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	<title>BUAISO.net － 都市と都市をつなぐインターシティメディア &#187; IT</title>
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	<description>BUAISO 都市と都市をつなぐインターシティメディア[BUAISO:ブアイソー]</description>
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		<title>次世代のリーダーを育成する日本政策学校が開校</title>
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		<pubDate>Wed, 26 Oct 2011 08:26:12 +0000</pubDate>
		<dc:creator>k.ohata</dc:creator>
				<category><![CDATA[IT]]></category>

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		<description><![CDATA[情報の多様化により真実を見分ける目を養う 　基調講演はジャーナリストの上杉隆氏。2011年いっぱいでのジャーナリスト活動無期限休止を宣言しており「もうすぐ元ジャーナリストと言われるんですけど」と口火を切った。ちなみに、上杉氏はシンポジウム後の10月20日に行った小沢一郎議員の記者会見においての読売新聞記者への暴言により、自ら立ち上げた自由報道協会の暫定代表を辞任届を出した。 　上杉氏は言論空間の不健全さを是正することに注力していると述べ、元経済産業省大臣の鉢呂吉雄議員の辞任問題を例に、既存メディアだけの一元的報道の怖さを語った。その上で、震災以降活発化しているソーシャルメディア上でのジャーナリストの活動や、一般ユーザーによる情報交換などの例を挙げ、情報の二元化により情報の真偽の検証ができるようになったと述べた。 　情報を出す側も受けとる側も自己検証が必要だ。上杉氏がかつて勤務していたニューヨーク・タイムズには毎日内部による自己批判のページと、訂正のページが1ページずつ掲載されていたという。それを幼い頃から見ている読者は「報道は必ずしも正しいとは限らない」ことを学び、受け取る情報の精査を行う。 「日本のメディアはうそには寛容だが間違いには厳しい、しかし、日本以外のメディアは間違いに関しては寛容だが、うそをついたらそこで終わりです」（上杉氏）。 　ソーシャルメディアにより情報が多様化し議論が収斂する。多様化によって混乱するのではなく、逆に真実を見分ける目を養うのだと上杉氏は言う。インターネットの世界でデマがとんでもない速さで広まることがあるが、単なるデマだったと収束するのも早いのは、多方向から識者が意見を述べられるからだ。 　情報を受け取るだけでなく、発信できるインフラを手に入れたことにより、政治の世界は変わるのだろうか。 ソーシャルメディアが持つ公共性は「政治活動におけるポテンシャル」 　続くパネルディスカッションは衆議院議員・世耕弘成氏、佐賀県武雄市長・樋渡啓祐氏、KLab代表取締役社長・真田哲弥氏が登壇。元アイ・エム・ジェイ社長で現在は広島県広報総括監の樫野孝人氏がスカイプで参加した。 　選挙とソーシャルメディアの方向性や、ソーシャルメディアはフラットに有権者の目線に立つものなのかなどについて意見が交わされた。 　月に4000人ほどしか閲覧のなかった武雄市のホームページをフェイスブックに切り替えることにより340万人/月にし、話題となった樋渡氏は、「いいものはまねをされるので、“武雄モデル”として広まり、ALL JAPANになればいいですが、あくまでも結果でしかない」と述べた。武雄市の選挙投票率は80％だといい、ユーストリームで中継される市議会は時にケーブルテレビで視聴率50％近いこともある。これだけ政治に対して関心が高いのは「市民用語で話すことと、ITリテラシーを上げる努力をしていること」の結果である。市議会にいつでも意見を述べることはできるが、意見を述べるためにはフェイスブックが使えなくてはならない。そのための講習会を武雄市では毎週のように開催しており、講師が足りない場合は市長自らが務めるという。 　国政を預かる世耕氏は、インターネットが担う政治活動への期待を抱き続け、さまざまなことを試してきたが、結論として選挙戦には影響がないとしている。しかし、メディアや有権者からの攻撃に対して反論できるツールとしては有用であるとも。双方向性になることによって、共感性が上がる要因にもなる。 　樫野氏はフェイスブックがアメリカのプラットフォームだということに危惧を抱きながらも、県民の声なき声を聞くためには絶好のインフラだと述べ、2015年にはウインドウズ95以降に生まれた人が20歳になるため、ますます活用の場は広がると予測した。樫野氏は現在、広島県で広報活動を行っているが、インターネットを利用することで向上する行政サービスが多々あるという。ネットという公共性の高さから、各行政サービスの見える化が進み、比較検討されることによって、各々の行政サービスも向上していく。 　民間企業側の意見として、フェイスブック上で転職活動ができるサービスを開始するKLabの真田社長は、そのサービスを「ネット上でのコネ採用」といい、選挙活動にも十分活用できると指摘する。しかし、自社でも機密漏えいが起こる危険性が常にあり、自由に発信できることは責任を伴うことだと十二分に教える必要があるとした。 　それぞれに、ソーシャルメディアが持つ公共性について「政治活動におけるポテンシャル」と認めながらも、個人レベルのモラルやリテラシーの問題など、解決すべき課題もあるとした。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kiji clearfix">
<h4>情報の多様化により<br />真実を見分ける目を養う</h4>
<p>
　基調講演はジャーナリストの上杉隆氏。2011年いっぱいでのジャーナリスト活動無期限休止を宣言しており「もうすぐ元ジャーナリストと言われるんですけど」と口火を切った。ちなみに、上杉氏はシンポジウム後の10月20日に行った小沢一郎議員の記者会見においての読売新聞記者への暴言により、自ら立ち上げた自由報道協会の暫定代表を辞任届を出した。<br />
　上杉氏は言論空間の不健全さを是正することに注力していると述べ、元経済産業省大臣の鉢呂吉雄議員の辞任問題を例に、既存メディアだけの一元的報道の怖さを語った。その上で、震災以降活発化しているソーシャルメディア上でのジャーナリストの活動や、一般ユーザーによる情報交換などの例を挙げ、情報の二元化により情報の真偽の検証ができるようになったと述べた。<br />
　情報を出す側も受けとる側も自己検証が必要だ。上杉氏がかつて勤務していたニューヨーク・タイムズには毎日内部による自己批判のページと、訂正のページが1ページずつ掲載されていたという。それを幼い頃から見ている読者は「報道は必ずしも正しいとは限らない」ことを学び、受け取る情報の精査を行う。<br />
「日本のメディアはうそには寛容だが間違いには厳しい、しかし、日本以外のメディアは間違いに関しては寛容だが、うそをついたらそこで終わりです」（上杉氏）。<br />
　ソーシャルメディアにより情報が多様化し議論が収斂する。多様化によって混乱するのではなく、逆に真実を見分ける目を養うのだと上杉氏は言う。インターネットの世界でデマがとんでもない速さで広まることがあるが、単なるデマだったと収束するのも早いのは、多方向から識者が意見を述べられるからだ。<br />
　情報を受け取るだけでなく、発信できるインフラを手に入れたことにより、政治の世界は変わるのだろうか。
</p>
</div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>ソーシャルメディアが持つ公共性は<br />「政治活動におけるポテンシャル」</h4>
<p>
　続くパネルディスカッションは衆議院議員・世耕弘成氏、佐賀県武雄市長・樋渡啓祐氏、KLab代表取締役社長・真田哲弥氏が登壇。元アイ・エム・ジェイ社長で現在は広島県広報総括監の樫野孝人氏がスカイプで参加した。<br />
　選挙とソーシャルメディアの方向性や、ソーシャルメディアはフラットに有権者の目線に立つものなのかなどについて意見が交わされた。<br />
　月に4000人ほどしか閲覧のなかった武雄市のホームページをフェイスブックに切り替えることにより340万人/月にし、話題となった樋渡氏は、「いいものはまねをされるので、“武雄モデル”として広まり、ALL JAPANになればいいですが、あくまでも結果でしかない」と述べた。武雄市の選挙投票率は80％だといい、ユーストリームで中継される市議会は時にケーブルテレビで視聴率50％近いこともある。これだけ政治に対して関心が高いのは「市民用語で話すことと、ITリテラシーを上げる努力をしていること」の結果である。市議会にいつでも意見を述べることはできるが、意見を述べるためにはフェイスブックが使えなくてはならない。そのための講習会を武雄市では毎週のように開催しており、講師が足りない場合は市長自らが務めるという。<br />
　国政を預かる世耕氏は、インターネットが担う政治活動への期待を抱き続け、さまざまなことを試してきたが、結論として選挙戦には影響がないとしている。しかし、メディアや有権者からの攻撃に対して反論できるツールとしては有用であるとも。双方向性になることによって、共感性が上がる要因にもなる。<br />
　樫野氏はフェイスブックがアメリカのプラットフォームだということに危惧を抱きながらも、県民の声なき声を聞くためには絶好のインフラだと述べ、2015年にはウインドウズ95以降に生まれた人が20歳になるため、ますます活用の場は広がると予測した。樫野氏は現在、広島県で広報活動を行っているが、インターネットを利用することで向上する行政サービスが多々あるという。ネットという公共性の高さから、各行政サービスの見える化が進み、比較検討されることによって、各々の行政サービスも向上していく。<br />
　民間企業側の意見として、フェイスブック上で転職活動ができるサービスを開始するKLabの真田社長は、そのサービスを「ネット上でのコネ採用」といい、選挙活動にも十分活用できると指摘する。しかし、自社でも機密漏えいが起こる危険性が常にあり、自由に発信できることは責任を伴うことだと十二分に教える必要があるとした。<br />
<br />
　それぞれに、ソーシャルメディアが持つ公共性について「政治活動におけるポテンシャル」と認めながらも、個人レベルのモラルやリテラシーの問題など、解決すべき課題もあるとした。
</p>
</div>
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		<title>映像・動画をスピーディーに楽しむWiMAX搭載スマートフォン KDDIからHTC EVO 3D（ISW 12HT）発売</title>
		<link>http://www.buaiso.net/business/it/12701/</link>
		<comments>http://www.buaiso.net/business/it/12701/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 07 Oct 2011 10:43:11 +0000</pubDate>
		<dc:creator>k.ohata</dc:creator>
				<category><![CDATA[IT]]></category>
		<category><![CDATA[smartphone]]></category>
		<category><![CDATA[スマートフォン]]></category>

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		<description><![CDATA[デュアルコアで速い、WiMAXで速い だからミュージックやビデオが楽しめる 　HTC（台湾）が日本市場においてKDDI株式会社、沖縄セルラー株式会社よりWiMAX搭載スマートフォン第2弾「HTC EVO 3D（ISW 12HT）」を発売した。4.3インチ大画面3D液晶を搭載、デュアルコアCPUとWiMAXの搭載で、よりスピーディーに動画や映像を楽しめるようになった。 　発売初日の10月7日に有楽町のビックカメラで行われた発売記念セレモニーには『小悪魔ageha』の元専属モデルで、現在は実業家として活躍する桃華絵里氏が登場した。 「映像や動画がびっくりするほどサクサク動いて本当に使いやすいです。きれいなネイルが邪魔にならずに使えるところもうれしいですね。思わず手を伸ばしたくなるような3Dの画像が簡単に撮れました。映画をダウンロードしながら見ることができる、これは7歳の息子を連れて移動する時にとても便利です」。 　発売元のKDDIは「デュアルコアで速い、WiMAXで速い、だからミュージックやビデオが心地よく楽しめますね。使い勝手とネットワークとデバイスが完全に調和しているところが素晴らしいと思います」（取締役執行役員専務　石川雄三氏）と語った。 「顧客満足度が高いauさん、WiMAXとともに、最高のユーザーエクスペリエンスを感じていただけます。KDDIさんと一緒にシェアを伸ばしていきたいですね」（HTC NIPPON株式会社代表取締役 デビッド・コウ氏）]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kiji clearfix">
<br />
<div id="attachment_12703" class="wp-caption alignleft" style="width: 206px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/10/kddi_htc.jpg" alt="" title="" width="196" height="260" class="size-full wp-image-12703" /><p class="wp-caption-text">発売初日を迎えたHTC EVO 3D ISW 12HT</p></div></p>
<h4>デュアルコアで速い、WiMAXで速い<br />
だからミュージックやビデオが楽しめる</h4>
