二重生活を実践中。フリーのエディター・ライター。得意分野はライフスタイル。東南アジア、北米、オセアニアに居住経験あり。趣味は人間観察、旅行、読書、カフェめぐり、建築鑑賞、ピラティス、スキューバダイビングなど

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