イラクのサマワへの陸上自衛隊派遣や海上自衛隊のインド洋での給油活動に対して、議論が噴出した。しかし、JICAが過去7年間にわたり数千人の文民を紛争地域のアフガニスタンに派遣していることは、知られていない。「参議院外交・防衛委員会で、JICAの活動を参考人として説明した際、議員たちはこんなにやっていたのかと驚いていました。それほど認識されていないのです。イラクのサマワ派遣の自衛隊員には日額数万円の危険手当が支給されますが、JICA職員には通常の海外生活手当のみです」(力石寿郎JICA広報室長)
平和構築活動を行う現場では、職員の身に危険が及ぶ可能性が高い。「コソボやボスニアでは、ようやく街中を歩くことができるようになりましたが、アフガニスタンでは逆に危険度が増し、現在は職場と宿舎以外、出歩くことが許されません。かなりの閉塞状態とプレッシャーの中での仕事です」。





