<p>　HTC（台湾）が日本市場においてKDDI株式会社、沖縄セルラー株式会社よりWiMAX搭載スマートフォン第2弾「HTC EVO 3D（ISW 12HT）」を発売した。4.3インチ大画面3D液晶を搭載、デュアルコアCPUとWiMAXの搭載で、よりスピーディーに動画や映像を楽しめるようになった。<br />
　発売初日の10月7日に有楽町のビックカメラで行われた発売記念セレモニーには『小悪魔ageha』の元専属モデルで、現在は実業家として活躍する桃華絵里氏が登場した。<br />
「映像や動画がびっくりするほどサクサク動いて本当に使いやすいです。きれいなネイルが邪魔にならずに使えるところもうれしいですね。思わず手を伸ばしたくなるような3Dの画像が簡単に撮れました。映画をダウンロードしながら見ることができる、これは7歳の息子を連れて移動する時にとても便利です」。
</p>
</div>
<div class="kiji clearfix">
<div id="attachment_12723" class="wp-caption alignleft" style="width: 270px"><a href="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/10/ichiran600.jpg" Target="_blank"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/10/ichiran260.jpg" alt="" title="" width="260" height="188" class="size-full wp-image-12723" /></a><p class="wp-caption-text">KDDI取締役執行役員専務石川雄三氏（左から2番目）、HTC NIPPON株式会社代表取締役社長デビッド・コウ氏（右から3番目）、HTCアジアパシフィック ジャック・トン氏（右から2番目）</p></div><br />
　発売元のKDDIは「デュアルコアで速い、WiMAXで速い、だからミュージックやビデオが心地よく楽しめますね。使い勝手とネットワークとデバイスが完全に調和しているところが素晴らしいと思います」（取締役執行役員専務　石川雄三氏）と語った。<br />
「顧客満足度が高いauさん、WiMAXとともに、最高のユーザーエクスペリエンスを感じていただけます。KDDIさんと一緒にシェアを伸ばしていきたいですね」（HTC NIPPON株式会社代表取締役 デビッド・コウ氏）
</p>
</div>
<p><div id="attachment_12726" class="wp-caption aligncenter" style="width: 695px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/10/kddi_4.jpg" alt="" title="" width="685" height="289" class="size-full wp-image-12726" /><p class="wp-caption-text">（右）会見に出席した桃華氏。「映像や動画がびっくりするほどサクサク動いて本当に使いやすいです。きれいなネイルが邪魔にならずに使えるところもうれしいですね」</p></div>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>【特集】スマートフォン環太平洋戦 —10億総スマート化―</title>
		<link>http://www.buaiso.net/business/it/11897/</link>
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		<pubDate>Sat, 01 Oct 2011 18:43:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>k.horio</dc:creator>
				<category><![CDATA[IT]]></category>
		<category><![CDATA[smartphone]]></category>

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		<description><![CDATA[希代の天才、アップルCEOのスティーブ・ジョブズ氏が経営の第一線を退く。彼の偉業は数限りないが、ジョブズ氏の感性の集大成であるiPhoneというプロダクトとサービスは人類のライフスタイルに大きな革新をもたらした。スマートフォン戦線の第一幕は花道を歩くジョブズ氏への喝采の余韻が響いたまま、幕間に入った。第二幕のスポットライトが当たるのは誰なのか。 　東京のメトロでは、スマートフォンが大勢（たいせい）だ。駅間では間欠泉のようにネットワークへの接続が切れるが慣れたもので、オフラインとオンラインアプリを駅間の3分間で使い分けている。そろそろスマートフォンで2台目の人もいるだろう。草創期の「バッテリーが持たない、もっさりした緩慢な処理能力、画面解像度が低い、対応アプリが少ない」と製品完成度にクエスチョンマークが点灯していても果敢にチャレンジし、スマートフォン産業の健全な発展に大いに貢献した哀れな“アーリーアドプター(初期導入者)”には2台目用に「リベンジ割」を用意していただきたい。 　ケータイの端末の進化も利用ユーザの拡大も驚くべきスピードであったが、世界同一商品で供給されるスマートフォンの伝染力はそれをも凌駕する。 　米国の調査会社IMSリサーチによると、2016年末には世界のスマートフォンの年間販売台数は10億台を超えると予測している。2011年では世界全体で4億2000万台のスマートフォンの出荷が見込まれ、モバイル端末全体の28％を占める。メジャーシェアを持つスマートフォンメーカーの中に日本企業の存在感は薄く、辛うじてソニー・エリクソン(英)に面影を残す。 　スマートフォンでは主要メーカーでの寡占化が著しい。ノキア、アップル、RIM(ブラックベリー)、サムスン、HTCの5社で2011年第1四半期のデータ(IMSリサーチ2011年7月)では81％の占有率である(図1)。ソニー・エリクソンに続く第7位のシェア(4％)のモトローラ・モビリティがグーグルに買収されたのは記憶に新しい。 　スマートフォンのOS、特許を牛耳る米国西海岸企業の脅威に加え、成長著しい中韓台のメーカーの後塵を拝す日本メーカーは太平洋の東と西を両にらみで戦わなければならない。 特許紛争 リンゴの引力と遠心力 　2009年1月、米国で一つの特許が成立した。アップルが2008年4月に申請した「タッチスクリーン端末におけるグラフィカルユーザインタフェース」に関する特許（米国特許第7479949号）である（図2）。筆頭発明者としてスティーブ・ジョブズの名が記載されているこの特許はスマートフォンの操作において請求範囲が「広範」であり、キラー特許に近い価値を持つ。実際にこの特許を根拠として、2010年3月、アップルはアンドロイド陣営であるHTCを特許侵害で提訴した。アップルの競合他社と比べ比較的規模が小さいHTCをアンドロイド陣営最初の訴訟ターゲットにした狙いは、1997年設立のHTCには特許の蓄積が少なく訴訟上有利な展開を期待できること、驚異的な成長力のあるHTCを早めに叩いておきたいことなどが挙げられる。しかし、設立後わずか14年間でスマートフォンで世界4位のシェアになったHTCは経営トップの現状分析力・実行力が優れているのだろう。華麗なる反撃を開始する。2011年7月、グラフィック関連の技術、特許を持つS3グラフィックスを買収し特許固めを行い、さらに2011年9月、グーグルから譲渡された特許を根拠に逆提訴した。 　アップルとサムスンの戦いもまた熾烈である。アップルに多くの主要部品を供給するサムスンとの関係は一時期、蜜月が続いていた。しかし、アンドロイド陣営の花形端末Galaxyシリーズが好評を博し、サムスンが世界シェアを3％（2010年第1四半期）から15％（2011年第1四半期）に急激に拡大させ、アップルのシェアを奪うようになると状況は一変する。両社の関係は険悪になり、泥沼の訴訟戦に突入した。 　スマートフォンの特許紛争は、図表3に示す通り、スマートフォンOS3大会社である、アップル、グーグル、マイクロソフトの周辺で勃発している。冷戦時代の大国同士が破滅的な犠牲を伴う正面戦を避け、代理戦争を世界各地で繰り返していた事象と同じ構図である。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kiji clearfix">
<p><strong>希代の天才、アップルCEOのスティーブ・ジョブズ氏が経営の第一線を退く。彼の偉業は数限りないが、ジョブズ氏の感性の集大成であるiPhoneというプロダクトとサービスは人類のライフスタイルに大きな革新をもたらした。スマートフォン戦線の第一幕は花道を歩くジョブズ氏への喝采の余韻が響いたまま、幕間に入った。第二幕のスポットライトが当たるのは誰なのか。</strong></p>
</div>
<div class="kiji clearfix"><a href="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/10/no46_smartphone_ph03.jpg" Target="_blank"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/10/no46_smartphone_ph03-222x300.jpg" alt="アップルが申請した「キラー特許」" title="アップルが申請した「キラー特許」" width="180" class="alignright size-medium wp-image-11910" /></a></p>
<p>　東京のメトロでは、スマートフォンが大勢（たいせい）だ。駅間では間欠泉のようにネットワークへの接続が切れるが慣れたもので、オフラインとオンラインアプリを駅間の3分間で使い分けている。そろそろスマートフォンで2台目の人もいるだろう。草創期の「バッテリーが持たない、もっさりした緩慢な処理能力、画面解像度が低い、対応アプリが少ない」と製品完成度にクエスチョンマークが点灯していても果敢にチャレンジし、スマートフォン産業の健全な発展に大いに貢献した哀れな“アーリーアドプター(初期導入者)”には2台目用に「リベンジ割」を用意していただきたい。<br />
　ケータイの端末の進化も利用ユーザの拡大も驚くべきスピードであったが、世界同一商品で供給されるスマートフォンの伝染力はそれをも凌駕する。<br />
　米国の調査会社IMSリサーチによると、2016年末には世界のスマートフォンの年間販売台数は10億台を超えると予測している。2011年では世界全体で4億2000万台のスマートフォンの出荷が見込まれ、モバイル端末全体の28％を占める。メジャーシェアを持つスマートフォンメーカーの中に日本企業の存在感は薄く、辛うじてソニー・エリクソン(英)に面影を残す。<br />
　スマートフォンでは主要メーカーでの寡占化が著しい。ノキア、アップル、RIM(ブラックベリー)、サムスン、HTCの5社で2011年第1四半期のデータ(IMSリサーチ2011年7月)では81％の占有率である(図1)。ソニー・エリクソンに続く第7位のシェア(4％)のモトローラ・モビリティがグーグルに買収されたのは記憶に新しい。<br />
　スマートフォンのOS、特許を牛耳る米国西海岸企業の脅威に加え、成長著しい中韓台のメーカーの後塵を拝す日本メーカーは太平洋の東と西を両にらみで戦わなければならない。</p>
</div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>特許紛争 リンゴの引力と遠心力</h4>
<div style="float:right; margin-left:25px;">
<a href="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/10/no46_smartphone_ph01.jpg" Target="_blank"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/10/no46_smartphone_ph01-300x168.jpg" alt="主要メーカーの寡占化が著しい" title="主要メーカーの寡占化が著しい" width="260" class="alignnone size-medium wp-image-11911" style="margin-bottom:25px;" /></a><br />
<a href="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/10/no46_smartphone_ph02.jpg" Target="_blank"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/10/no46_smartphone_ph02-300x161.jpg" alt="スマートフォン特許をめぐる攻防が続く" title="スマートフォン特許をめぐる攻防が続く" width="260" class="alignnone size-medium wp-image-11912" style="margin-bottom:25px;" /></a>
</div>
<p>　2009年1月、米国で一つの特許が成立した。アップルが2008年4月に申請した「タッチスクリーン端末におけるグラフィカルユーザインタフェース」に関する特許（米国特許第7479949号）である（図2）。筆頭発明者としてスティーブ・ジョブズの名が記載されているこの特許はスマートフォンの操作において請求範囲が「広範」であり、キラー特許に近い価値を持つ。実際にこの特許を根拠として、2010年3月、アップルはアンドロイド陣営であるHTCを特許侵害で提訴した。アップルの競合他社と比べ比較的規模が小さいHTCをアンドロイド陣営最初の訴訟ターゲットにした狙いは、1997年設立のHTCには特許の蓄積が少なく訴訟上有利な展開を期待できること、驚異的な成長力のあるHTCを早めに叩いておきたいことなどが挙げられる。しかし、設立後わずか14年間でスマートフォンで世界4位のシェアになったHTCは経営トップの現状分析力・実行力が優れているのだろう。華麗なる反撃を開始する。2011年7月、グラフィック関連の技術、特許を持つS3グラフィックスを買収し特許固めを行い、さらに2011年9月、グーグルから譲渡された特許を根拠に逆提訴した。<br />
