グローバル化に向けて
一方、「これで東大は国内で一人勝ち」などと甘んじてはいられない、と小島副学長の表情は引き締まる。お隣の韓国、中国では、親が血眼になって欧米のトップクラスの大学に進学させようと躍起になり、その過熱ぶりは国家問題に発展しているほどだ。今、日本でも同じような現象がじわりと広がりつつある。このような「若き頭脳の空洞化」を東大はどう受け止めているのか。 「優秀な日本の学生が日本で勉強しなければならないという内向きな考えに囚われる必要はないと思います。グローバル化した世界の中で、私はこれは自然な流れだと受け取っています。むしろ、大学も世界を見ないといけない。優秀な学生を、日本だけではなく世界から取り入れなければなりません」。





















