「ぶっちぎり」省エネの理由
32V型液晶テレビ市場において、省エネ基準達成率170%台の省エネモデルが台頭する中、〈ブラビア〉JE1シリーズは、省エネ基準達成率なんと232%! 業界初200%を超えた「ぶっちぎり」省エネ液晶テレビだ。同社の8年前のブラウン管テレビ(KV‐32DRX7)と比較すると年間電気代は4268円もお得に、年間CO2排出量は約79キログラムの削減と、「買い替えはまだ先」なんて思っていたアナタにも気になる数字。この省エネ性能の理由はどこにあるのだろう?
「本当にぶっちぎったテレビを作ってよ。世界一のテレビを。これがソニーだっていうやつをさ」
高い省エネ性能を誇る〈ブラビア〉から、矢沢永吉さんのCMの言葉どおり、
「ぶっちぎり」の省エネ性能を誇るJE1シリーズが登場した。
「これがソニー」な、環境とモノづくりへの姿勢を探る。
text:永野 幸(アクビ・インタラクティブ)
<ブラビア>KDL-32JE1
「ぶっちぎり」省エネの理由
32V型液晶テレビ市場において、省エネ基準達成率170%台の省エネモデルが台頭する中、〈ブラビア〉JE1シリーズは、省エネ基準達成率なんと232%! 業界初200%を超えた「ぶっちぎり」省エネ液晶テレビだ。同社の8年前のブラウン管テレビ(KV‐32DRX7)と比較すると年間電気代は4268円もお得に、年間CO2排出量は約79キログラムの削減と、「買い替えはまだ先」なんて思っていたアナタにも気になる数字。この省エネ性能の理由はどこにあるのだろう?
「発光効率が高い蛍光管の採用」 液晶のバックライトに高発光効率の蛍光管を使用。蛍光管1本あたりの効率を上げ、明るさを維持しながら蛍光管の使用本数を減らした。 「供給電圧の削減」 低い電圧でも十分な明るさを保てるよう、蛍光管の発光に必要な供給電圧を下げ、低消費電力化を実現。 「特殊フィルターの採用」 透過率が高い光学フィルムの使用で、光のロスを低減。

環境負荷(CO2)排出量の比較
使った後は、再利用
JE1シリーズは、べゼル(フロントカバー)やリアカバーと、多くのテレビ本体部分に使用されているプラスチックのうち約70%に自社で循環生成したプラスチックを使用している。
ソニーは、1996年にテレビの難燃剤の変更や制限、原材料の表示、素材の統一化を開始。再利用できる素材の識別を可能にした。また、テレビ製造過程で発生する発泡スチロール廃材や、自社製造の液晶テレビのパネルモジュールを構成する光学シート廃材の循環・再資源化も開始。こうして集められた循環材を使用することにより、KDL‐32JE1は製品のプラスチック製造段階におけるCO2排出量を約40%削減した。
ソニーは2010年度に循環材使用率12%以上、再生プラスチック使用量を06年度の約2倍にするという目標を設定。意欲的に資源の自社循環を進めている。
グリーンなテレビはクリーンな電力で~グリーン電力証明書~
従来の電力料金に比べて高いコストがかかるグリーン電力発電。そのコストを環境付加価値として証書化し、取引できるようにしたものが「グリーン電力証書」である。グリーン電力を保有することで、グリーン電力を使用したい企業や個人などが発電コストを負担し、自然エネルギーによる発電を委託することができる。この仕組みを使えば、自分で発電設備を持たなくても自然エネルギーの利用に貢献できるのだ。
ソニーは、この証書化の仕組みを東京電力と共同開発(※)。同社は、2010年度までにグリーン電力によりCO2排出量を5万トン削減するのが目標とし、グリーン電力拡大に自ら先陣を切る。
※認証は第三者機関のグリーン電力機構が行う

ソニーの「NY風車」(千葉県銚子・屏風ケ浦)。グリーン電力の利用増加が、環境負荷の少ない自然エネルギー による発電の普及につながる。