　アップルとサムスンの戦いもまた熾烈である。アップルに多くの主要部品を供給するサムスンとの関係は一時期、蜜月が続いていた。しかし、アンドロイド陣営の花形端末Galaxyシリーズが好評を博し、サムスンが世界シェアを3％（2010年第1四半期）から15％（2011年第1四半期）に急激に拡大させ、アップルのシェアを奪うようになると状況は一変する。両社の関係は険悪になり、泥沼の訴訟戦に突入した。<br />
　スマートフォンの特許紛争は、図表3に示す通り、スマートフォンOS3大会社である、アップル、グーグル、マイクロソフトの周辺で勃発している。冷戦時代の大国同士が破滅的な犠牲を伴う正面戦を避け、代理戦争を世界各地で繰り返していた事象と同じ構図である。</p>
</div>
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		<item>
		<title>アジア女子を取り込め スマートフォンの新市場　ニッセイ基礎研究所 久我尚子研究員に聞く</title>
		<link>http://www.buaiso.net/business/it/11935/</link>
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		<pubDate>Sat, 01 Oct 2011 18:06:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator>k.horio</dc:creator>
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		<category><![CDATA[smartphone]]></category>

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		<description><![CDATA[　日本のスマートフォン市場は2010年末から急拡大し、利用者が1000万人を超えました。そして今年の夏からは女性をターゲットとしたスマートフォン商戦が活気を帯びています。女性向け商品として第一の特徴は端末の外観です。スマートフォンが登場した当初、色はブラックのみでした。その後しばらくしてホワイトが市場に出ましたが、今年の夏からはピンクの端末が多く登場し、カラーバリエーションが増えました。小型軽量化も進みました。NTTドコモのCMでは堀北真希さんが「わたし、片手でいいんです」とフィーチャーフォンと変わらない操作性をアピール。女性を意識したスマートフォン端末が一気に市場に溢れました。 　女性向けとして、タッチパネルの感応性も鍵となります。静電式の場合、肌から出る弱微電流に反応するため、ネイルが長いと操作しづらくなります。圧力で反応する感圧式であればネイルの先でも操作ができますが、感圧式はマルチタッチができないというデメリットもあります。そうした操作性の工夫も女性を取り込むためには必要でしょう。 　微妙な色合いや小型軽量化、操作性の工夫は日本メーカーの得意とするところです。たとえば美容家電を得意とするパナソニック。電動歯ブラシ「ポケットドルツ」の大ヒットの理由はカラーバリエーションと小型軽量化にありました。マスカラを意識して小型化し、口紅を参考に多様なピンクのバリエーションを展開したのです。マーケティング担当者の話では、カラーを増やすにあたって製造側との折衝がかなり大変だったそうです。 　外国メーカーは、コストに見合う儲けがないという理由で細かな形状の変更やカラーの多様化を好みません。そうした点をきちんと努力できるのが日本メーカーの大きな強み。今後スマートフォン市場でも同様の動きが見られるのではないでしょうか。男性は概してハイエンドモデルを好みますが、女性は細やかな操作性やデザインを重視します。その点で日本メーカーは優位にあると思います。中国や韓国など東アジアや東南アジアでは日本のファッションやキャラクターが高い支持を得ていますし、かわいいものが好きという女性の嗜好が似ています。日本メーカーによる、女性の嗜好を研究しつくしたデザインや操作性が受け入れられ、日本製の女性向けスマートフォンが広まる可能性が高いと思います。 　現在、フィーチャーフォンの新機種の感覚でスマートフォンに乗り換えるユーザーが確実に増えており、スマートフォン市場はますます拡大するでしょう。スマートフォンのメインユーザーは20~30代。高齢者層や若年層への普及には、高価格な通信料と端末料金が課題です。特に高齢者に対しては価格と操作性の両方が求められるでしょう。らくらくホンなどのシニア向け携帯がありますが、「価格が妥当で使いやすければハイエンドモデルを持ちたい、という60代の方の意見もよく耳にしますので、シニア層への市場拡大の可能性は高いでしょうね。高齢単身世帯数は急激に増加しており、2030年には全体の約15％を占めるようになります。見守りや生活支援などのサービス需要が増え、そのゲートウェイとしてのスマートフォン利用が期待されています。中国や韓国では高齢化が急速に進んでいます。シニア層向けにも何かヒントがあるかもしれません。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kiji clearfix" style="margin-top:25px;">
<p>　日本のスマートフォン市場は2010年末から急拡大し、利用者が1000万人を超えました。そして今年の夏からは女性をターゲットとしたスマートフォン商戦が活気を帯びています。女性向け商品として第一の特徴は端末の外観です。スマートフォンが登場した当初、色はブラックのみでした。その後しばらくしてホワイトが市場に出ましたが、今年の夏からはピンクの端末が多く登場し、カラーバリエーションが増えました。小型軽量化も進みました。NTTドコモのCMでは堀北真希さんが「わたし、片手でいいんです」とフィーチャーフォンと変わらない操作性をアピール。女性を意識したスマートフォン端末が一気に市場に溢れました。<br />
　女性向けとして、タッチパネルの感応性も鍵となります。静電式の場合、肌から出る弱微電流に反応するため、ネイルが長いと操作しづらくなります。圧力で反応する感圧式であればネイルの先でも操作ができますが、感圧式はマルチタッチができないというデメリットもあります。そうした操作性の工夫も女性を取り込むためには必要でしょう。<br />
　微妙な色合いや小型軽量化、操作性の工夫は日本メーカーの得意とするところです。たとえば美容家電を得意とするパナソニック。電動歯ブラシ「ポケットドルツ」の大ヒットの理由はカラーバリエーションと小型軽量化にありました。マスカラを意識して小型化し、口紅を参考に多様なピンクのバリエーションを展開したのです。マーケティング担当者の話では、カラーを増やすにあたって製造側との折衝がかなり大変だったそうです。<br />
　外国メーカーは、コストに見合う儲けがないという理由で細かな形状の変更やカラーの多様化を好みません。そうした点をきちんと努力できるのが日本メーカーの大きな強み。今後スマートフォン市場でも同様の動きが見られるのではないでしょうか。男性は概してハイエンドモデルを好みますが、女性は細やかな操作性やデザインを重視します。その点で日本メーカーは優位にあると思います。中国や韓国など東アジアや東南アジアでは日本のファッションやキャラクターが高い支持を得ていますし、かわいいものが好きという女性の嗜好が似ています。日本メーカーによる、女性の嗜好を研究しつくしたデザインや操作性が受け入れられ、日本製の女性向けスマートフォンが広まる可能性が高いと思います。<br />
　現在、フィーチャーフォンの新機種の感覚でスマートフォンに乗り換えるユーザーが確実に増えており、スマートフォン市場はますます拡大するでしょう。スマートフォンのメインユーザーは20~30代。高齢者層や若年層への普及には、高価格な通信料と端末料金が課題です。特に高齢者に対しては価格と操作性の両方が求められるでしょう。らくらくホンなどのシニア向け携帯がありますが、「価格が妥当で使いやすければハイエンドモデルを持ちたい、という60代の方の意見もよく耳にしますので、シニア層への市場拡大の可能性は高いでしょうね。高齢単身世帯数は急激に増加しており、2030年には全体の約15％を占めるようになります。見守りや生活支援などのサービス需要が増え、そのゲートウェイとしてのスマートフォン利用が期待されています。中国や韓国では高齢化が急速に進んでいます。シニア層向けにも何かヒントがあるかもしれません。</p>
</div>
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		<title>ケータイ進化論　総務省 総合通信基盤局 電波部長 鈴木茂樹氏</title>
		<link>http://www.buaiso.net/business/it/11930/</link>
		<comments>http://www.buaiso.net/business/it/11930/#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 01 Oct 2011 17:58:53 +0000</pubDate>
		<dc:creator>k.horio</dc:creator>
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		<category><![CDATA[smartphone]]></category>

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		<description><![CDATA[日本のケータイおさらい 　家電、自動車産業とは違い、これまで日本はケータイ端末で世界を制覇したことは一度もありません。ただ第1世代のアナログは、実は日本が世界中に売っていたんですね。特にイギリス、ドイツ、フランスといった欧州の国々で日本のメーカーが現地生産していました。しかし第2世代のデジタルのときに、欧州がGSMという通信規格を採用し、別規格を開発していた日本のメーカーにとって技術や特許料の問題で不利であったこと、また日本国内のマーケットが大きく成長していたことから開発・製造を国内にシフトしました。日本市場で第2世代のケータイを高機能に磨きあげ、高速無線回線である第3世代でコンテンツビジネスの知見を蓄え、世界が求めているケータイ端末・サービスとして再デビューのタイミングをはかっていたところに、突如スマートフォンが現れ、いいとこ取りをされてしまいました。あれよあれよという間にiPhoneが巷にあふれてきましたが、ケータイの世界はこのスピードで動きますので驚くことではありません。少し前まで不動のトップに君臨していたノキアがアップルとサムスンなどの攻勢を受け急激にシェアを落としたり、無線の老舗であるモトローラ・モビリティがグーグルに買収されたりと、栄枯盛衰は常です。時間軸が他の業界よりは少し短いかもしれませんが。 日本メーカーの浮上の鍵 　日本のケータイが国際競争力を失っていったのはメーカーが「通信機器屋さん」のスタンスで長くとどまっていたことも一つの要因かと思います。自身のブランドで直接販売するのではなく、携帯事業者の仕様に基づき端末を「納入」する感覚です。ユーザの声よりも事業者側の都合を優先するため、使ってみたい製品よりも先端的技術の調和としての製品が市場に流通しました。国内市場だけをターゲットとしているのであればそれで良かったのかもしれませんが、グローバルでの嗜好性は国により千差万別で、数か月サイクルで流行が変わります。メーカーは開発費負担や販促費などの手厚いサポートで携帯事業者から守られている半面、移ろいやすいユーザの心を読み取るアンテナの感度が鈍ってきたのかもしれません。 　ただ、スマートフォンの隆盛によってその関係は大きくシフトしました。日本の携帯事業者向け開発も引き続き大きなビジネスですが、日本市場だけでは「食べていけない」ことをメーカーも認識しています。「世界中にモノを売る」という、シンプルですが以前の電機業界の原点に立ち返り始めました。これは大きな一歩だと思います。国内11社と乱立していた端末メーカーも5社ほどに集約されました。世界市場への進撃体制を整えつつあると思います。 　今後はダブルスタンダードも必要となってきます。品質は考慮しつつも、自分たちよりも豊かな欧米のような国にモノを売るという今までのようなビジネスモデルでは市場は限られています。インドの自動車は30万円くらい、アフリカの携帯端末価格は2000～3000円くらいがスイートスポットです。かつて日本は「安かろう」で欧米市場を大きく開拓しました。同じマインドで今、アジア、南米、アフリカで求められているのを世界中の最適地で「アセンブル（組み立てる）」すればいいのだと思います。日本製品が最高であるとうぬぼれていては、燃費の悪い左ハンドルの自動車を売りつけてきた、あの時代のアメリカと変わりません。 総務省も側面支援 　あまり声高に言うつもりもないのですが、総務省もちゃんと仕事しています(笑)。新興国、開発途上国では今もテレビが娯楽の王様です。世界シェアでみると韓国や中国、台湾のテレビメーカーに食い込まれていますが、南米のほとんどの国は日本の地デジ方式を採用しているので日本メーカーのシェアも健闘しています。もちろん、ワンセグも導入されているので日本のケータイ、スマートフォンとの親和性も抜群のはずです。南米4億人の市場のみならず、徐々に所得が向上しているアフリカ9億人市場、アジア40億人も視野に入れています。アフリカではアンゴラが日本方式の採用を推進することを合意していますし、アジアではフィリピンが採用を決めています。常に企業ロゴを目にする「お茶の間」のテレビブランドは各国で絶大な信頼を得ていますので、テレビを手掛ける日本メーカーのケータイ、スマートフォンにも良い波及効果があるはずです。 ニッポンに未来あり 　私は日本のケータイをそんなに悲観していないんです。大きな流れの中で少し縮んでいるだけで、そのうち大きくジャンプします。一世を風靡しているiPhoneも日本のiモードを徹底的に研究して、あとはユーザインターフェースまわりのソフト部分を化粧したものと言えます。日本はもう一度ここで学んで全力投球すればチャンスはあると思います。ただし、横並びではなくチャンスをものにできるのは知恵を出した一部の者のみでしょう。かつて「ジャパン・アズ・ナンバーワン」ともてはやされ天狗になった世代では変えられないことも、しがらみのない若い人であれば変えられるはずです。端末メーカーが目立つ世界ではありますが、コンテンツ、アプリ、通信回線、電子決済など、ビジネスや技術の萌芽はあちらこちらで見られます。実際にSNSやEコマースなどソフトコンテンツ系の日本の若い企業がどんどん世界に羽ばたいています。アジアや南米、アフリカで、力を蓄えた次の世代のニッポン企業が世界を席巻する日がそう遠くない未来やってくると信じています。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kiji clearfix" style="margin-top:25px;">
