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志+海外経験+営業能力= 日本のエコ商品や技術を国内外に発信・販売

志+海外経験+営業能力= 日本のエコ商品や技術を国内外に発信・販売

「身近な人に起業家はいません。学校の先生からは、『環境問題はボランティアでやりなさい』と言われました。両親は、私に医者か弁護士になってほしいと思っていたようです。でも、環境と経済は両立するべきで自分もやる、という持論を曲げたくはありませんでした」
 ここは東京都国立市。一橋大学を中心とする学園都市の住宅地に、一軒家を改装した株式会社エコトワザの事務所がある。代表取締役を務める大塚玲奈さん(33)は、肩の力が抜けた雰囲気ながらも意志の強さを感じさせる女性だ。
 エコトワザの業務内容は、社名が表す通り、自然循環の中で暮らしてきた日本古来の心(エコ)と技術(ワザ)を各地から集め、国内外に発信しつつ販売すること。言葉にすると簡単だが、その実践と継続には確固たる志と国内外でのコミュニケーション能力が必要だ。エコトワザの事務所にあるちゃぶ台で大塚さんと向かい合い、体験談とノウハウを聞き取ることにした。
「環境問題の解決にアクターとして関わりたいと思ったのは、10歳までニューヨーク州の自然豊かな郊外で育ったことが影響していると思います。帰国してからは日本がずっと嫌いでした。窮屈で汚くて……。でも、大学時代にバークレー校の国際学生寮で生活していたとき、自分がジャパニーズであることを意識させられて、日本文化を見直すきっかけになりました。都心を離れれば美しい自然があることも思い出しました。命をいただくという意味の『いただきます』など、日本には自然環境を考える文化的な素地があるんですね」


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大塚 玲奈(おおつか れいな)

1980年生まれ。10歳まで米国ニューヨーク州で育つ。一橋大学卒(在学中に米国カリフォルニア大学バークレー校に交換留学)。リクルートで住宅情報事業部にて営業や事業企画などを経験し、2006年株式会社エコトワザを設立。

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