注目される神戸の「再生医療」
阪神・淡路大震災から15年。重厚長大産業をはじめ、約7兆円の大損害を被った神戸市は、医療産業を都市の産業基盤の一つと位置付けた。ポートアイランド第2期を中心に約10年の年月をかけて整備された研究・開発拠点には、先端医療振興財団を中心に163社が集積する。
中でも、神戸が注目される分野の代表格として「再生医療」がある。再生医療とは、機能不全に陥った臓器や、何らかの原因で欠損した組織を再生、回復させる医療である。現在、治療が困難な病気に対する治療法の開発や、移植医療におけるドナー不足、拒絶反応といった諸問題の解決策として期待されている。田中氏がセンター長を務める「先端医療センター」では、研究開発が進むこの分野において、臨床への応用を推進している。
将来的には、ライフサイエンス分野の国際的なゲートウェイとして、世界に開かれた重要医療拠点となることも視野に入れている。






