<h4>日本のケータイおさらい</h4>
<p>　家電、自動車産業とは違い、これまで日本はケータイ端末で世界を制覇したことは一度もありません。ただ第1世代のアナログは、実は日本が世界中に売っていたんですね。特にイギリス、ドイツ、フランスといった欧州の国々で日本のメーカーが現地生産していました。しかし第2世代のデジタルのときに、欧州がGSMという通信規格を採用し、別規格を開発していた日本のメーカーにとって技術や特許料の問題で不利であったこと、また日本国内のマーケットが大きく成長していたことから開発・製造を国内にシフトしました。日本市場で第2世代のケータイを高機能に磨きあげ、高速無線回線である第3世代でコンテンツビジネスの知見を蓄え、世界が求めているケータイ端末・サービスとして再デビューのタイミングをはかっていたところに、突如スマートフォンが現れ、いいとこ取りをされてしまいました。あれよあれよという間にiPhoneが巷にあふれてきましたが、ケータイの世界はこのスピードで動きますので驚くことではありません。少し前まで不動のトップに君臨していたノキアがアップルとサムスンなどの攻勢を受け急激にシェアを落としたり、無線の老舗であるモトローラ・モビリティがグーグルに買収されたりと、栄枯盛衰は常です。時間軸が他の業界よりは少し短いかもしれませんが。</p>
</div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>日本メーカーの浮上の鍵</h4>
<p>　日本のケータイが国際競争力を失っていったのはメーカーが「通信機器屋さん」のスタンスで長くとどまっていたことも一つの要因かと思います。自身のブランドで直接販売するのではなく、携帯事業者の仕様に基づき端末を「納入」する感覚です。ユーザの声よりも事業者側の都合を優先するため、使ってみたい製品よりも先端的技術の調和としての製品が市場に流通しました。国内市場だけをターゲットとしているのであればそれで良かったのかもしれませんが、グローバルでの嗜好性は国により千差万別で、数か月サイクルで流行が変わります。メーカーは開発費負担や販促費などの手厚いサポートで携帯事業者から守られている半面、移ろいやすいユーザの心を読み取るアンテナの感度が鈍ってきたのかもしれません。<br />
　ただ、スマートフォンの隆盛によってその関係は大きくシフトしました。日本の携帯事業者向け開発も引き続き大きなビジネスですが、日本市場だけでは「食べていけない」ことをメーカーも認識しています。「世界中にモノを売る」という、シンプルですが以前の電機業界の原点に立ち返り始めました。これは大きな一歩だと思います。国内11社と乱立していた端末メーカーも5社ほどに集約されました。世界市場への進撃体制を整えつつあると思います。<br />
　今後はダブルスタンダードも必要となってきます。品質は考慮しつつも、自分たちよりも豊かな欧米のような国にモノを売るという今までのようなビジネスモデルでは市場は限られています。インドの自動車は30万円くらい、アフリカの携帯端末価格は2000～3000円くらいがスイートスポットです。かつて日本は「安かろう」で欧米市場を大きく開拓しました。同じマインドで今、アジア、南米、アフリカで求められているのを世界中の最適地で「アセンブル（組み立てる）」すればいいのだと思います。日本製品が最高であるとうぬぼれていては、燃費の悪い左ハンドルの自動車を売りつけてきた、あの時代のアメリカと変わりません。</p>
</div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>総務省も側面支援</h4>
<p>　あまり声高に言うつもりもないのですが、総務省もちゃんと仕事しています(笑)。新興国、開発途上国では今もテレビが娯楽の王様です。世界シェアでみると韓国や中国、台湾のテレビメーカーに食い込まれていますが、南米のほとんどの国は日本の地デジ方式を採用しているので日本メーカーのシェアも健闘しています。もちろん、ワンセグも導入されているので日本のケータイ、スマートフォンとの親和性も抜群のはずです。南米4億人の市場のみならず、徐々に所得が向上しているアフリカ9億人市場、アジア40億人も視野に入れています。アフリカではアンゴラが日本方式の採用を推進することを合意していますし、アジアではフィリピンが採用を決めています。常に企業ロゴを目にする「お茶の間」のテレビブランドは各国で絶大な信頼を得ていますので、テレビを手掛ける日本メーカーのケータイ、スマートフォンにも良い波及効果があるはずです。</p>
</div>
<div class="kiji clearfix">
<h4>ニッポンに未来あり</h4>
<p>　私は日本のケータイをそんなに悲観していないんです。大きな流れの中で少し縮んでいるだけで、そのうち大きくジャンプします。一世を風靡しているiPhoneも日本のiモードを徹底的に研究して、あとはユーザインターフェースまわりのソフト部分を化粧したものと言えます。日本はもう一度ここで学んで全力投球すればチャンスはあると思います。ただし、横並びではなくチャンスをものにできるのは知恵を出した一部の者のみでしょう。かつて「ジャパン・アズ・ナンバーワン」ともてはやされ天狗になった世代では変えられないことも、しがらみのない若い人であれば変えられるはずです。端末メーカーが目立つ世界ではありますが、コンテンツ、アプリ、通信回線、電子決済など、ビジネスや技術の萌芽はあちらこちらで見られます。実際にSNSやEコマースなどソフトコンテンツ系の日本の若い企業がどんどん世界に羽ばたいています。アジアや南米、アフリカで、力を蓄えた次の世代のニッポン企業が世界を席巻する日がそう遠くない未来やってくると信じています。</p>
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		<title>スマートフォンもデザインの時代へ～ドコモから注目のXperia arc SO-01CとMEDIAS N-04C登場～</title>
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		<pubDate>Mon, 11 Apr 2011 03:00:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>k.horio</dc:creator>
				<category><![CDATA[IT]]></category>
		<category><![CDATA[smartphone]]></category>

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		<description><![CDATA[スマートフォン市場でのデザイン戦略が本格化 　各社から次々と新機種が登場し、スマートフォンにも選択肢が広がってきた。 　中でもこの春、NTTドコモが開発した新機種には、他のスマートフォンユーザーも心を奪われたことだろう。スマートフォンは、従来型に比べてスペックの面では格段に便利ではあるものの、選択肢が限られていたために、重さや大きさ、デザインなどの面で、満足度が低かった事実は否めない。 「2008年からウィンドウズモバイル、ブラックベリーと、法人向けのスマートフォンを中心に展開してきました。当初はITリテラシーの高いお客様が中心でしたが、現在は広く多くの人々に享受していただけるサービス化を目指しています。バリエーションがあって、自分にぴったりのスマートフォンが見つかるような商品ラインナップを考えています」（NTTドコモ プロダクト部　仲田正一担当課長）。 「Xperia」（ソニー・エリクソン・コミュニケーションズ製)は、「どこでもだれでも情報が取れるという面白さを知ってもらいたい」（仲田氏）という思いから、初めてスマートフォンを「エンターテインメント」と位置付けた。先進的なユーザーが中心となったが、ボディカラーに紫色を投入したことにより、女性の支持が高まったという。 　そして3月24日に発売された「Xperia arc」。春を感じさせる「Sakura Pink」が美しい。背面だけでなく、ディスプレイの周りもピンク色だ。ほかにも「Midnight Blue」と「Misty Silver」があり、3色から選べる。最薄部8.7mmのスリムでエレガントなフォルムだ。従来よりも映像やゲームの処理能力が向上したアンドロイド2.3を搭載し、深いブラックを追求した「Clear Black Panel」は、色鮮やかな画像や映像が浮かび上がるような美しさを表現する。4.2インチフルWVGAディスプレイは、外でも明るく見える大画面だ。さらに「モバイルブラビアエンジン」を搭載、くっきり鮮やかな映像表現を可能にしている。810万画素のオートフォーカスカメラは、高感度・低ノイズで撮影できるという。 　同時に発売された「MEDIAS N-04C」（NECカシオモバイルコミュニケーションズ製）にも注目。ポケットに入れても存在を感じさせないほどの、世界最薄7.7mm、105gというスーパースリムボディと、高い位置からの落下や擦傷などに対する優れた耐性を持ち合わせているのが大きな魅力だ。 　スマートフォン市場でデザイン戦略も本格化、これまで敬遠してきた保守的な従来型ユーザーがスマートフォンに切り替える分岐点となりそうだ。すでに飽和している従来型携帯電話市場に、ドコモのこれらの新ラインナップは、新たな風穴を開けることになるだろう。 「隙がない」ドコモのサービス 「特長がないのが特徴」と言われるドコモ。言い換えれば、全方位を堅実に固めていると言える。iモードによって培われたコンテンツ開発力を活かし、昨年4月から始めたドコモマーケットについては「アンドロイドマーケットから600程度のコンテンツをセレクトし、iモード時代にはなかった面白さに気づいてもらいたい」（スマートフォン事業推進室　木戸博也担当部長）と意気込む。電子書籍ストア「2Dfacto(トゥ・ディファクト)」も進化中だ。また、今後スマートフォンへの展開が進む、次世代高速通信規格LTEも、ブロードバンドへのニーズに着実に応えていける大きな強みとなる。 　そして、スマートフォンの営業戦略で忘れてはならないのが、顧客満足度だ。 “アンドロイド時代”を迎え、アプリケーションを開発する側の自由度が増す分、「自らアプリをアドオンできるか」（木戸氏）ユーザーのITリテラシーへの依存度は高まる。売りっぱなしにされては、多くのスマートフォン難民が発生するのは必至だ。 　ドコモは2007年度に既存顧客重視の戦略に転換し、お客様満足度向上に向けて「社長以下、全社一丸となってあらゆる顧客接点をブラッシュアップしてきました」(広報部　五味寛幸氏)。サービス内容、品質、コストのほか、営業窓口の対応やアフターサービスなど、きめ細やかな視点で各種取り組みを継続、データ通信および法人部門では2年連続、個人向けでも2010年度に第1位を獲得した（J.D.パワー アジア・パシフィックによる顧客満足度調査、および日経BPコンサルティングモバイルデータ通信顧客満足度調査より）。 　セーフティネットが確実に整備されているドコモなら、というユーザーの安心感は、スマートフォン市場の間口を広げる。 　携帯電話市場のビジネスモデルは、垂直型から水平型へと移行し、電話会社はネットワークレイヤーでしか生き残れないと危惧する声もある。だがドコモはあえてそのような時代にいち早くSIMロック解除にも打って出る。 「あらゆる業態とアライアンスを組み、お客様に最高のサービスを提供することが一番の強み」(仲田氏)であるという業界の雄は、iモード以来の新たな巨大市場を切り開くのか。 　端末、ネットワーク、アプリから顧客サービスまで、隙がないドコモの雄姿に、新しい時代の大きな期待が集まる。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kiji cont01 clearfix" style="margin-top:25px;"><div id="attachment_7970" class="wp-caption alignleft" style="width: 310px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/03/no43_business_docomo_ph01.jpg" alt="この春注目の機種「Xperia arc」。アンドロイド2.3を搭載し、映像やゲームの処理能力が向上した。「Sakura Pink」（左端）をはじめ全3色展開" title="Xperia arc" width="300" height="190" class="size-full wp-image-7970" /><p class="wp-caption-text">この春注目の機種「Xperia arc」。アンドロイド2.3を搭載し、映像やゲームの処理能力が向上した。「Sakura Pink」（左端）をはじめ全3色展開</p></div></p>
<h4>スマートフォン市場での<br />デザイン戦略が本格化</h4>
<p>　各社から次々と新機種が登場し、スマートフォンにも選択肢が広がってきた。<br />
　中でもこの春、NTTドコモが開発した新機種には、他のスマートフォンユーザーも心を奪われたことだろう。スマートフォンは、従来型に比べてスペックの面では格段に便利ではあるものの、選択肢が限られていたために、重さや大きさ、デザインなどの面で、満足度が低かった事実は否めない。<br />
「2008年からウィンドウズモバイル、ブラックベリーと、法人向けのスマートフォンを中心に展開してきました。当初はITリテラシーの高いお客様が中心でしたが、現在は広く多くの人々に享受していただけるサービス化を目指しています。バリエーションがあって、自分にぴったりのスマートフォンが見つかるような商品ラインナップを考えています」（NTTドコモ プロダクト部　仲田正一担当課長）。<br />
「Xperia」（ソニー・エリクソン・コミュニケーションズ製)は、「どこでもだれでも情報が取れるという面白さを知ってもらいたい」（仲田氏）という思いから、初めてスマートフォンを「エンターテインメント」と位置付けた。先進的なユーザーが中心となったが、ボディカラーに紫色を投入したことにより、女性の支持が高まったという。<br />
