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【Digital Library】「人を育てる期待のかけ方」「GIANT KILLING」

人を育てる期待のかけ
人を育てる期待のかけ方

著:中竹竜二
刊:ディスカヴァー・トゥエンティワン
人を伸ばす期待、つぶす期待とは?「期待のかけ方」次第で、部下も子どもも、そして自分も必ず伸びる!

 こんにちは。ソニーの本屋“Reader Store”の店長、加藤です。
“Reader Store”ではこの秋、グルメ情報誌やファッション誌などさまざまな雑誌の取り扱いを始めました。また“Sony Tablet”向けの電子書籍配信を開始したり、“Reader”端末から直接“Reader Store”で電子書籍を購入できるようにしたり……とサービスの拡大を進めています。このような活動に取り組む根底には「好きな時に、好きな本を、手にとる自由。」を届けたいという思いがあります。紙には紙の良さがあり、電子には電子の良さがあると思います。電子書籍の良さは、たくさんの本を持ち運べたり、気分に合わせて読みたい本をすぐに開ける、という点にあるのではないでしょうか。「好きな時に、好きな本を、手にとる自由。」がある生活を皆さんにお届けして、“Reader Store”を「わたしの本屋」と感じてもらえるようになればいいなと思っています。

 今回ご紹介するのは、『人を育てる期待のかけ方』(著:中竹竜二/刊:ディスカヴァー・トゥエンティワン)と『GIANT KILLING』(原作:綱本将也、漫画:ツジトモ/刊:講談社)です。『人を育てる期待のかけ方』はビジネス書なのでもちろんですが、『GIANT KILLING』も漫画ではありますがリーダーシップやコミュニケーションというビジネススキルについて深く感じ取れる本だと思います。そのような目線で、ぜひともご一読ください。
 まず『人を育てる期待のかけ方』についてですが、中竹竜二さんは元早稲田大学ラクビー部の監督で、任期中にチームを2回、大学日本一に導いた名監督です。
 実はこの原稿を書く少し前にご本人にインタビューさせていただいたのですが、中竹さんは、一言で表すと「私利私欲のない人」という印象でした。すごくロジカルな考え方ができる方で、「私利私欲」にとらわれない、だからこそよりロジカルに話ができるのではないかと感じたインタビューでした。この本では、最終的なアウトプット手法としての「期待のかけ方」、そして、それに至るまでのアプローチ手法を紹介しています。中竹さんの人柄を知っていただければより深く理解していただけると思いますので“Reader Store”に掲載しているインタビュー記事もぜひ併せてご覧ください。

GIANT KILLING
GIANT KILLING

原作:綱本将也
漫画:ツジトモ
刊:講談社

 そして、『GIANT KILLING』はサッカーの監督を主人公とした人気コミックです。「GIANT KILLING」、すなわち「番狂わせ・大物食い」。サッカーが、そして、おらが街のチームがなぜこれほどに愛されるか、その理由を明確に示したタイトルではないかなと。そして、ストーリーだけでなく、主人公・達海猛が選手にかけるさまざまな言葉。これもこのコミックの魅力の一つです。コミュニケーションとは伝えることだけでなく、「伝わること」「伝えた結果」がはじめてコミュニケーションの成功の尺度となる。そんな当たり前でありながらも難しいことを再認識させられます。チームマネジメントの妙を感じていただければと思います。
 最後に一番好きなシーンを紹介します。ある所属選手がチームを離れるかどうかを悩んで、達海と面談をします。達海は移籍先の状況や起用方法を分析した上で『移籍するチームではやりがいもチャンスある』でも、『お前は伸びるって確信がある』『俺のやりたいフットボールにお前の力は必要なんだ』と、監督・達海として残留してもらいたい気持ちを熱く伝えます。その後に『さて、最後にフットボーラー同士の話をしようか』と。

本当にいい監督はゲームを面白くしてくれる! 達海猛、35歳、イングランド帰りのサッカー監督。好物は大物喰いの大番狂わせ=GIANT KILLING(ジャイアント・キリング)!! 東京下町の弱小プロサッカークラブ、ETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)の監督に就任した達海が、意表をつく戦略とカリスマ性で、負け癖のついてしまった選手、スタッフ、そしてサポーターたちにパワーをくれる! 『U-31』原作者と俊英がタッグを組んだ、これがフットボール漫画の新スタンダード!!

おすすめ作品
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加藤 樹忠(かとう しげのり)加藤 樹忠(かとう しげのり)
2001年ソニーマーケティング株式会社入社。2010年から 電子書籍のビジネスを担当し、同年12月、ソニーの電子書籍リーダー“Reader”(リーダー)の日本発売に合わせ、電子書籍ストアReader™ Storeを立ち上げる。現在、店長として当サイトを運営する

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