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ANAの新LCC、ブランド名Peachに決定!

全く新しいビジネスモデル

 あいさつに立った代表取締役CEO井上慎一氏は、日本とアジアとの架け橋となることをビジョンとし、安全・低価格・ジャパンクオリティーの3つをカスタマーに供給すると同社のミッションを語った。従来のコストを50%削減して低価格を実現するといい、現在調整中。どの程度インパクトのある価格が打ち出されるのかが楽しみだ。従来のプロダクトアウトアプローチのビジネスモデルではなく、顧客のニーズに合わせて形態を変えていくマーケットインのアプローチで、LCCビジネスモデルをプラットフォームとした新しいビジネスモデルの追求を目指す。また、井上氏自らがANA時代LCCを研究・視察したなかで目の当たりにした最新テクノロジーを随所に導入し、安全かつ低コストの運行を行う。人材に関しても、業界・国籍を問わず適材適所の採用を行い、革新的企業文化を形成していく。現在50人ほどの従業員がすでに稼働を始めているが、3分の1がANAからの転籍、3分の1が他業種(アパレル他各種メーカー、監査法人など)からの転職、残り3分の1がオーストラリア、アメリカ、イギリスなどのLCC勤務経験のある外国籍となっている。就航時までには200人ほどに従業員を増員する。

関西をベースとする日本初の航空会社

 関西は人口2000万人を抱える日本第2の経済圏であり、近隣には京都・神戸・奈良・和歌山など世界遺産を含め、観光資源が豊富にある。また主要運航機エアバスA320の飛行時間は4時間程度が限度。首都圏より約1時間もアジアに近い関西はアジアのリージョナル航空を目指すPeachにとっては、最適の場所。受け入れ側の関西国際空港株式会社福島社長も登壇し、LCC専用施設が建設予定であることを発表した。機能性・経済性・安全性に特化した専用ターミナルは今年夏に着工し、2012年下期オープン予定だ。諸外国のLCC専用ターミナルがそうであるように、国内・国際線同一ターミナル、乗客は徒歩でターミナルから機体まで移動する。30,000㎡の平屋建てになる予定で、内装はシンプルに極力建築コストを抑えるが、利用客に快適に待ち時間を過ごしてもらえるようレストラン・ショップ・免税店等は充実させるという。

左から株式会社産業革新機構 代表取締役社長 能見公一氏、Peach Aviation 株式会社 代表取締役CEO 井上慎一氏、全日本空輸株式会社 常務取締役執行役員 竹村滋幸氏

人々をつなげていくPeach

 Peachは“桃”であるが、新会社が意味するのは東洋で人気の果物という以外に、
Pan-asia…ボーダーレスに日本とアジアをつなぐ
Energetic…フレッシュなスタッフ、元気なサービス
Affordable…ムダを省いたお手軽プライス
Cute & Cool…今の日本を感じさせる新しいデザイン
Happy…誰でも気軽に旅立てる、ハピネス
の頭文字を合わせたもの。「ヒト」「モノ」「コト」をアジア間で交流させる、バーチャルではないリアルなネットワーキングの構築を目指している。
“Creating a new Pan-asia neighborhood”を合言葉に3年後には黒字化させると意気揚々だ。
 来年3月、関空―新千歳、関空―福岡、5月関空―仁川(韓国)を就航させるが、他の路線も現在調整中で順次発表される予定。


Peach Aviation株式会社
www.flypeach.com

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