　そして3月24日に発売された「Xperia arc」。春を感じさせる「Sakura Pink」が美しい。背面だけでなく、ディスプレイの周りもピンク色だ。ほかにも「Midnight Blue」と「Misty Silver」があり、3色から選べる。最薄部8.7mmのスリムでエレガントなフォルムだ。従来よりも映像やゲームの処理能力が向上したアンドロイド2.3を搭載し、深いブラックを追求した「Clear Black Panel」は、色鮮やかな画像や映像が浮かび上がるような美しさを表現する。4.2インチフルWVGAディスプレイは、外でも明るく見える大画面だ。さらに「モバイルブラビアエンジン」を搭載、くっきり鮮やかな映像表現を可能にしている。810万画素のオートフォーカスカメラは、高感度・低ノイズで撮影できるという。<br />
　同時に発売された「MEDIAS N-04C」（NECカシオモバイルコミュニケーションズ製）にも注目。ポケットに入れても存在を感じさせないほどの、世界最薄7.7mm、105gというスーパースリムボディと、高い位置からの落下や擦傷などに対する優れた耐性を持ち合わせているのが大きな魅力だ。<br />
　スマートフォン市場でデザイン戦略も本格化、これまで敬遠してきた保守的な従来型ユーザーがスマートフォンに切り替える分岐点となりそうだ。すでに飽和している従来型携帯電話市場に、ドコモのこれらの新ラインナップは、新たな風穴を開けることになるだろう。</p>
</div>
<div class="kiji cont01 clearfix"><div id="attachment_7971" class="wp-caption alignright" style="width: 213px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/03/no43_business_docomo_ph02-203x300.jpg" alt="ドコモのスマートフォン向けポータルサイト「ドコモマーケット」。新着やおすすめ、ジャンル別に厳選されたアプリが紹介される" title="ドコモマーケット" width="203" height="300" class="size-medium wp-image-7971" /><p class="wp-caption-text">ドコモのスマートフォン向けポータルサイト「ドコモマーケット」。新着やおすすめ、ジャンル別に厳選されたアプリが紹介される</p></div></p>
<h4>「隙がない」ドコモのサービス</h4>
<p>「特長がないのが特徴」と言われるドコモ。言い換えれば、全方位を堅実に固めていると言える。iモードによって培われたコンテンツ開発力を活かし、昨年4月から始めたドコモマーケットについては「アンドロイドマーケットから600程度のコンテンツをセレクトし、iモード時代にはなかった面白さに気づいてもらいたい」（スマートフォン事業推進室　木戸博也担当部長）と意気込む。電子書籍ストア「2Dfacto(トゥ・ディファクト)」も進化中だ。また、今後スマートフォンへの展開が進む、次世代高速通信規格LTEも、ブロードバンドへのニーズに着実に応えていける大きな強みとなる。<br />
　そして、スマートフォンの営業戦略で忘れてはならないのが、顧客満足度だ。<br />
“アンドロイド時代”を迎え、アプリケーションを開発する側の自由度が増す分、「自らアプリをアドオンできるか」（木戸氏）ユーザーのITリテラシーへの依存度は高まる。売りっぱなしにされては、多くのスマートフォン難民が発生するのは必至だ。<br />
　ドコモは2007年度に既存顧客重視の戦略に転換し、お客様満足度向上に向けて「社長以下、全社一丸となってあらゆる顧客接点をブラッシュアップしてきました」(広報部　五味寛幸氏)。サービス内容、品質、コストのほか、営業窓口の対応やアフターサービスなど、きめ細やかな視点で各種取り組みを継続、データ通信および法人部門では2年連続、個人向けでも2010年度に第1位を獲得した（J.D.パワー アジア・パシフィックによる顧客満足度調査<法人・個人>、および日経BPコンサルティングモバイルデータ通信顧客満足度調査より）。<br />
　セーフティネットが確実に整備されているドコモなら、というユーザーの安心感は、スマートフォン市場の間口を広げる。<br />
　携帯電話市場のビジネスモデルは、垂直型から水平型へと移行し、電話会社はネットワークレイヤーでしか生き残れないと危惧する声もある。だがドコモはあえてそのような時代にいち早くSIMロック解除にも打って出る。<br />
「あらゆる業態とアライアンスを組み、お客様に最高のサービスを提供することが一番の強み」(仲田氏)であるという業界の雄は、iモード以来の新たな巨大市場を切り開くのか。<br />
　端末、ネットワーク、アプリから顧客サービスまで、隙がないドコモの雄姿に、新しい時代の大きな期待が集まる。</p>
</div>
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		<title>KDDI 満を持してスマートフォン市場に登場</title>
		<link>http://www.buaiso.net/business/economy/6096/</link>
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		<pubDate>Tue, 11 Jan 2011 03:00:45 +0000</pubDate>
		<dc:creator>SH</dc:creator>
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		<category><![CDATA[企業]]></category>
		<category><![CDATA[経済]]></category>
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		<category><![CDATA[ネットワーク]]></category>

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		<description><![CDATA[「未来へ行くなら、Androidを待て。」 LADY GAGAを起用したセンセーショナルな広告に挑戦的なキャッチ。予約（Web経由の購入宣言）は30万台に上った。ガラパゴスケータイ、略して「ガラケー」とも呼ばれる従来型携帯電話端末において、ガク割やダブル定額などの斬新な料金プラン、着うたをはじめとしたユニークなコンテンツをいち早く導入し、業界を席巻したKDDI。ところがスマートフォン市場では出遅れ、他2社の後塵を拝した。iPhoneの爆発的ヒットでソフトバンクの圧勝という幕開けになった日本のスマートフォン市場。満を持して市場に登場したKDDIはどのような攻勢に出るのだろうか。 スマートフォンへのソフトランディングと差別化 　従来型携帯電話端末とスマートフォンには明らかに違いがある。従来型に搭載された機能がそのままスマートフォンにあるとは限らず、ノスタルジーに取りつかれるスマートフォンユーザは意外と多い。KDDIはこの溝を丁寧に埋め、従来型からスマートフォンへのソフトランディングのために周到な環境を整えた。スマートフォン初のおサイフケータイの他、ワンセグ、赤外線通信、eメール(@ezweb.ne.jp)、デコメ、Cメール、緊急地震速報など、従来の機能を引き継ぎたいというユーザのニーズを細やかに満たしている。 　その上で問われる差別化。なぜauのスマートフォンでなければならないのか、明確なメッセージに共感されなければ手に取られない。「だからこそルックアンドフィールに徹底的にこだわりました」とKDDI株式会社コンシューマ事業本部サービス・プロダクト企画本部　プロダクト企画部長　石井隆宏氏は自信をのぞかせる。auらしさとは何よりもデザインへのこだわりだ。INFOBARをはじめとした4作品がニューヨーク近代美術館（MoMA）に永久収蔵されるなど、au design projectはデザイン性の高い端末を輩出し続けている。スマートフォンにもその持ち味を引き継ぎ「細部にまで魂を込める」（石井氏）と意気込む。 　まずはディスプレイ。10年11月26日に発売されたIS03はシャープ製で、その高精細液晶が特徴だ。画面ドット数は960×640と従来の2倍の解像度があり視野角が広い。特筆すべきはメインディスプレイのほか画面下部のタッチボタン部分がメモリ液晶になっている点だ。折りたたみ型の外部サブ画面のように不在着信などを表示可能で、画面を点灯させないと逃した着信が見えないiPhoneに対する優位性である。 　そして色。多くの人が鮮やかなオレンジ色に目を奪われただろう。「オレンジというカラーは挑戦でした。スマートフォンの世界では黒というイメージしかなかったので、有彩色を採用することについては社内で議論が分かれました」（石井氏）。だが慎重論は杞憂に終わる。予約状況を見るとオレンジが一番人気だという。auシンボルカラーのオレンジを多くのユーザが選んだという現実は、巷のiPhone人気に踊らされることなく、auのスマートフォンを忍耐強く待ち続けたauユーザの期待を反映しているかのようだ。 　さらにはユーザインタフェース（UI）やフォントにまでこだわった。携帯電話に特化したデザイン集団Ocean Observations（本社スウェーデン）が、ホーム画面やメニュー画面にあらゆる工夫を施している。ユーザが独自にU I のカスタマイズを楽しめるのはiPhoneにない魅力だ。フォントは読みやすさに定評のあるモリサワフォントを採用した。 　また、IS03、04というハイエンドモデルだけではなく、IS05、06といったカジュアルに持てるラインナップも用意した。スマートフォンの世界でプロダクト・ポートフォリオを組んだ戦略的な商品展開である。スマートフォンとの付き合い方に幅を持たせユーザの裾野を広げる。auの企画力の強さが垣間見られる。 Androidが創り出す新しい世界 　いよいよ手にしたauのスマートフォン。Androidを通じてどんな世界を見せてくれるのだろう。 　10年11月下旬に一挙にリリースされた12種類のアプリは次の通りだ。「きせかえtouch」「au Smart Sports Run &#38; Walk」「au Smart Sports Karada Manager」「au Smart Sports Fitness」「au one GREE」「au one Brand Garden」「au one ショッピングモール」「au one モバオク」「au one ナビウォーク」「au one 助手席ナビ」「au one　ニュースEX」「じぶん銀行」。従来型において人気の高いアプリが並ぶ。 　注目したい新しいアプリが二つある。一つは「jibe」。mixi、GREE、Twitter、Facebookなどソーシャルメディアのサービスプロバイダは増え続け、今や1人当たり平均で4つのアカウントを持つといわれる。「jibe」は16のサービスプロバイダのアカウントを一つのアプリで自由自在に利用でき、今まで携帯電話では実現できなかったコミュニケーションスタイルを実現する。 　そして田中孝司社長自ら「禁断のアプリ」と形容する「Skype」も採用した。世界で最も利用されている、5億人を超えるユーザをもつ音声通信ソフトウェアで、Skype利用者同士の通話は無料となる。auのSkypeサービス用アプリ「Skype au」は11年11月末まで全世界のSkypeユーザへの通話料を無料にする。期限付きとはいえキャリア公認というこの「英断」は業界を震撼させた。音声サービスを生業にしてきた通信キャリアが、無料電話のサービスプロバイダと業務提携したのである。だが、ネット利用が多いスマートフォンの拡充により、加入者一人あたりの月間売上高（ARPU）で、11年度にデータ通信が音声を上回ると同社は見込む。自らの収益構造の変化を織り込み、禁断の領域に積極的に打って出る。KDDIらしいアグレッシブな勢いだ。 　11年3月末までにau one marketで180タイトルのアプリを用意する予定と石井氏は語る。「Androidは審査がないオープンな世界なだけに危ういアプリもたくさんあります。au one marketは、お客様に安心して安全にご利用いただくことを使命とします。フィルタリングの設定はもちろん、KDDIが直接お客様に請求するキャリア課金というシステムを採用することで利便性と安全性を確保し、楽しく便利なアプリをお客様に提供していきたいと思っています」。 　 マルチデバイス、マルチネットワークの時代へ 　 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kiji cont01 clearfix">
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「未来へ行くなら、Androidを待て。」<br />
LADY GAGAを起用したセンセーショナルな広告に挑戦的なキャッチ。予約（Web経由の購入宣言）は30万台に上った。ガラパゴスケータイ、略して「ガラケー」とも呼ばれる従来型携帯電話端末において、ガク割やダブル定額などの斬新な料金プラン、着うたをはじめとしたユニークなコンテンツをいち早く導入し、業界を席巻したKDDI。ところがスマートフォン市場では出遅れ、他2社の後塵を拝した。iPhoneの爆発的ヒットでソフトバンクの圧勝という幕開けになった日本のスマートフォン市場。満を持して市場に登場したKDDIはどのような攻勢に出るのだろうか。<br />
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</div>
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スマートフォンへのソフトランディングと差別化<br />
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<p>　従来型携帯電話端末とスマートフォンには明らかに違いがある。従来型に搭載された機能がそのままスマートフォンにあるとは限らず、ノスタルジーに取りつかれるスマートフォンユーザは意外と多い。KDDIはこの溝を丁寧に埋め、従来型からスマートフォンへのソフトランディングのために周到な環境を整えた。スマートフォン初のおサイフケータイの他、ワンセグ、赤外線通信、eメール(@ezweb.ne.jp)、デコメ、Cメール、緊急地震速報など、従来の機能を引き継ぎたいというユーザのニーズを細やかに満たしている。<br />
