「だって高いんだもん」
―インサイト開発のコンセプトを聞かせてください。
関氏(以下S)ハイブリッドは環境に良い・燃費が良いと誰もが知っているけれど、なぜシェアが伸びていかないのか。そこを紐解いていった時、お客様から最初に返ってくる声が「だって高いんだもん」でした。どんなに環境に良いものでも、使っていただけなければ何の意味もありません。ハイブリッドカーだけれどもみんなが買える、少なくとも購買の土俵に乗せていただける価格をターゲットにしよう、というコンセプトで開発を始めました。また、ハイブリッドには、価格の面からだけでなく、ある種特別な車、自分達に手の届かない高嶺の花といったイメージがあります。我々開発チームには「特別な車だけは作らないようにしよう」という合言葉があります。通常のガソリン車に乗っていたお客様がなんの不安もなくそのまま乗り換えていただける車でないと普及しないと思ったんですね。ですから、変な言い方ですが「普通の車にしよう」と。





















