女性の自立、農業開発、新カブール構想
「現在アフガニスタンでは、インフラ整備、農業農村開発、教育医療などの基礎生活分野などが特に望まれています」。三井さんは駐在初年度はジェンダー活動に従事した。「女性の生活向上を促す女性省の人材育成にもあたりました。内戦、タリバン政権時代、とアフガニスタンには女性抑圧の歴史があります。70年当時は女性が普通に社会進出していましたが、この30年、女性がお金を稼ぐことはできませんでした。稼ぐ手段が欲しいという要望を聞き、継続して彼らが稼げるシステムを与えました。具体的には、カンダハル、カブール、バーミヤンで、牛の生育を教えたのです」。まず牛とワクチンをJICAが与え、成育し、乳を絞り、ミルクやバターを売って稼ぐ。牛を増やし、村で牛をもらえなかった人にあげる。当初は個人でミルクなどを売っていたが、協同組合を作り、より高値で売れるようにした。自立できる金額ではないが、自由になるお金ができたことは大きな意味を持つ。





