　その上で問われる差別化。なぜauのスマートフォンでなければならないのか、明確なメッセージに共感されなければ手に取られない。「だからこそルックアンドフィールに徹底的にこだわりました」とKDDI株式会社コンシューマ事業本部サービス・プロダクト企画本部　プロダクト企画部長　石井隆宏氏は自信をのぞかせる。auらしさとは何よりもデザインへのこだわりだ。INFOBARをはじめとした4作品がニューヨーク近代美術館（MoMA）に永久収蔵されるなど、au design projectはデザイン性の高い端末を輩出し続けている。スマートフォンにもその持ち味を引き継ぎ「細部にまで魂を込める」（石井氏）と意気込む。<br />
　まずはディスプレイ。10年11月26日に発売されたIS03はシャープ製で、その高精細液晶が特徴だ。画面ドット数は960×640と従来の2倍の解像度があり視野角が広い。特筆すべきはメインディスプレイのほか画面下部のタッチボタン部分がメモリ液晶になっている点だ。折りたたみ型の外部サブ画面のように不在着信などを表示可能で、画面を点灯させないと逃した着信が見えないiPhoneに対する優位性である。<br />
　そして色。多くの人が鮮やかなオレンジ色に目を奪われただろう。「オレンジというカラーは挑戦でした。スマートフォンの世界では黒というイメージしかなかったので、有彩色を採用することについては社内で議論が分かれました」（石井氏）。だが慎重論は杞憂に終わる。予約状況を見るとオレンジが一番人気だという。auシンボルカラーのオレンジを多くのユーザが選んだという現実は、巷のiPhone人気に踊らされることなく、auのスマートフォンを忍耐強く待ち続けたauユーザの期待を反映しているかのようだ。<br />
　さらにはユーザインタフェース（UI）やフォントにまでこだわった。携帯電話に特化したデザイン集団Ocean Observations（本社スウェーデン）が、ホーム画面やメニュー画面にあらゆる工夫を施している。ユーザが独自にU I のカスタマイズを楽しめるのはiPhoneにない魅力だ。フォントは読みやすさに定評のあるモリサワフォントを採用した。<br />
　また、IS03、04というハイエンドモデルだけではなく、IS05、06といったカジュアルに持てるラインナップも用意した。スマートフォンの世界でプロダクト・ポートフォリオを組んだ戦略的な商品展開である。スマートフォンとの付き合い方に幅を持たせユーザの裾野を広げる。auの企画力の強さが垣間見られる。
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<div id="attachment_6204" class="wp-caption alignright" style="width: 270px"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2011/01/kddi260.png" alt="Android au LADY GAGA" title="Android au LADY GAGA" width="260" height="168" class="size-full wp-image-6204" /><p class="wp-caption-text">LADY GAGAを起用したセンセーショナルな広告は大きな反響を呼んだ</p></div></p>
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Androidが創り出す新しい世界<br />
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<p>　いよいよ手にしたauのスマートフォン。Androidを通じてどんな世界を見せてくれるのだろう。<br />
　10年11月下旬に一挙にリリースされた12種類のアプリは次の通りだ。「きせかえtouch」「au Smart Sports Run &amp; Walk」「au Smart Sports Karada Manager」「au Smart Sports Fitness」「au one GREE」「au one Brand Garden」「au one ショッピングモール」「au one モバオク」「au one ナビウォーク」「au one 助手席ナビ」「au one　ニュースEX」「じぶん銀行」。従来型において人気の高いアプリが並ぶ。<br />
　注目したい新しいアプリが二つある。一つは「jibe」。mixi、GREE、Twitter、Facebookなどソーシャルメディアのサービスプロバイダは増え続け、今や1人当たり平均で4つのアカウントを持つといわれる。「jibe」は16のサービスプロバイダのアカウントを一つのアプリで自由自在に利用でき、今まで携帯電話では実現できなかったコミュニケーションスタイルを実現する。<br />
　そして田中孝司社長自ら「禁断のアプリ」と形容する「Skype」も採用した。世界で最も利用されている、5億人を超えるユーザをもつ音声通信ソフトウェアで、Skype利用者同士の通話は無料となる。auのSkypeサービス用アプリ「Skype au」は11年11月末まで全世界のSkypeユーザへの通話料を無料にする。期限付きとはいえキャリア公認というこの「英断」は業界を震撼させた。音声サービスを生業にしてきた通信キャリアが、無料電話のサービスプロバイダと業務提携したのである。だが、ネット利用が多いスマートフォンの拡充により、加入者一人あたりの月間売上高（ARPU）で、11年度にデータ通信が音声を上回ると同社は見込む。自らの収益構造の変化を織り込み、禁断の領域に積極的に打って出る。KDDIらしいアグレッシブな勢いだ。<br />
　11年3月末までにau one marketで180タイトルのアプリを用意する予定と石井氏は語る。「Androidは審査がないオープンな世界なだけに危ういアプリもたくさんあります。au one marketは、お客様に安心して安全にご利用いただくことを使命とします。フィルタリングの設定はもちろん、KDDIが直接お客様に請求するキャリア課金というシステムを採用することで利便性と安全性を確保し、楽しく便利なアプリをお客様に提供していきたいと思っています」。<br />
　
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マルチデバイス、マルチネットワークの時代へ<br />
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<p>　<br />
　忘れてはならないのがネットワークだ。固定、3G、CATV、WiMAX、WiFiとありとあらゆる手段を有するマルチネットワークがKDDIの強みである。<br />
「携帯電話端末の進化はある程度行きついてしまっており、最近では、カメラの高画素化とデバイスの高度化のみでライフスタイルを大きく変えるような進化ではなく、結局は料金競争に陥らざるを得ませんでした。一方、スマートフォンは小型パソコンのようなもの。スマートフォンを持つ人が増えれば、新しい使い方によって生活はもっと便利になるでしょう。Androidは自由に開発することができるオープンなOSなので、家電などに組み込みやすく互換性があります。テレビ、PC、ブルーレイ、スマートフォン、タブレット端末など複数のデバイスがマルチネットワークでつながることで、したいことが、したい時間に、使いたいデバイスでできるという環境がようやく整います」(石井氏)。<br />
　法人向けサービスでも、スマートフォン出現によってクラウド型ソリューションが一気に開花すると石井氏は見込む。「クラウドという構想がなかなか実現しにくかったのは、デバイスがボトルネックだったからかもしれません。日本でスマートフォンを活用したマルチネットワークがフルに活かされたオープン系クラウド型モバイルソリューションがいち早く成功すれば、海外の市場でも競争力のある強力な存在になるはずです」。<br />
　一方でAndroid上でのアプリ市場は未熟だ。iPhoneに搭載されたiOS上で機能するアプリ市場「App Store」には及ばない。さらにはOSがオープンであるがゆえに有象無象のアプリが混沌としている現状は、壁であり、リスクでもある。KDDIの課題はau one marketの成熟化である。つまり、アプリ開発者とのエコシステムをいかに醸成していくかにかかっている。オープン化の時代、アイデアからリリースまでの時間が圧倒的に短くなり、従来とは比較にならない勢いで参加者が世界中から集まるだろう。強力なアプリで新たなビジネスモデルを生み出すことが、市場の勢力図を塗り替える大きなカギだからこそ、キャリアとアプリ開発者との関係をどう構築するのか、今後注目しなければならない。<br />
「iPhoneに勝てるかどうかのパラメータはいろいろあります。商品のクオリティやデザインの勝負だけではありません。今後サポート＆サービスを通じてのユーザの経験が蓄積されていきます。つまり買い換えという次のステップの時、我々がお客様に何を提供できるかが勝負です。新しいデバイス上で、競争を通じてサービスを進化させていくことが重要になってくるでしょう」(石井氏)。<br />
　NTTドコモが11年末に次世代高速通信LTE（ロング・ターム・エボリューション）対応のスマートフォンを発売することに対抗し、KDDIは11年度早々に3Gの4～5倍の高速通信が可能なWiMAX対応のスマートフォンを国内初で発売するなど積極攻勢に打って出る。KDDIのお家芸であるネットワークは、スマートフォン時代の幕開けとともにこれまで以上に生命線となる。しかしながら、充実のネットワークとデバイスだけでは新しい価値は生まれない。アプリケーションという高いレイヤーでの競争に勝ち抜いてこそ、KDDIは我々に価値をもたらし、未来を創り出す。<br />
　成功体験のあるKDDIに、新たな未来を期待したい。
</p></div>
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		<title>Addicted to Connected　 スマートフォン元年の総括と展望</title>
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		<pubDate>Tue, 11 Jan 2011 03:00:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>SH</dc:creator>
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		<description><![CDATA[気がつけば巷にスマートフォンが溢れている。「直感的」というフレーズに何度も煮え湯を飲まされてきたアーリーアダプターが待望の良き伴侶を見つけた、それが2010年のスマートフォン元年だ。この冬は雨後の筍のように次から次へと新製品が顔を出している。日本と世界の携帯電話市場では何が起きているのか、今後の課題は何か。ビジネスパーソンが知っておくべき事項を、ソフトウェア開発者としての視点も含め、BUAISOがピックアップした。 あらためてスマートフォンとは 　スマートフォンの厳密な定義は難しい。大雑把にくくれば、 1. 比較的オープンなOS（オペレーティングシステム、基本ソフトウェアとも呼ばれる）、2 . 比較的オープンなアプリ開発・配布・インストール環境、 3. 通話機能、中速・高速データ通信回線、4.フルブラウザ搭載、5. 高クロックCPU、タッチパネル、各種高機能センサー搭載のデバイス、あたりを列挙できる。ただ「ガラケー」とも呼ばれる日本の従来型携帯電話端末（フィーチャーフォン）は独自進化を遂げてきたので上記の大部分を満たし、十二分にスマートである。従来型端末と区別するため1.通話機能および中速・高速データ通信回線、2. OSがiOS、Android、Windows Mobile 、RIM/BlackBerry、Symbian（一部）のいずれか、3. タッチパネル搭載、と簡易的に覚えよう。 国内スマートフォン市場　月間売上台数の三分の一に 　日本国内におけるスマートフォン利用率は09年の4％から10年の9％へと大きく伸びた。（インプレス調べ　図表1）。また同社がスマートフォン利用者を対象に調査した使用機種ランキングでは、スマートフォン人気を一気に爆発させたiPhone4を含むiPhone3機種が上位にランクインするが、NTTドコモのXperiaが3位に、10位までにウィルコムやauなども姿を見せる（図表2）。 　最近の月間売上台数で見るとスマートフォンの勢いがより明らかだ。BCNの調査では10年11月の携帯電話全体の販売台数に占めるスマートフォンの比率は35.5％に達し、過去最大だった10月の33.1％を2.4ポイント上回った（図表3）。主要3キャリアの中ではauの伸びが目立つ。機種別では10年11月に発売されたauのIS03がトップとなった（図表4）。10月まで4カ月連続1位だったiPhone4（32G）は2位となり、同16Gモデルが続く。上位10機種のうち半数がスマートフォンを占めた。10年後半に各社がAndroid搭載端末のラインナップを拡充させ、11年のスマートフォン市場は激戦が予想される。 世界の携帯電話端末市場　スマートフォンは19.3％ 　世界市場に目を移す。NTTドコモが今年春にもSIMフリー端末を発売し、通信キャリアと端末のつながりが疎になり、キャリアフリー、ボーダレス化への動きが本格化する。国内の通信キャリア、端末メーカーは世界規模の競争に勝ち残ることができるだろうか。 　米ガートナーの調査によると、10年第3四半期における世界の携帯電話販売台数は4億1700万台で前年同期と比べて35％増加した。そのうちスマートフォンは前年同期比で93％増加し、全体の19.3％を占めた。OSとしてAndroidとiOSを搭載した機種が市場を牽引した結果、スマートフォン市場におけるアップルのシェアが前回調査で上位だったBlackBerryを販売するRIM（カナダ）を凌いだ。またAndroidは世界第2のOSへと急伸した（図表5）。端末メーカーで見ると、上位3社はノキア、サムスン電子、LGと前回と同じ顔ぶれだが、アップルがRIMを凌いでTOP5入りを果たした（図表6）。またスマートフォン市場の急拡大に加えて、新興国における「ホワイトボックス製品」と呼ばれる3G機能未搭載の安価な端末の売上拡大が、全体の売上台数を押し上げている。成長を遂げた中国を出て、インド、ロシア、アフリカ、ラテンアメリカに市場が広がり、依然として需要が強い。5年後10年後の経済成長後には高機能携帯端末が普及するエリアになるだろう。おそらくその頃には普遍的な端末となっているのでスマートフォンとは呼ばれていないはずだ。 スマートフォンへのシフト、コミュニケーションの変化 　携帯電話の使用目的は電話以外にシフトしている。インプレスが行った調査では、10年には42.9％が「1日に1回も通話しない」と回答し、また通話時間は8割近くが「10分未満」であった。そしてメール利用時間は「10分未満」が半数を超え、決して多くはない。 　また同社が従来型端末、スマートフォン、iPadなどのタブレットPC利用者に対して、過去3カ月に利用したインターネットサービスを尋ねた調査では、スマートフォンユーザは「ナビゲーションや地図」「動画」「Twitter」の項目で最も多かった。 　外出先で位置情報を利用して道案内を任せ、待ち時間にWiFiの大容量通信を利用して動画を楽しむなど、携帯電話、PC、インターネットが実現した「いつも情報につながっている」状態を、スマートフォンがより利用しやすくした。そして象徴的なのが昨年スマートフォンと同様に急拡大を見せたTwitterである。誰もが見える場所に140文字をつぶやき、誰かの反応を待つ。個人が1対1で向き合う通話やメールと異なり、多くの友人や他人と広く緩やかに、そして同時多発的に迅速につながる。スマートフォンの画面視認性や操作性の向上により、SNSやTwitterなど同時多数とのコミュニケーションに遷移した。 　いつも情報や誰かにつながっていること――「Addicted to Connected」。携帯電話、PC、インターネットが人々の願望をかなえてさらに大きな願望を生み出した。スマートフォンはその大きな願望をもかなえようとしている。 　スマートフォン躍進の最大の推進力はもちろん、一般ユーザである。「画面の解像度が高くて、発色がきれい」(32歳女性、小売)、「TwitterやSNSに便利」(26歳女性、不動産)、「外回り営業中にGPS地図やPCサイト閲覧をよく使う」(31歳男性、商社)といった肯定的な意見が多い。中には「仕事をしているように見える」「時代に乗り遅れないように」といった疑問符がつく声もあるが、これも含めてスマートフォンへの潮流の変化が本物のように見える。 巨大すぎる新参者（アップル、マイクロソフト、グーグル） 　スマートフォンの神髄であるOS開発はアップル(世界時価総額ランキング2位、2010年末時点)、マイクロソフト(同5位)、グーグル(同23位)の3社でしのぎを削る。いずれも従来型携帯電話端末開発にはほとんど関与せず、PC分野で培った技術やナレッジを惜しみなくスマートフォンに投入し、市場拡大を牽引する。各社それぞれ何億人ものユーザ、何百万という開発者、幾度にわたるユーザビリティ研鑽という層の厚さは他の追随を許さない。Windows Mobile では先行者でありながら周回遅れ感が否めないマイクロソフトもWindows Phone7を海外でリリースした。劣勢を力技でカバーする幾多の実績があるだけに今後の動向は気になる。 垂直モデルのiPhone 、水平モデルのAndroid端末 　アップルは強い。OS、ハードウェア、ソフトウェア・コンテンツの三位一体を高レベルで開発、融合できる唯一無二の企業である。もともとMacはクリエイティブ分野のユーザ層が多いイメージあるが、BSD UNIXベースのMac OS Xのリリース（01年）、Intel CPUの採用（05年）により高レベルなアプリケーション開発者およびITエンジニアを巻き込んだ。洗練されたモバイルPCが多機種ある日本市場と違い、海外ではデザイン、リーズナブルな価格、モバイル性能でアップル製のMacBook系以外の選択肢が限られているのも開発者に選ばれた一因だろう。　 　ステップアップ誘導も上手だ。iPodは01年に発売、iPod Touchを07年に投入し、そのユーザエクスペリエンスを08年で爆発的にヒットしたiPhone 3Gにつなげた。Mac、PC上のiTunesアプリケーションを介してモバイル端末をリンクする手法は既存のMac販売という市場を維持したまま、新市場の開拓を可能にした。加えてアップルはメモリ、小型高精度ディスプレイ、バッテリーの世界最大級の需要家でもあり、類似するデバイスの大量投入は部品購入単価の著しい削減をもたらす。音楽、アプリといったコンテンツに洗練されたデザインとユーザインタフェース、リーズナブルなデバイス、魅力的なハードスペックと万人に受け入れられる魅力を最適なタイミングで投入するビジネスモデルは、すべてが絡み合った多重螺旋構造で進化を続けている。 　グーグルも受けて立つ。検索からの広告表示が最大の収益源である以上、グーグルがコントロールできるディスプレイ(PC、携帯電話)を確保することは至上命題である。多大な開発費を投入しているAndroid OSを無償で展開することで、多くの通信キャリア・端末メーカーに採用され、結果として世界中の人の目に、手に触れるのである。 　もともと多くの開発費を必要とするOS開発は携帯キャリアにとっても端末メーカーにとっても頭痛の種だった。際限なく性能アップを繰り返すチップ群や高解像度化が著しいディスプレイ対応、アプリやコンテンツの管理技術、GPSやカメラ、各種センサー群とのインタフェース開発、操作性を高める音声認識技術など膨大な技術領域を各社で対応するにはもう限界である。その上、ユーザの期待値は高く、短期間で実現しなければならない。したがって、OSおよび各種インタフェースを含んだプラットフォーム開発はグーグルが担い、デバイス連携の独自の機能やルックアンドフィール、キラーアプリケーション開発は通信キャリアもしくは端末メーカーが担うという水平分業は理にかなっている。通信キャリアにもマーケットプレイスを提供し、グーグル自身がキラーデバイスを作らないという端末メーカーにも配慮した対アップル共同戦線は今のところ広く受け入れられている。グーグルの完成度の高いリファレンスモデルが浸透し、各社のフレーバーを身に纏って、2011年はAndroidが百花繚乱となる。 　アプリケーション開発者の視点から見れば、iPhoneおよびiOSは端末機種、機種、OSともバージョンが少なく、アップルそのものがハードウェアを含めてコントロールしているため開発がしやすい。ただし、開発言語であるObjective-Cと開発環境Xcodeは経験が少ない場合には慣れが必要だ。一方、Androidは端末メーカーに実装を委ねられているため、数多くの派生バージョンを生み出す。アプリケーション開発者はメジャーな機種に対応するのに加えて、亜種の動作確認にも目を配る必要があり、開発の手間が増える可能性がある。ただし、開発言語は携帯電話向けアプリの開発や企業アプリケーション開発にも利用されているJAVA言語で、開発環境として定評のあるEclipseを主に使用するため開発効率もよく、Androidを搭載した多くの端末対応も案外スムーズにいくかもしれない。悩んだ際の「グーグル先生※」は強力なサポーターだ。また、アプリ審査のないAndroid Marketはアプリ開発者にとって大いに魅力的だ。ちょっとしたアイデアと少しの技術で迅速にアプリ展開を可能にする。 ※疑問が生じた際にグーグルで検索をすると、なんらかの解を得るケースが多い。その集合知を擬人化して一般的にグーグル先生と称する Android生態系に期待 　グーグル主導のAndroid生態系は共存共栄のバランスをうまく演出している。OS、サービス・マーケット、アプリ、デバイスとそれぞれ急速な進化を続けるこの数年ではこの枠組みは固く維持されるだろう。ビジネス、コンシューマー分野を問わず、すべてのサービスがクラウドに移行しつつあり、モバイル端末が高速かつ安価で接続できることも、この世界の盟主であるグーグルに追い風である。この培養地で力をつけたものが究極体と言われる次の4G帯を牽引することになる。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="kiji cont01 clearfix">
<strong><br />
気がつけば巷にスマートフォンが溢れている。「直感的」というフレーズに何度も煮え湯を飲まされてきたアーリーアダプターが待望の良き伴侶を見つけた、それが2010年のスマートフォン元年だ。この冬は雨後の筍のように次から次へと新製品が顔を出している。日本と世界の携帯電話市場では何が起きているのか、今後の課題は何か。ビジネスパーソンが知っておくべき事項を、ソフトウェア開発者としての視点も含め、BUAISOがピックアップした。<br />
</strong></p>
</div>
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<h4>あらためてスマートフォンとは</h4>
<div id="attachment_6031" class="wp-caption alignright" style="width: 270px"><a href="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/12/smartphone1large.jpg"target=”_blank”"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/12/smartphone1small.jpg" alt="スマートフォン階層図" title="スマートフォン階層図" width="260" height="114" class="size-full wp-image-6031" /></a><p class="wp-caption-text">スマートフォン階層図（画像クリックで拡大表示）</p></div>
<p>　スマートフォンの厳密な定義は難しい。大雑把にくくれば、 1. 比較的オープンなOS（オペレーティングシステム、基本ソフトウェアとも呼ばれる）、2 . 比較的オープンなアプリ開発・配布・インストール環境、 3. 通話機能、中速・高速データ通信回線、4.フルブラウザ搭載、5. 高クロックCPU、タッチパネル、各種高機能センサー搭載のデバイス、あたりを列挙できる。ただ「ガラケー」とも呼ばれる日本の従来型携帯電話端末（フィーチャーフォン）は独自進化を遂げてきたので上記の大部分を満たし、十二分にスマートである。従来型端末と区別するため1.通話機能および中速・高速データ通信回線、2. OSがiOS、Android、Windows Mobile 、RIM/BlackBerry、Symbian（一部）のいずれか、3. タッチパネル搭載、と簡易的に覚えよう。
</p></div>
<div class="kiji cont01 clearfix">
<h4>国内スマートフォン市場　月間売上台数の三分の一に</h4>
<p>　日本国内におけるスマートフォン利用率は09年の4％から10年の9％へと大きく伸びた。（インプレス調べ　図表1）。また同社がスマートフォン利用者を対象に調査した使用機種ランキングでは、スマートフォン人気を一気に爆発させたiPhone4を含むiPhone3機種が上位にランクインするが、NTTドコモのXperiaが3位に、10位までにウィルコムやauなども姿を見せる（図表2）。</p>
<p>　最近の月間売上台数で見るとスマートフォンの勢いがより明らかだ。BCNの調査では10年11月の携帯電話全体の販売台数に占めるスマートフォンの比率は35.5％に達し、過去最大だった10月の33.1％を2.4ポイント上回った（図表3）。主要3キャリアの中ではauの伸びが目立つ。機種別では10年11月に発売されたauのIS03がトップとなった（図表4）。10月まで4カ月連続1位だったiPhone4（32G）は2位となり、同16Gモデルが続く。上位10機種のうち半数がスマートフォンを占めた。10年後半に各社がAndroid搭載端末のラインナップを拡充させ、11年のスマートフォン市場は激戦が予想される。</p>
<div id="attachment_6033" class="wp-caption alignleft" style="width: 270px"><a href="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/12/smartphone2zu1L.jpg"target=”_blank”><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/12/smartphone2zu1s.jpg" alt="図表1　スマートフォンの利用状況" title="図表1　スマートフォンの利用状況" width="260" height="80" class="size-full wp-image-6033" /></a><p class="wp-caption-text">図表1　スマートフォンの利用状況（画像クリックで拡大表示）</p></div>
<div id="attachment_6035" class="wp-caption alignleft" style="width: 270px"><a href="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/12/smartphone2zu2L.jpg"target=”_blank”><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/12/smartphone2zu2s.jpg" alt="図表2　スマートフォン使用機種ランキング" title="図表2　スマートフォン使用機種ランキング" width="260" height="185" class="size-full wp-image-6035" /></a><p class="wp-caption-text">図表2　スマートフォン使用機種ランキング（画像クリックで拡大表示）</p></div>
<div id="attachment_6037" class="wp-caption alignleft" style="width: 270px"><a href="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/12/smartphone2zu3L.png"target=”_blank”><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/12/smartphone2zu3s.png" alt="図表3　携帯電話全体に占めるスマートフォン比率" title="図表3　携帯電話全体に占めるスマートフォン比率" width="260" height="124" class="size-full wp-image-6037" /></a><p class="wp-caption-text">図表3　携帯電話全体の販売台数に占めるスマートフォンの比率　2010年10～11月　（画像クリックで拡大表示）</p></div>
<div id="attachment_6039" class="wp-caption alignleft" style="width: 270px"><a href="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/12/smartphone2zu4L.png"target=”_blank”><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/12/smartphone2zu4s.png" alt="図表4　携帯電話月間販売台数ランキング2010年11月" title="図表4　携帯電話月間販売台数ランキング2010年11月" width="260" height="200" class="size-full wp-image-6039" /></a><p class="wp-caption-text">図表4　携帯電話月間販売台数ランキング2010年11月　（画像クリックで拡大表示）</p></div>
</div>
<div class="kiji cont01 clearfix">
<h4>世界の携帯電話端末市場　スマートフォンは19.3％</h4>
<p>　世界市場に目を移す。NTTドコモが今年春にもSIMフリー端末を発売し、通信キャリアと端末のつながりが疎になり、キャリアフリー、ボーダレス化への動きが本格化する。国内の通信キャリア、端末メーカーは世界規模の競争に勝ち残ることができるだろうか。<br />
　米ガートナーの調査によると、10年第3四半期における世界の携帯電話販売台数は4億1700万台で前年同期と比べて35％増加した。そのうちスマートフォンは前年同期比で93％増加し、全体の19.3％を占めた。OSとしてAndroidとiOSを搭載した機種が市場を牽引した結果、スマートフォン市場におけるアップルのシェアが前回調査で上位だったBlackBerryを販売するRIM（カナダ）を凌いだ。またAndroidは世界第2のOSへと急伸した（図表5）。端末メーカーで見ると、上位3社はノキア、サムスン電子、LGと前回と同じ顔ぶれだが、アップルがRIMを凌いでTOP5入りを果たした（図表6）。またスマートフォン市場の急拡大に加えて、新興国における「ホワイトボックス製品」と呼ばれる3G機能未搭載の安価な端末の売上拡大が、全体の売上台数を押し上げている。成長を遂げた中国を出て、インド、ロシア、アフリカ、ラテンアメリカに市場が広がり、依然として需要が強い。5年後10年後の経済成長後には高機能携帯端末が普及するエリアになるだろう。おそらくその頃には普遍的な端末となっているのでスマートフォンとは呼ばれていないはずだ。</p>
<div id="attachment_6041" class="wp-caption alignleft" style="width: 270px"><a href="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/12/smartphone2zu5L.png"target="_blank"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/12/smartphone2zu5s.png" alt="図表5　世界におけるスマートフォンのプラットフォームシェア" title="図表5　世界におけるスマートフォンのプラットフォームシェア" width="260" height="329" class="size-full wp-image-6041" /></a><p class="wp-caption-text">図表5　世界におけるスマートフォンのプラットフォーム（OS)シェア　（画像クリックで拡大表示）</p></div>
<div id="attachment_6043" class="wp-caption alignleft" style="width: 270px"><a href="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/12/smartphone2zu6L.png"target="_blank"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/12/smartphone2zu6s.png" alt="図表6　世界における携帯電話端末の出荷数" title="図表6　世界における携帯電話端末の出荷数" width="260" height="252" class="size-full wp-image-6043" /></a><p class="wp-caption-text">図表6　世界における携帯電話端末の出荷数　（画像クリックで拡大表示）</p></div>
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<div class="kiji cont01 clearfix">
<h4>スマートフォンへのシフト、コミュニケーションの変化</h4>
<div id="attachment_6045" class="wp-caption alignright" style="width: 270px"><a href="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/12/smartphone3.png"target="_blank"><img src="http://www.buaiso.net/wp-content/uploads/2010/12/smartphone3s.png" alt="従来型からスマートフォンへの変化" title="従来型からスマートフォンへの変化" width="260" height="140" class="size-full wp-image-6045" /></a><p class="wp-caption-text">従来型からスマートフォンへの変化はコミュニケーションの変化とも相関する（画像クリックで拡大表示）</p></div>
<p>　携帯電話の使用目的は電話以外にシフトしている。インプレスが行った調査では、10年には42.9％が「1日に1回も通話しない」と回答し、また通話時間は8割近くが「10分未満」であった。そしてメール利用時間は「10分未満」が半数を超え、決して多くはない。<br />
　また同社が従来型端末、スマートフォン、iPadなどのタブレットPC利用者に対して、過去3カ月に利用したインターネットサービスを尋ねた調査では、スマートフォンユーザは「ナビゲーションや地図」「動画」「Twitter」の項目で最も多かった。<br />
　外出先で位置情報を利用して道案内を任せ、待ち時間にWiFiの大容量通信を利用して動画を楽しむなど、携帯電話、PC、インターネットが実現した「いつも情報につながっている」状態を、スマートフォンがより利用しやすくした。そして象徴的なのが昨年スマートフォンと同様に急拡大を見せたTwitterである。誰もが見える場所に140文字をつぶやき、誰かの反応を待つ。個人が1対1で向き合う通話やメールと異なり、多くの友人や他人と広く緩やかに、そして同時多発的に迅速につながる。スマートフォンの画面視認性や操作性の向上により、SNSやTwitterなど同時多数とのコミュニケーションに遷移した。<br />
　いつも情報や誰かにつながっていること――「Addicted to Connected」。携帯電話、PC、インターネットが人々の願望をかなえてさらに大きな願望を生み出した。スマートフォンはその大きな願望をもかなえようとしている。<br />
　スマートフォン躍進の最大の推進力はもちろん、一般ユーザである。「画面の解像度が高くて、発色がきれい」(32歳女性、小売)、「TwitterやSNSに便利」(26歳女性、不動産)、「外回り営業中にGPS地図やPCサイト閲覧をよく使う」(31歳男性、商社)といった肯定的な意見が多い。中には「仕事をしているように見える」「時代に乗り遅れないように」といった疑問符がつく声もあるが、これも含めてスマートフォンへの潮流の変化が本物のように見える。</p>
</div>
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<h4>巨大すぎる新参者（アップル、マイクロソフト、グーグル）</h4>
<p>　スマートフォンの神髄であるOS開発はアップル(世界時価総額ランキング2位、2010年末時点)、マイクロソフト(同5位)、グーグル(同23位)の3社でしのぎを削る。いずれも従来型携帯電話端末開発にはほとんど関与せず、PC分野で培った技術やナレッジを惜しみなくスマートフォンに投入し、市場拡大を牽引する。各社それぞれ何億人ものユーザ、何百万という開発者、幾度にわたるユーザビリティ研鑽という層の厚さは他の追随を許さない。Windows Mobile では先行者でありながら周回遅れ感が否めないマイクロソフトもWindows Phone7を海外でリリースした。劣勢を力技でカバーする幾多の実績があるだけに今後の動向は気になる。
</p></div>
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<h4>垂直モデルのiPhone 、水平モデルのAndroid端末</h4>
<p>　アップルは強い。OS、ハードウェア、ソフトウェア・コンテンツの三位一体を高レベルで開発、融合できる唯一無二の企業である。もともとMacはクリエイティブ分野のユーザ層が多いイメージあるが、BSD UNIXベースのMac OS Xのリリース（01年）、Intel CPUの採用（05年）により高レベルなアプリケーション開発者およびITエンジニアを巻き込んだ。洗練されたモバイルPCが多機種ある日本市場と違い、海外ではデザイン、リーズナブルな価格、モバイル性能でアップル製のMacBook系以外の選択肢が限られているのも開発者に選ばれた一因だろう。　<br />
　ステップアップ誘導も上手だ。iPodは01年に発売、iPod Touchを07年に投入し、そのユーザエクスペリエンスを08年で爆発的にヒットしたiPhone 3Gにつなげた。Mac、PC上のiTunesアプリケーションを介してモバイル端末をリンクする手法は既存のMac販売という市場を維持したまま、新市場の開拓を可能にした。加えてアップルはメモリ、小型高精度ディスプレイ、バッテリーの世界最大級の需要家でもあり、類似するデバイスの大量投入は部品購入単価の著しい削減をもたらす。音楽、アプリといったコンテンツに洗練されたデザインとユーザインタフェース、リーズナブルなデバイス、魅力的なハードスペックと万人に受け入れられる魅力を最適なタイミングで投入するビジネスモデルは、すべてが絡み合った多重螺旋構造で進化を続けている。<br />
　グーグルも受けて立つ。検索からの広告表示が最大の収益源である以上、グーグルがコントロールできるディスプレイ(PC、携帯電話)を確保することは至上命題である。多大な開発費を投入しているAndroid OSを無償で展開することで、多くの通信キャリア・端末メーカーに採用され、結果として世界中の人の目に、手に触れるのである。<br />
　もともと多くの開発費を必要とするOS開発は携帯キャリアにとっても端末メーカーにとっても頭痛の種だった。際限なく性能アップを繰り返すチップ群や高解像度化が著しいディスプレイ対応、アプリやコンテンツの管理技術、GPSやカメラ、各種センサー群とのインタフェース開発、操作性を高める音声認識技術など膨大な技術領域を各社で対応するにはもう限界である。その上、ユーザの期待値は高く、短期間で実現しなければならない。したがって、OSおよび各種インタフェースを含んだプラットフォーム開発はグーグルが担い、デバイス連携の独自の機能やルックアンドフィール、キラーアプリケーション開発は通信キャリアもしくは端末メーカーが担うという水平分業は理にかなっている。通信キャリアにもマーケットプレイスを提供し、グーグル自身がキラーデバイスを作らないという端末メーカーにも配慮した対アップル共同戦線は今のところ広く受け入れられている。グーグルの完成度の高いリファレンスモデルが浸透し、各社のフレーバーを身に纏って、2011年はAndroidが百花繚乱となる。<br />
　アプリケーション開発者の視点から見れば、iPhoneおよびiOSは端末機種、機種、OSともバージョンが少なく、アップルそのものがハードウェアを含めてコントロールしているため開発がしやすい。ただし、開発言語であるObjective-Cと開発環境Xcodeは経験が少ない場合には慣れが必要だ。一方、Androidは端末メーカーに実装を委ねられているため、数多くの派生バージョンを生み出す。アプリケーション開発者はメジャーな機種に対応するのに加えて、亜種の動作確認にも目を配る必要があり、開発の手間が増える可能性がある。ただし、開発言語は携帯電話向けアプリの開発や企業アプリケーション開発にも利用されているJAVA言語で、開発環境として定評のあるEclipseを主に使用するため開発効率もよく、Androidを搭載した多くの端末対応も案外スムーズにいくかもしれない。悩んだ際の「グーグル先生※」は強力なサポーターだ。また、アプリ審査のないAndroid Marketはアプリ開発者にとって大いに魅力的だ。ちょっとしたアイデアと少しの技術で迅速にアプリ展開を可能にする。<br />
<br />
※疑問が生じた際にグーグルで検索をすると、なんらかの解を得るケースが多い。その集合知を擬人化して一般的にグーグル先生と称する
</div>
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<h4>Android生態系に期待</h4>
<p>　グーグル主導のAndroid生態系は共存共栄のバランスをうまく演出している。OS、サービス・マーケット、アプリ、デバイスとそれぞれ急速な進化を続けるこの数年ではこの枠組みは固く維持されるだろう。ビジネス、コンシューマー分野を問わず、すべてのサービスがクラウドに移行しつつあり、モバイル端末が高速かつ安価で接続できることも、この世界の盟主であるグーグルに追い風である。この培養地で力をつけたものが究極体と言われる次の4G帯を牽引することになる。
</p></div>
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